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2021-02-13

ハンドメイドルアー制作・塗装に自宅用塗装ブースキット HS-E420DCK を購入してみた

エルドラドです。私は趣味でたまにルアーを作ったりすることがあります。4~5gぐらいの渓流用ミノーだったり直近で作ったのはバス釣り用のクランクだったり。

自分で作ったルアーで魚を釣るというのはとても楽しいのですが、自宅でルアーを作るうえで一つ悩みがありました。

自宅でエアブラシを使うには塗装ブースが必要

私がルアーを塗装する際にはタミヤのエアブラシを使って塗っていますが、塗装する場所に困っているのです。屋外で塗装すると塗装中にゴミや虫が付着することがありますし、単純に暑いとか寒いとか、湿気の問題だったりといろいろとめんどくさいことがあるわけですよ。なにより塗装するためにいちいち外に出るのがめんどくさい。

塗装するルアーの数とかどんなカラーにするかによっても全然違うんですけど結構時間がかかるのでできれば家の中で塗装したいわけです。かといって室内でエアブラシを使って霧状の塗料を噴射するとなると当然室内が汚れてしまいます。そこで、これまでは塗装するときだけキッチンの換気扇を段ボールで囲うように改造して簡易塗装ブースを作って塗装してました。

でもこれは非常にめんどくさくて、その都度いちいち段ボールとか新聞紙で養生しなければならないので毎回塗装の工程になるとこれが億劫でした。できれば椅子に座って机の上で作業したい。ウイスキーでもちびちびやりながら作業できれば尚最高!と言うことで、今回自宅用の塗装ブースなるものを購入してみました。

自宅用塗装ブースキット開封レビュー

こちらになります。スプレーブースキット HS-E420DCKというモデル。購入価格はAmazonで10,280円でした。

それではさっそく開封してみました。本体とダクト一式、そして電源ケーブルが1個、そして日本語の説明書が入っていました。

組み立ては非常に簡単。説明書を見なくても感覚でなんとなく分かる程度の分かりやすい構造でした。ダクトを締め付けるバンドを締めるために大き目のマイナスドライバー(プラスドライバーでも可)か8mmのソケットが必要です。

仕事デスクに設置してみました

それでは仕事机に設置してみました。思ったよりサイズがありますね。

本当はルアー作成専用の作業台があればいんですけどね。塗料とか工具を並べる棚とか作って。でも私の場合はルアーを作るのも年に2,3回程度なのでその都度組み立てて排気まで準備する必要がありますが、それほど億劫な作業ではありません。

ルアー作成専用の作業台があって塗装ブースを設置しっぱなしにする方は楽ですよね。購入以前に比べると格段に塗装の作業がやりやすくなったと思います。塗装しながら乾かしてる間にパソコンで軽く動画の編集…みたいなことができそうですし、飲みながらできるし。

気になる騒音と吸引力は?

うちはアパートなので作業中の音が気になってたんですけど、静かとは言えないですが夜中に使ってもお隣さんには聞こえないレベルの音です。噴射された塗料を換気扇で吸い込んでダクトを伝って窓の外に出ていくという感じ。

吸い込みの強さを見てみましょう。

エアブラシで塗装する分には十分すぎる吸引力だと思います。ただ、スプレー缶で一気に大量の塗料を噴射する場合はできるだけ奥のほうでやらないと不安かなって感じです。

あとはこの塗装ブースは組み立て式なので関節部分に隙間があります。吸引力は強いですがどうしてもこの隙間から絶対に漏れるので使うときはマスキングしたほうがよさそうですね。

今回購入した塗装ブースキットはこちら↓

塗装ブースキット HS-E420DCK を実際に使ってみた

自宅用塗装ブースキットを購入したことによって、購入以前に比べたら格段に作業効率が高まったと思います。

実は今新しくルアーを作ってる最中で、渓流用のシンキングミノーとアマゾン・ピーコックバス用の21gジャークベイトなんですけど、さっそくこれから塗装していきたいと思います。塗装ブースを使って塗装する様子は下の動画でご紹介しています。

乾燥時間含め約5時間ほど使用してみた。10,000円でこの性能、基本的には大満足しています。ただ2点だけ気になったことがありましたのでご紹介しておこうと思います。

問題1.排気の関係で窓の隙間から虫が侵入してくる

この塗装ブースではダクトの先を窓で挟んで排気します。そのため窓には5cmほどの隙間ができてしまいます。

この窓の隙間から小さな虫が侵入してくるという問題。今回は冬場(2月)の使用でしたのでそれほど虫が多い季節ではありませんでしたが、それでも部屋の中に小さな虫がたくさん侵入してきました。特に夜は部屋の光が漏れる窓にはたくさんの虫が集まってきます。夏場ともなると大嫌いな蚊やゴキブリなんかも…考えただけでも恐ろしいですね。窓の隙間にもマスキングするなど何かしらの対策が必要だと思います。

問題2.ダクトの継ぎ目からも霧状の塗料が漏れる

先ほども「この塗装ブースは組み立て式なので各関節部分から塗料が漏れると思う」と言いましたが、一点見落としておりました。本体とダクトを繋ぐ部分です。

本体とダクトの隙間からも霧状の塗料がわずかに漏れていました。塗装ブースをどかした後の机の上にも霧状の塗料が乗っかっていて絶望しましたが、濡れ雑巾でさっとひと拭きすると無事に元通り。大事には至りませんでしたが、今後はここにもマスキングをしたほうがよさそうです。

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