サップ・ゴムボートの穴開きエア漏れ修理には「シューグー」が最強
空気で膨らまして使うインフレータブルタイプのSUP(サップ)やゴムボートは必要な時だけ膨らまして使えるとても便利な乗り物ですが、誤って穴が開いてしまったら空気が抜けてしまうという最大のデメリットもあります。
サップに穴が開いてしまった
先日私もやってしまいました。サップで釣りをしていた時に大きなダツの尻尾にルアーが引っ掛かってしまい、サップに魚が一番近づくランディングのタイミングで牙だらけのクチバシがサップに当たって穴が開いてしまったのです。
サップフィッシングは大きな魚であればあるほどランディングが非常に難しいですね。ほとんどの魚のヒレにはトゲがあるし、魚種によっては鋭い牙を持つ魚もいます。今後はさらに気を付けたいと思います。
穴が開いたサップの修理に使う補修材
今回は穴が開いてエア漏れしてしまったサップの穴埋め修理方法をご紹介します。サップだけでなくゴムボートにも使えると思いますので参考にしてみてください。
今回はSHOE GOO(シューグー)というボンドを使います。シューグーは本来靴の補修材として穴が開いた靴底や擦り減った靴の補修に使われるもので、靴が擦り減りやすいスケートボードをやっている方にとっては欠かせないものらしいです。
色は白、黒、自然色の3色ありますが私は自然色(透明)を選びました。Amazonで購入するとシューグーの他にアイスの棒のようなものとヤスリが付いてきます。
エア漏れ箇所(サップの穴)を確認しよう
サップの修理をする前にまずは穴の状態や数を確認しましょう。目視では見落としがあるかもしれませんので、必ず空気で膨らませて食器用洗剤を混ぜた水を付けて確認することをお勧めします。少しでも空気が漏れている箇所があれば写真のように泡がプクプクと浮いてきます。
今回は大きく分けて2箇所。計7個の小さな穴が開いていることを確認しました。
おそらくダツのクチバシがこんな感じで当たってしまったんでしょう。
目視でも確認できるほどスパっと切られてしまっている穴もありました。穴を開けられたのがサイドフロートで本当によかった…。
シューグーでサップの穴埋め修理
エア漏れの原因となっている穴の状況が確認できたら、まずはシューグーを購入した時に付いてくる棒状のヤスリで下地を作ります。シューグーを塗るであろう場所からはみ出すようにある程度広範囲を軽く削って細かい傷をつけるイメージです。
この作業をしっかりしておかないとシューグーで補修した後にペリペリと剥がれてきてしまうのでお忘れなく。
ヤスリで削った際に出る削りカスや周辺の汚れをきれいに取り除き、シューグーを塗っていきます。開いた穴の中に練り込んでいくようなイメージで穴の周辺を広範に塗ってなじませます。
穴の上には少し厚めに塗りました。
シューグーの乾燥時間は約12時間~24時間。このまま触らずに1日ほど乾燥されれば完成です。シューグーはカチカチに固まるタイプのボンドではなく、固まると弾力があって柔軟性のあるゴムのような状態になります。そのため硬化後もある程度いろんな形に動かすことが可能。サップやゴムボートの修理には本当に便利だと思います。
空気を入れて丸1日放置してもエア漏れは確認できませんでした。無事穴埋め修理完了です。
サップやゴムボートの穴開き、空気漏れでお困りでしたら、SHOE GOO(シューグー)というボンドを使ってみてください。参考になりましたら嬉しいです。
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