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2021-10-22

SUPフィッシングが今後流行ると思う理由

今日はSUPフィッシングの魅力について話していこうかなと思います。とは言っても私がSUPフィッシングを始めたのは2021年9月からでまだ1ヶ月ちょっとしかやってないのでまだまだ気付いていないことも多いかとは思いますが、とりあえず今のところ感じているSUPフィッシングのメリットと、最後にデメリットについても触れていこうと思います。

SUPフィッシングはまだまだ認知されていない

まず、そもそもこのSUP(サップ)っていう言葉を聞いたり実際に見たりするようになったのって本当につい最近だと思うんですよね。もともとサーフィンとかカヤックみたいなマリンスポーツをやってる人ならもしかしたらずっと昔から身近にあったものなのかもしれませんが、私にとってはSUPっていうものの存在を知ったはつい2年ぐらい前だったと思います。宮古島に移住したということもあって毎日のようにそこらじゅうで見るようになりましたけど、移住する前に旅行者として宮古島に通ってた頃はそんなに見た記憶がありません。

さらにSUPで釣りをしている人なんて、それこそ今まで見たことありませんでした。YouTubeで「サップフィッシング」などのキーワードで検索してみるとサップで釣りをしているYoutuberさんが出てきますが、私がさっと調べた感じだとSUPフィッシングをメインテーマにしてるYouTuberさんはたぶん10人いないんじゃないかなって感じでした。もちろん私が探し切れていないだけでもっといるのかもしれませんが、検索でサッと出てくるのは10人以下って感じでしたし、チャンネル登録者が10万人以上いるSUP釣りYouTuberさんは見つからなかったので、他の釣りに比べるとまだまだ認知されてないジャンルなんじゃないかなと思います。でも私は実際にSUPフィッシングを始めてみて感じるんですけど、これから絶対に伸びるジャンルだと思います。その理由は…。

釣り禁止の場所が増える中、釣り場を制限されない

まず一番の理由は、釣り場を制限されないってことです。どういうことかと言いますと、最近って本当にどこに行っても釣り場がなくなってきてるじゃないですか。それにはいろんな原因があると思いますが、よく言われるのはゴミ問題ですね。釣り場には必ずと言っていいほど釣り人が捨てたゴミがあって、場所によっては本当にひどいことになってる所もあります。漁港とか野池とか、どんどん釣り禁止になっています。

誰の目にも明らかだと思うんですけど、釣り場ってこれ以上減ることはあっても増えることは絶対にないじゃないですか。釣りをする場所は今後減る一方なわけですよ。そうなると今釣りができる場所にたくさんの人が集まるので、以下のような問題に悩まされると思います。

  • 場所取り問題で釣り人同士のトラブルになる
  • 人が密集してる場所で周りに気を遣いながらストレスがたまる
  • 単純に人が多すぎて魚がスレる
  • 結果的に魚が釣れなくなる

そしてこれまで平気でゴミを捨てて他の釣り場を釣り禁止にしてきた人たちがまた別の場所でゴミを捨てるようになるので、このままだと遅かれ早かれオカッパリで満足に魚が釣れる場所って無くなるしかない流れなんですよね。もちろん釣り禁止になる原因はゴミだけではないですが。

そんな中、SUPがあれば釣り場は無限に広がるんですよ。

  • 朝一に場所取り合戦しなくてもいい
  • 誰にも邪魔されない場所に行ける
  • 魚が居る場所に行ける
  • おかっぱりより釣れる

今私たちが抱えている釣り場減少問題やストレスから完全に解放されるっていう点でSUPフィッシングはこれから絶対に伸びると思います。これがまず1つ目の理由。

気楽に沖に出られる

2つ目の理由は、かなり気楽に沖に出られるということです。沖に出るための方法としてはいろいろとあると思います。例えば遊漁船に乗る。これはその都度万単位でお金がかかるので頻繁に乗るのは難しいという人が多いんじゃないかなと思います。

あとはボートを購入するという方法。これは初期投資が結構かかるのと物によっては免許が必要になってくるし、船の管理って結構大変です。私も昔琵琶湖でバスボートを所有してたことがありますが、駐艇料だけでも年間16万円。ガソリンも1日5~6,000円ぐらいかかるし船の上げ下ろしにも毎回3,000円ぐらいかかります。エレキが壊れてみたり、バッテリーを新品で揃えてみたり。船はよく壊れるので結構ジャブ食らうんですよね。船の維持は結構大変です。

じゃあカヤックはどうなの?という話なんですけど、すいません。カヤックは所有したことがないので分かりません。カヤックはカヤックでめちゃくちゃ楽しそうですよね。特性で言うとSUPに似てるような気もしますが人口的にはSUPよりカヤックで釣りする人の方がいまのところ多いと思います。機動力も良さそうだしいろいろとカスタムできる。自分の釣りスタイルに合わせて改造できるっていう魅力があるかと思いますが、その分荷物が多くなって重量が重くなってしまうので車への積み込みとか釣り場への持ち運びが難しくなるっていうデメリットがあるかと思います。

その点SUPは本当に軽いので、一人でも釣り道具一式を一発で持ち運びができるという手軽さがあります。価格帯も幅があって2万円で買えるモデルもあるし、比較的手を出しやすいんじゃないでしょうか。

釣りだけじゃない最高の遊び道具

海が穏やかであれば立ち上がってキャスティングできるのもSUPのいいところ。いろんな釣りをすることができます。また、腰が痛くなったら体勢を自由に変えれるし、トイレも普通にできるし(男性限定)、泳ぎたくなったらそのまま海に飛び込んで再乗艇も楽だし、本当に最高の遊び道具だと思います。

保管場所に困らず楽に持ち運びできる

私が使っているインフレータブルタイプ(空気で膨らますタイプ)は使わない時に畳んでおけるので保管場所に困らないというメリットもあります。私が使っているSUPはSOUYU STICK(ソウユウスティック)のSDVENTUREというモデルですが、必要ない時は空気を抜いてくるくる折りたためば結構コンパクトになります。

だから収納スペースが少ないアパートに住んでいても保管場所に困らないし、飛行機で持ち運ぶこともできるっていうのはかなりのメリットかなと思います。来年実家に帰る時にでもSUPを一緒に持っていって琵琶湖でSUPフィッシングしてやろうと思ってます。

SUPのデメリットはパンクの恐れと風に弱いこと

ただ、デメリットがあることも確かですのでここからはインフレータブルサップで釣りをすることのデメリットを考えていこうと思います。

一番のデメリットはパンクする可能性があるということ。よく言われるのは釣り上げた魚の背びれが刺さって空気が漏れるという事故があるそうです。だから念のため水中でも使えるという強力なテープを買って常にライフジャケットの中に忍ばせてますが、魚の背びれぐらいだったら開く穴も小さいので空気が抜けきるまでに陸に戻ることはできるみたいです。問題は珊瑚とか尖った岩に擦れてしまった時。私は宮古島の比較的浅い場所で釣りをすることが多いので、干潮時とかにもしかしたら尖った岩が海面に出てくるかもしれません。それに気付かず普通に漕いでてざっくり破れてしまう可能性があるので、それはちょっと恐いですね。この点は完全にカヤックのほうに軍配が上がるんじゃないでしょうか。

あとはSUPフィッシングの天敵が風。SUPって本当にすぐ流されます。SUPも人も完全に水に浮いていてほとんど抵抗力が無い状態で風にあたるわけなので、吹いた風の分だけ流されます。今はアンカーを落として岩に引っ掛けながら釣りしてますが、帰りのこととかを考えると心配なので私は天気予報で風速5m以上吹くときは海に出ないようにしています。たかだか5m程度の風に左右されるというのはSUPの大きなデメリットだと思います。

もしかしたら今後いろいろと出てくるのかもしれませんが、SUPフィッシングを初めて約1ヶ月で感じたメリット・デメリットについて話してみました。少しでも参考になれば嬉しいです。

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