SUPフィッシングを初めて1年半、装備や最低限必要な道具をご紹介します
宮古島でSUPフィッシングを初めて約1年半が経ちました。私なりのサップフィッシングの装備をご紹介してみようと思います。サップフィッシングの装備は前にも1回ご紹介しましたが、あの時はまだサップフィッシングを始めたばかりで自分自身試行錯誤してた時だったし、あれから1年半経って「やっぱアレが必要だな」とか「やっぱコレは必要ないな」という感じでいろいろと装備が変わりましたので、2023年版の最新装備をご紹介したいと思います。これからサップフィッシングを始めようと考えている方にとって参考になるものが1つでもあれば嬉しいです。
SUPはSOUYU STICKのインフレータブルタイプ
まずは使っているサップなんですが、私のサップはSOUYU STICKのADVENTURE、奥さんのサップが同じくSOUYU STICKのSHIRAKABA 3RMというものでどちらもインフレータブル(空気で膨らまして使うタイプ)になります。
インフレータブルサップの最大のメリットとしては空気を抜いて小さく収納したり持ち運びできるということ。自宅に大きな庭とか倉庫がある方は問題ないかもしれませんが、アパートに住んでいたり、一軒家でもサップを置いておけるような場所がないっていう方も多いと思うので、そういう方にはインフレータブルタイプのサップが本当にオススメです。
でもその半面デメリットもあって、空気で膨らますということは穴が開いたら空気が抜けるということです。特に魚釣りをすると釣り針が刺さったり魚の背ビレが刺さったりして空気が抜けるという事例が結構あります。実は私も釣った魚の背ビレが刺さって穴が開いてしまったことがありました。現在は補修して直ってますが、そのような事故に備えて穴が開いた時に応急処置ができるような備えも必要になります。
ライフジャケット
ライフジャケットは万が一海に落ちてしまった時に命を守るためのものでサップフィッシングには必須のアイテムなんですが、ポケットがたくさんついているのでタックルボックス代わりになるという利点もあります。
私たちはサップフィッシングの装備を考えるにあたって、車から海まで一発で持ち運びができる量の荷物しか持って行かないようにしているので、釣り道具一式をライフジャケットに収納して身に着けることができるっていうのはかなり便利だし、持ち運びがかなり楽です。
このライフジャケットにはSOUYU STICKのロゴがついてますが、SOUYU STICKから出てるわけではなくて、Amazonとかでも普通に買える既製品にSOUYU STICKのワッペンを付けたものになります。私が使っているライフジャケットはこちら。
ポケットがたくさんあってルアーケースも余裕で収納できます。そして私は少しでも身軽に釣りに行きたいので財布は持って行かないようにしています。クレジットカードと免許証だけ入れて、現金は500円玉だけ持って行ってます。
スマホの防水ケース
サップで釣りしてる間はあんまりスマホを見ることはないんですけど、スマホは緊急時の連絡手段、言わば命綱になるものなので水没で壊れるということがないように念のためスマホ用防水ケースに入れて持って行ってます。
どれだけ気を付けて注意していても事故で死んでしまうという最悪のケースが無いとは言い切れません。そういう時にでもすぐに身元が分かるように自分の名前とか住所をメモして一緒に入れています。
応急処置用の強力テープ
サップフィッシングの最大のリスクは釣り針や魚のヒレが刺さってサップに穴が開いてしまうということ。万が一そんな事故が起きた時の応急処置用のテープを常備しておくことで気持ちに余裕ができます。
私が使っているのはゴリラテープというもので、ハサミが無くても手で簡単に千切れてしかも強力な接着力、耐水性もあるというもの。魚のヒレでプスっとやられた時にとりあえずこのテープを貼っておけば陸に帰ることはできます。ただ、完全に補修できるものではないためあくまで応急処置に使えるだけとお考え下さい。めったに使うものじゃないのでライフジャケットの背中のポケットに忍ばせています。
パドルとリーシュコード
パドルは分割できるような仕組みになっていて、元々は片方が取っ手になって漕ぐ部分が1つだけでしたが、両方パドルにしてカヤックのように座って漕げるようにしてます。やっぱりこっちのほうが釣りをする分には絶対的に便利ですね。
そしてパドルを海に落としてしまわないようにパドル用のリーシュコードを付けています。
釣りに夢中になっていていつの間にかパドルを海に落としてしまうという事故が結構あるらしく、もしそうなったら天候によっては陸に戻れなくなってしまう可能性があるのでこれは絶対に必須でしょう。
ただ1点後悔しているのがこの素材。サップで釣りをするのであればサップの上にはなるべく布製の物は置かない方がいいかもしれません。カエシ付きの釣り針などが引っ掛かったら結構厄介なので、ゴム製のリーシュコードがあればそっちを選んだほうがいいと思います。
オリジナル買い物カゴ
やっぱりサップフィッシングにはこういった買い物カゴが絶対的に便利です。一般的な買い物カゴだとサイズが大きいので、私はマーキュリーの買い物カゴ(少し小さなもの)を使ってます。
サップとの固定は100円ショップの自転車コーナーで売ってるゴムでパチッととめてます。
YouTubeで拝見する限りサップフィッシングされている方のほとんどが買い物カゴを利用されているみたいですが、皆さん自分のスタイルに合わせていろいろ工夫されているようで。私も自分なりにいろいろと改造して使ってます。
ロッドホルダーになるようにホームセンターの塩ビ管コーナーにあった1個40円のパーツを付けてみたり。最大で4本の竿を持って行くことができるように全部で8個取付しました。私の場合は基本的に竿は1本しか持って行かないんですけど、たまにルアーと餌と両方やる時があるので夫婦で2本ずつ、最大4本持っていける感じです。
あとはルアーローテーションを快適にするためのステーを付けてみたり、小物入れを付けてみたり。ペンチとかナイフとかを入れておくのに便利です。
買い物カゴの良いところは水に濡れていいものは全部ぶっこんでおけるということ。入水する時に脱いだサンダルを入れておいたり。暑くて泳ぎたくなった時とか根掛かりしたときに外しに行くためにシュノーケルセットや、釣った魚捌く時に使うまな板、軍手、水汲みバケツなど濡れてもいいものは全部このカゴに入れてます。釣りから帰ったらこのまま水洗いして置いておくことができるので、次の釣りにも忘れ物なくそのまま使えるっていう感じです。
カゴを購入する際はこのように底にも穴が開いているタイプをお勧めします。突然雨が降ってきた時とか、水洗いした後とかに底に水が溜まってしまうと厄介なので。
アンカー
これは必須です。私たちは水深10m以内の浅場でルアーのキャスティングをすることが多いので、良さげなポイントに留まっておけるように固定できるアンカーを使ってます。
ただ、このオレンジ色のロープだけは漁師用の強いロープに変えました。Amazonで買った時にもともと付いてた布製のロープは10回ぐらい使っただけで切れてしまったんです。宮古島で珊瑚とかギザギザの岩にアンカーを引っ掛けてるわけなので、当たり前と言えば当たり前なんですけど。なのでこのロープは私と奥さんのサップを繋いでおくために使用しています。
ランディングネット
続いてランディングネット。そしてランディングネットをサップにつないでおくためのタフネススパイラルコード。このセットは本当に気に入っています。
ご覧ください、このサイズ感。ネットの大きさも取っ手の長さもサップフィッシングには最適です。本当に最高です。そしてスパイラルコードはタフネススパイラルコードというもので、ちょっと値段はしますが全然錆びないし釣りには何かと使えてめちゃくちゃ気に入ってます。以前は一番短いショートというサイズを使ってました。でも現在はスーパーロング、一番長いサイズを使ってます。これはなぜかと言いますと、サップフィッシングで魚をランディングするためだけに使うなら全然ショートサイズで問題ないんですが、タイとブラジルに釣りに行った時に小さな小舟からボガグリップを落とさないように船に固定して使ってみたところ、ショートでは短く感じたのでスーパーロングを買ってみました。
コンパクトなのに伸ばすと2m以上も伸びるし、70kgの力まで耐えられる耐久性も兼ね備えていて大変気に入っています。ランディングネットとサップを繋いでおけば海に落下してもロストする心配がありません。
防水バッグ
こちらはZak-STORAGEの完全防水バッグ。ここに撮影用のハンディカムを入れてます。
以前はもう少し大きなタイプを使ってたんですけど、防水バッグの中には基本的にはハンディカムしか入れないということに気づき、現在はこの小さいサイズがちょうどいいかなと思います。肩掛けできて持ち運びも楽だし、カゴにも入るぐらいのサイズ感で大変気に入っています。
クーラーボックス
クーラーボックスは奥さんのサップに積んでいます。逆に言うと奥さんのサップにはシンプルにクーラーボックスしか載せません。
ここに飲み物とか食べ物を入れておいたり、釣った魚を持って帰る時にも使ってます。
サップフィッシングに使うクーラーボックスを購入する際にAOクーラーのソフトクーラーという選択肢も考えました。
保冷力が凄いというのはもちろんのこと、軽くて持ち運びも便利、高さがなくてサップの上でも安定しそうだし、サップフィッシングとの相性は良さそうだなと思います。しかし購入を見送った理由は、ソフトクーラーでは釣った魚を入れた時にヒレが刺さって内部に穴が開いてしまうんじゃないかと思ったからです。でも今でもずっと気になっている商品なのでいつか購入してしまうかもしれません…。
まとめ
こんな感じで私は夫婦でサップフィッシングを楽しんでいますが、とにかく車から海まで一発で持ち運びができる量の荷物しか持って行かないということにこだわっています。荷物のために何度も往復するのは単純に面倒だし、サップの上もなるべく広々使いたいですしね。これが宮古島でサップフィッシングを1年半やってみて、現在いきついたスタイルになります。
今回ご紹介したものの中で一つでもいいなと思うものがあれば真似してみてください。最後までご覧いただき有難うございました。
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