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2023-01-07

ビッグスイッシャー選びに絶対必要な視点

ビッグスイッシャー、完全にハマってしまった。あの爆発バイトがたまらなく面白い。先日のアマゾン遠征でも全日程の9割はスイッシャーを投げていたと思う。

ただ、20日間ほぼぶっ続けでスイッシャーを投げ続けて気づいたことが2つほどあるので記録として残しておきたい。

プロペラやヒートンがすぐに壊れる

ビッグスイッシャーというルアーは少し変わったルアーで、アクションさせるたびに大きなプロペラが勢いよく回って水面をかき回し、ジュッジュッジュッ!という気持ちのいい音をたてながら魚にアピールする。おそらくこの時にプロペラにはかなりの水圧がかかっていて、プロペラとヒートンの接点に摩擦が生じる

市販のスイッシャーに最初から装着されているヒートンは弱い金属が使われているのか、それこそ丸2日ほど使い続けると摩擦で削れて折れてしまうのだ。※アクションの強さや使用頻度によってかなり差はあると思う

水面でアクションしている時にヒートンが限界を迎えて折れてしまうとそのままプロペラは水没することになる。つまりヒートンが折れるとヒートンもプロペラも両方失ってしまうためルアー自体が使い物にならなくなってしまう。

そこで純正のヒートンを一度取り外し、日本のホームセンターで購入したステンレス製のビスで代用してみたら今度はプロペラのほうが先に削れて潰れるようになってしまった。下の画像の通りプロペラが回転するときに起きる摩擦によって見事に削れてしまっている。

でもこの潰れ方であればヒートン(ビス)自体は生きるためプロペラの交換のみで済む。だから私は基本的にこちらの組み合わせを使用していたのだが、20日間の釣りで計9個のプロペラが全く同じように削れて潰れてしまった。

予備プロペラ購入時の注意点

ここからが本題。先述した通りビッグスイッシャーを投げ続けるとどうしてもヒートンとプロペラの接点に生じる摩擦によってプロペラを失うことになる。個人差はあるだろうが私の場合は大体2日に1個程度のペースで新品に交換した。ブラジルの釣り具屋ではビッグスイッシャーのプロペラ単体で販売されていることからも、ビッグスイッシャーにとってプロペラは消耗品だと割り切ることにした。問題はここからだ。

潰れてしまった時の予備としてプロペラを購入する際、絶対に見落としてはいけないことがある。それはプロペラが回転する方向だ。私は絶対に右回転するプロペラをオススメする。

その理由は単純で、一部例外(逆ネジ)を除いて基本的にはこの世に存在するネジは右に回すと締まり、左に回すと緩むようになっている。おそらくルアーのヒートンも例外なく右に回すと締まるようになっていると思う。それにも関わらず市販されているスイッシャーのプロペラは左回転する構造になっているものがあるのだ。なぜなのか理由が分からない。嫌がらせか?

私はこの事実に気が付く前にスイッシャーのプロペラを何度か失った。魚がかかったわけでもないのにルアーをアクションさせているとヒートンごとプロペラが無くなってしまう。最初は原因がわからず不思議でたまらなかったのだが、よく見ると左回転するプロペラが混ざっていることに気が付いた。中には販売されているそのままの状態で元々左回転するプロペラが装着されているスイッシャーもある。

これだとアクションを続けるたびにプロペラが左に回転するため、その時に生じる摩擦が少しづつ少しづつヒートンを緩める方向に回してしまうのだ。

予備のプロペラを購入する際、そして市販のビッグスイッシャーを購入する際も必ずこの点は確認したほうがいい。プロペラは右回転するものを選ぶことをオススメします。

関連記事:スイッシャーの釣りは本当に過酷。リールのハンドルさえも折れます。

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