【エギング】餌木はただ巻きするだけでも釣れる!ただ巻きエギング爆釣法
まず最初に言っておきますと私はエギング初心者です。過去に3,4回ほどエギングに挑戦したことはありますが、いずれも坊主か釣れても300g以下の小さなサイズのみで「ん?ゴミに引っ掛かったかな?」という感じのやりとりしかしたことがなく、イカの強烈な引き(いわゆるイカジェット)というものを味わったことは一度もありませんでした。
そんな私でも先日タカヤさんに釣り方を習ったところいとも簡単に1kgオーバーのアオリイカを釣ってしまったので、その時のお話をしてみたいと思います。私の中にあったエギングのイメージが大きく変わる出来事となりました。
エギングはしゃくるのが当たり前と思っていた
アオリイカを狙った釣りにはいろんな釣り方があるかと思いますが、中でも大変人気で熱烈なファンも多いエギング。一般的にエギングと言えばエギをひたすらしゃくっては沈め、しゃくっては沈めを繰り返してイカを誘うというイメージが強いのではないでしょうか。現にそうしているアングラーが多いかと思います。
餌木にINGが付いたエギングというネーミングからも「餌木を積極的に動かす」という印象を受けます。しかしこれが初心者にとってはなかなか難しい。フォール中のわずかなアタリをとらなければならないため竿やリールもそれなりのものが必要になってきますし、初心者にとってエギングという釣法でアオリイカを釣るのはなにかと敷居が高いわけです。
エギのただ巻きでアオリイカは釣れる!しゃくらないエギング
しかし先日タカヤさんに教わったエギングは初心者の私にも非常に簡単で分かり易いものでした。その釣法とはなんとエギをしゃくらないというもの。
- エギを投げる
- 着水したら2,3回しゃくる
- 少し沈める
- 一定スピードでひたすら巻く
たったこれだけ。エギを投げてただ巻くだけでアオリイカは釣れると言うのです。
- エギングはエギをしゃくるのが当たり前
- エギングはフォール中のあたりをとる釣り方
こんな固定概念があった私にとって、エギのただ巻きでアオリイカが釣れるなんて信じられません。しかし目の前で実際に1.8kgという良型のアオリイカをいとも簡単に釣られてしまいました。
エギのただ巻き釣法について動画で解説してもらってますので是非ご覧下さい。
エギのただ巻きでアオリイカを釣ってみよう
さっそく私たちもしゃくらないエギングに挑戦してみました。結果から言うと、釣り開始わずか30分で1.2kgの良型アオリイカが釣れてしまったんです。
キャストして2回しゃくって少し沈めてただ巻き。教わった通りにやりました。一定スピードでリールを巻いていると突然ずっしりとした重みを感じすかさずフッキング。明らかに根掛かりではないと分かるアタリでした。例えるなら大きなビニール袋にひっかかったような感じ。フッキングを決めた瞬間にビュービューと出されるライン。鳴りやまないドラグ音。イカの引きというものを初めて経験しました。
その後リカにも大きなアタリがあったのですが、フッキングを決めても全く動かない。「うわ~根掛かりかぁ」とラインを弾いてエギを外そうとしているといきなりラインが走りだしたのです。根掛かりだと思っていたのは1.8kgのイカでした。
エギのただ巻きで釣れるイカのアタリは根掛かりのような感じです。コツコツとかゴンッというアタリではなく突然重くなって動かない。だから初心者にも分かり易いと思います。
エギのただ巻きでアオリイカを釣ってみて感じた、しゃくらないエギングのメリットをまとめてみました。
- 座って釣りができるので楽
- アタリが分かり易い
- 小さなアタリをとる必要がないので高価なタックルが不要
もちろん”しゃくる”ほうが反応がいい時もあるとは思いますが、エギング=しゃくる という固定概念をとっぱらって”ただ巻き”という選択肢も持っておいた方がいいと感じました。
今回のヒットエギ。
なによりポイントとタイミングが重要
エギのサイズや色、動かし方などいろんなことを考えなければならないエギングですが、釣果を上げるために最も重要なことはポイントとタイミングだと個人的には思ってます。今回はそのポイントに通いつめてイカが入ってくるタイミングをある程度予測できるタカヤさんに教わったため初心者の私たちでも簡単に釣ることができました。エギをただ巻きしたことこそが釣れた理由だ!ということではないでしょう。
「今日の潮と風の感じだと22:00~24:00の間に絶対に釣れるから見においで」
タカヤさんはそう宣言していました。そしてその読み通りの時間帯に1.1kg~1.8kgのアオリイカが4連発したんです。
お見事としか言いようがありませんでした。初心者に釣らせるのは難しい。おそらく長く釣りをしている人であれば共感してくれるかと思いますが、そんなエギング初心者の私たちにも1匹ずつ釣らせ、さらに自分は倍の2匹釣って腕の違いを見せてくれるというのは先生としてパーフェクト。
これだけ釣れたのはエギの色とか動かし方がどうこうというよりポイントに通い詰めてそのポイントのことを知り尽くしていることが最大の理由だと思います。イカが入ってくるポイントを知っていること。そして入ってくるタイミングも予測できる経験値があること。かっこいいですね。
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