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2025-02-04

GoPro完全終了!釣り用アクションカメラはDJI OSMO ACTION 一択で間違いない

今日は魚釣り動画を撮影したい方に本気でオススメしたい、DJI OSMO ACTION 5 PROというアクションカメラをご紹介してみたいと思います。

GoProはもう使いません

最近では釣りの動画を撮影してYouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSに投稿したいという方も増えてきて、釣り場で頭や胸のあたりに小さなアクションカメラを付けている人を見ることも多くなってきましたが、私が知ってる方のほとんどがGoProを使ってます。やっぱりGoProはアクションカメラというものを世に知らしめた先駆者ですし、私自身もGoProはHERO3の時からずっと使ってきました。

写真は私が初めて購入したアクションカメラ、GoPro HERO 3+ Black Editionの頃。

HERO 3→5→7→9→11→9というように1つ飛ばしで新商品に買い替えながらいままで8年愛用してきました。11の後に9にダウングレードした経緯に関しては後で詳しくお話するとして、私はGoProが大好きです。これまでもGoProがあったおかげで本当にたくさんの貴重な瞬間を映像に残すことができたし、今まで魚釣り系YouTubeチャンネルを運営できてきたのはGoProというアクションカメラがあったおかげだと言っても過言ではないと思っています。

私はGoProのファンです。そんな私が断言します。GoProはもう使いません。使う理由が見当たりません。

DJIがアクションカメラに革命を起こした

理由はもの凄くシンプルで、GoProよりも格段に良いカメラに出会ってしまったからです。DJI OSMO ACTION 5 PRO。いやぁ、一度このカメラを使ったらびっくりしますよ。

スノーボードとかスケートボード、自転車、バイクのように釣りとは別の用途で使う人に向けてのお話ではありません。もしあなたが魚釣りの映像を撮りたいのなら、もう迷わないでください。迷ってる時間が本気でもったいないです。OSMO ACTION一択。

これまでGoProを使って8年間釣りの映像を撮り続けてきた私が、釣りの映像を撮りたいならこれからはOSMO ACTION一択でいいと言いきります。

GoProは熱停止が酷すぎて使えない

まず最初に決定的な話をしておきたいと思います。そもそもGoProは長回しが必要な魚釣り動画を撮るのに全く向かないカメラです。私はこれまで3→5→7→9→11→9とGoProを買い替えながら8年間使ってきました。HERO 7までは熱停止ということはなかったような記憶ですが、問題はHERO 9以降。熱停止が本当に酷かったです。

GoProの熱停止とは?

GoProは撮影しっぱなしにするとバッテリーがどんどん熱を持ち、その温度が一定に達すると勝手に電源が落ちるような仕様になっています。これを一般的に熱停止とか熱暴走と言います。

熱停止するまでの時間は約20~30分程度。撮影をスタートして20~30分放置すると勝手に電源が落ちてしまいます。私はいろんな画角で撮りたかったので一番多い時でGoPro 9を3台同時に所有していた時がありましたが、その時は3台全部が20~30分程度で熱停止してたので個体差というよりはGoPro全体の問題なんだと思っています。

私は熱停止を防ぐためにGoProに直射日光を当てないよういろいろと試行錯誤してきました。

もしかしたら魚がヒットしてから撮影を開始してキャッチするまでの映像だけを撮ってる人は気が付かないのかもしれないですが、キャストからずっと撮影し続けているとGoProは確実に20~30分で電源が落ちます。

HERO 11がリリースされた時に改善されたかな?と思って2台購入し、それまで使ってきた9は全部売ってしまったのですが、11は私史上最悪でした。夏の宮古島で使っていたので気温も高いし日差しも強いのは百も承知の上で、それにしても本当に酷かったです。20分もたなかったです。2台とも。本当に使い物になりませんでした。だから結局メルカリで売却し、9を中古で2つ買い戻しました。なぜ9なのかというと、9から劇的に画質と手振れ補正の機能がよくなったからです。それが3→5→7→9→11→9という感じで11から9にダウングレードした経緯になります。

GoProが熱停止した時の対処法はあるの?

GoProが熱停止した時にバッテリーを取り外すと、手で持っていられないぐらい熱々になっています。その状態でまた電源を入れて撮影を開始しても30秒程度でまた熱停止して電源が落ちてしまうので、熱停止した時の対処法としてはバッテリーを交換するという方法以外にありません。常温のバッテリーに交換すればまた20分30分は撮影できます。

これは撮りっぱなしにした時の場合で、こまめに撮影をON,OFFしていればもう少し持ちます。それでもMAX1時間程度ですが…。例えばルアーを5回キャストするごとに1回撮影をOFFにして、もう1回ONにしてまた5回キャストして、みたいなことをすれば熱停止をある程度防ぎながらバッテリーの残量を使い切るまで撮影できたりもしますが、それでもGoProのバッテリーはフル充電の状態で1時間ちょっとしかもちません。1日に何回もバッテリーを交換しなければならないというわずらわしさがありました。

GoProは謎のバグが酷い

魚釣りって、魚がいつ釣れるか分からないので基本的にはずっと撮影してないといけないし、撮影のやり直しがきかないじゃないですか。スノーボードとかバイクのようなスポーツと違って、

  • 「ごめーん撮れてなかったら今のもう一回やって」
  • 「もう一回同じ魚釣って」

ということができないので、私の場合は頭にカメラを付けて基本的には全てのキャストを撮影しながら釣りをしているのですが、GoProはたまに撮れてないことがあるんです。原因不明のバグが多すぎるんです。

症状は様々で例えばフリーズ。撮影ボタンを押すと「ピッ」って音がなって撮影開始になるんですが、熱停止にならないように5回ぐらいキャストして、2,3分後ぐらいにもう1回ボタンを押すと、通常なら「ピピピッ」って音が鳴って撮影停止するはずなのに、うんともすんとも言わないことがたまにあります。要はフリーズしてる状態です。そうなったらもうタッチパネルもボタンも何も反応しません。いちいち頭からGoProを取り外してバッテリーを抜いて強制的に電源を落とさないといけないのです。

あとは撮影自体は上手くいったとしても自宅でデータをチェックしていたら、例えば3分の動画なのに最初の10秒ぐらいでいきなり映像が止まって残りの2分50秒は音声しか入ってないということもあるし、途中から映像が乱れてビリビリしたり。

さっきも言いましたが魚釣りはやり直しがきかないので、過去一の魚とか面白い釣れ方した時とかに不具合が起きて撮れてなかったとしたらたまったもんじゃありません。幸い私は今までに「ここぞ」という時にフリーズしたことはなかったですが、大物が釣れた時には常に「今フリーズしてないやろうなぁ」という恐怖心がありました。

ではなぜGoProを使い続けてきたのか?

これに関しては…GoProが好きだからとしか言いようがありません。いつまで経っても改善されない熱停止や原因不明のバグ。それでも昨年2024年いっぱいまでGoProを使い続けてきたのは、それでもGoProが好きだったからなんです。

ちなみに2025年2月現在最新機種のGoPro HERO 13 Blackも熱停止は改善されてないらしいです。どうした?GoPro?

DJIのSNS広告戦略にまんまとひっかかる

そんな中、Instagramでなにげなく誰かのリール動画を観ていたら、OSMO ACTION 5 PROの動画広告をよく目にするようになったんです。その動画広告はGoProの最新機種HERO 13とOSMO ACTION 5PROを比較する内容というのがやたら多く、おそらく認知度があるガジェット系動画配信者さんやインフルエンサーと組んでいるんだと思いますが、DJIは勝てる気しかしなかったんでしょうね。

GoProとOSMO ACTIONをぴったり隣で固定して映像の映り方とか細かい機能とかを比較していくっていう動画を各方面たくさんのクリエイターに作らせたんです。私はGoProのファンなので、OSMO ACTIONだけを宣伝している動画だったらもしかしたら観ていなかったかもしれません。一瞬で指ではじいて別の動画を観ていたかもしれないです。しかし、

  • 大好きなGoProが出ている
  • 比較されている
  • ちょうどGoProには失望して別のカメラを意識しだしていた

というのがあったのかもしれません。なんとなくそのDJIの動画広告を観てたら、もう気になって気になってしかたがなくなって、そこからYouTubeでガジェット系YouTuberさんの比較動画を10本ぐらい観ました。するとその全員が圧倒的にOSMO ACTIONの勝利という結論を出してました。

GoProに忖度している感じの方も居ましたが、基本的には満場一致でOSMO ACTION推しでした。そんな皆さんの動画を観ていると、確かにGoProを選ぶ理由が見当たらなく…ついにこの度GoProとお別れすることにしました。DJIのマーケティング、SNS広告戦略にまんまと絡めとられたって感じですかね。

DJIが超優秀!いつのまにか圧倒的な差を付けられたGoPro

2025年1月現在のアクションカメラは、

の3強だと思いますが、Insta 360 Ace Pro2は今回比較対象に入れていません。ここではあくまで魚釣り動画を撮影したい人に向けてお話しています。Insta360 Ace Pro2の一番の差別化としては跳ね上げ式のディスプレイだと思いますが、Vlog撮影やその他のスポーツには適していても魚釣りではほとんど使わない機能かと思いますし、他に比べてサイズが大きいので体のどこかに身に着けるカメラとしてはちょっと違うかなと思い今回は除外しました。

じゃあ魚釣りに適したアクションカメラはGoProかDJIの2択になってくるかと思いますが、映像制作のプロでもない限り、SNSに投稿したいとか記録用で撮影したいというモチベーションの人はDJI一択でいいです。それほど圧倒的な差をつけて現在のDJIはGoProより優れています。

DJI OSMO ACTION 5 PROは熱耐性が超優秀

魚釣りはどうしても長時間撮影することが多いですし、長回しすることもあるのでGoProのように熱に弱いということが本当に致命的な弱点になります。GoProとDJIの熱耐性は以下の通り。

  • GoPro HERO 13 Black -10℃~35℃まで使用可能
  • OSMO ACTION 5 PRO -20℃~45℃まで使用可能

OSMO ACTIONはGoProに比べて使用できる環境の幅が20℃も広いです。さらにOSMO ACTIONは熱停止しません。もしかしたら4Kで撮ったり設定によっては熱停止することもあるかもしれませんが、いつも私が撮っている2.7K 60P、手振れ補正をONにした状態では大丈夫で、まったく同じ設定でGoProのほうは20分~30分撮りっぱなしにすると熱停止してしまうんですが、OSMO ACTION 5 PROのほうは今のところ一度も熱停止したことがないです。試しに2時間撮りっぱなしにしても熱停止なし。本当に感動ものでした。

OSMO ACTION 5 PROはバッテリーの持ちが超優秀

バッテリーの持ちは使用環境や設定で多少変わってきますが、GoProのバッテリーは1時間ちょっとしか持たないのに対し、OSMO ACTION 5 PROは3時間~3時間半程度持ちます。解像度とかフレームレートの設定は同じで手振れ補正もきかした状態。いつも通りのやり方で撮影してもGoProに比べて3倍以上の違いがありました。

そしてOSMO ACTION 5 PROにはアドベンチャーコンボというバッテリーが3つ付いてくるパッケージがあるので、アドベンチャーコンボを購入すれば現地でのバッテリー充電なしで丸1日釣りを撮影できると思います。バッテリー1個で少なく見積もっても3時間撮影できるので3つで9時間。1日分の釣りは十分に撮り切れます。

OSMO ACTION 5 PROは操作感が超優秀

GoProも DJIも操作は基本的にタッチパネルで行ないます。GoProはタッチパネルの反応が本当によくなくて、操作しても1秒ぐらい遅れて動いたりとか、まったく反応しなかったりとか。5秒ぐらいフリーズしたりと結構ストレスに感じていました。しかしDJIはスムーズでサラサラ動くんです。明らかな違いを実感できます。

そしてDJIは前画面でも操作ができます。コレがめちゃくちゃ便利でした。GoProは前画面での操作はできません。

OSMO ACTION 5 PROは暗所性能が超優秀

暗所での撮影はDJIのほうが圧倒的に明るく鮮明に撮ってくれます。

映像の質という観点で話せば明るければいいという問題ではないのかもしれませんが、夜釣りの映像を撮りたい時などには明るくきれいに映ってくれたほうが遥かにいいので、これはかなり強みになってくると思います。

OSMO ACTION 5 PROはクイック撮影が超優秀

電源が落ちている状態でいきなり撮影ボタンを押したときの起動のスピードが全然違います。DJIはボタンを押した瞬間に撮影開始されますが、GoProは大体5~6秒遅れて撮影が開始されます。今すぐ撮りたいという時にはこの違いは大きいですよね。

OSMO ACTION 5 PROはマイクが超優秀

マイク、音声に関しては好き嫌いに個人差が生じると思いますが、個人的にはGoProよりもDJIの内臓マイクのほうがクリアな声に聞こえるかなと思います。GoProはどちらかというと声がこもっている印象。

そしてOSMO ACTION 5 PROを購入される際に同時購入することをオススメしたいのがDJI MIC MINIというワイヤレスマイクです。

この組み合わせの凄いところが、一度設定さえしてしまえばOSMO ACTION 5 PROの電源を入れてDJI MIC MINIをケースから取り出すだけで自動的に繋がってくれるというこの利便性。マイク2つまで同時接続できるので、2人で一緒に釣りする時でも400mまで離れた場所に居ても2人分の音声をしっかりと録音してくれます。しかも編集するときに2人の音声を別々に分けて、Aさんの音声だけ大きくしたり、Bさんの音声だけ削除したりという編集も可能。

もちろんレシーバーを接続すれば他社製品のハンディカムやスマホでも使うことができます。

OSMO ACTION 5 PROは内臓ストレージが超優秀

OSMO ACTION 5 PROには48GBの内臓ストレージが搭載されています。

MicroSDカードが無くても48GB分は撮影ができるので、万が一SDカードを入れ忘れてたって時とか、SDカードの容量がいっぱいになってしまったという時なんかに内臓ストレージに切り替えて使えるので、長回しする釣りには心強いかなと思います。

OSMO ACTION 5 PROは脱着が超優秀

OSMO ACTION 5 PROはGoProのマウントと互換性があります。既存のGoProユーザーを引き抜こうっていう魂胆だと思いますが、私たちGoProユーザーにとっても今まで使ってきたGoProのアクセサリーをそのままDJIでも使えるという、超ユーザーフレンドリーな作りになっていてWIN WINですね。

さらにクイックリリースという画期的な仕組みが採用されていて、カメラマウントからワンタッチで脱着が可能です。

GoProのようにいちいちネジを回して脱着しなくてもいいので、例えばネックマウントから自撮り棒に付け替えたい時にもワンタッチで取り替えることができます。

磁石でくっついて、さらにツメでカチッと固定されるのでよっぽど脱落してしまうということはないんじゃないかなと思います。ちなみにGoProも13からこのマグネット式のクイックリリース機能を導入したみたいなんですが、オプションで別途4,000円…。どうした?GoPro?

OSMO ACTION 5 PROは価格も最安値

これだけの違いがあるのにも関わらずですよ、DJIのほうがGoProより安く買えるんです。

現在GoPro HERO13が68,800円なのに対してOSMO ACTION 5 PROは55,000円。……いったいGoProを選ぶ理由がどこにあるのでしょうか。

釣り用アクションカメラはDJI一択で間違いなし

いろいろご紹介しましたが、一番はやっぱり熱停止しないし意味不明のバグもなく長時間撮影できる、これにつきます。長回しするしやり直しがきかない魚釣り動画を撮影するには絶対条件というか、最低条件だと思います。

画質に関しては全体の色味に多少違いがあります。GoProのほうがブルー系の色が強めでくっきり出てるような感じがあります。

それに対してDJIはグリーン系の色が鮮やかに映っているような感じがします。

ただ、これはどっちがいいっていう話ではなくて個人の好みの問題ですし、2つの映像を並べてはじめて「ちょっと違うかな」ぐらいのレベル。そして映像はアプリや編集ソフトでいくらでもいじれるので比較する意味はそんなにないかなと思っています。

アクションカメラに必須な手振れ補正機能に関しても実際2つの映像が並んでいないと素人にはほとんど違いなんて分からないレベルです。

そもそもYouTubeやSNSで動画を観ている人というのは画質の粗探しをしてるわけではありません。その動画の「内容」を観ているわけで、YouTubeを観ながら「これってGoProで撮った映像かな?DJIかな?」なんて考えてる人はアクションカメラの購入を比較検討している人だけです。私たちがターゲットとする動画の視聴者はGoProだろうがDJIだろうがまったく意識の外。どっちでもいいんです。

SNSの視聴者は映像の質を求めているのではなく、求めているのはコンテンツの質。その動画が面白いかどうかしか気にしてないと思うんですよ。

ほとんどの視聴者がスマホで観ているわけだし、素人が素人向けの映像を作るのに5.3K撮影なんて必要ありません。私が思うにGoProは映像制作の現場に立つプロの方たちをターゲットとしたアクションカメラなんだと思います。それに対してOSMO ACTIONはSNSにアップロードしたいという一般ユーザーをターゲットとしたアクションカメラだと思います。必要十分な画質や機能はもちろん揃えたうえで、10-bit D-Log Mモードとかっていうプロ向けの機能まで搭載しつつ、簡単な操作性とか利便性のおかげでストレスフリーで撮り続けることができる、そんなカメラになっています。

そりゃ5.3K撮影なんて求めてない我々一般ユーザーはDJI一択ですよ。私はこれまで8年間GoProを使ってきたGoProファンですが、映像のプロではない素人ユーザーとしての目線で、素人魚釣り動画制作者の目線で言わせてもらうと、GoProにはOSMO ACTIONよりも優れているところが一つも見当たりませんでした。というか私はGoProが狙ってるターゲット層の人間ではなかったんでしょうね。それにようやく気付きました。

というわけでアクションカメラを使い始めて9年目にしてようやく最高のカメラに出会うことができましたのでご紹介させていただきました。最後までご覧いただきありがとうございました。

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