GTがボコボコに釣れるタイの釣り堀 – GT FISHING PARK
2019年4月にこの釣り堀は営業終了・閉鎖されました。大変残念です。
世界的に有名な釣り堀がたくさんあるタイにまた新たな釣り堀がオープンしました。その名もGT FISHING PARK。名前の通りGT(ロウニンアジ)が釣れる釣り堀です。これまでタイのメジャー釣り堀の中ではGTが釣れる所がありませんでしたのでどんな釣り場か気になります。さっそく調査してきました。
GT FISHING PARKってどんな釣り場?
まずはGT FISHING PARKがどんなところなのか、どのようなシステムなのかについてご紹介します。
- 名称 : GT FISHING PARK
- WEBサイト : https://www.facebook.com/Gt-Fishing-Park-458811731160677/
- 営業時間 : 8:00~16:00(定休日なし)
- 対象魚 : GT(メッキ)、グルーパー
- 料金 : 1人につき 1,500バーツ
オープンして間もないこともありインターネット上にはほとんど情報公開されていませんし、公式ページ(Facebook)にも情報が乏しいため、まだまだ日本人にはほとんど認知されていないようです。私はたまたまインスタグラムで繋がっているタイの方に教えてもらい知ることができました。
バンコクからだと車で3時間も離れたラヨーンという地域にあることが唯一の難点です。ラヨーンは一般的に日本人が観光で訪れるような場所ではありません。
池はそれほど大きくなく水深も約1mほど。きれいな休憩所が計4箇所設置されていて、そこに荷物を広げて釣りができます。
水質は比較的クリア。太陽が照れば1mぐらい底が見えます。
釣り場にはたくさんのメーカーロゴが設置されています。協賛しているメーカーを表示しているのか?詳細については不明。
レンタカーで自走される場合は車も横付けできるので便利ですね。
釣り場から少し離れた所にトイレがあります。ただしあまり清潔感があるとは言えません。中腰にならないと頭を打ってしまうぐらい低い天井の小屋の中央に便器があります。トイレットペーパーは設置されていないのでトイレットペーパーやティッシュは持参されることをお勧めします。私はタイで釣りをする際は緊急事態に備えて常にレンタカーの中にトイレットペーパーのロールを入れています。
レストランはありませんが、クーラーの中に一杯入っている水は無料で飲みたい放題。水分補給の心配はありません。氷でキンキンに冷えています。ビールを持ってきてここで冷やしておくのもアリ。というか、そうすればよかった・・。
また、お昼になるとオーナーがバイクに乗って昼食を買ってきてくれました。そのためコンビニなどでご飯を買い込んでくる必要はありません。今回注文したのは日本人には定番のチャーハン(カオパット)。けっこう美味しいです。ちなみにこのランチは釣り料金に含まれています。
釣れる魚は主にGT(ロウニンアジ)。とは言っても「GT」と呼べるほど大きくないサイズが多く、ほとんどメッキ(GTの子供)です。最大で5kgぐらいまで放流されているんだとか。
その他、グルーパーやカスミアジなんかもたまに釣れるようです。
魚を釣るとオーナー(?)が写真を撮ってリアルタイムでFacebookにアップしてくれます。Facebookページで最近の釣果を確認できますのでチェックしてみてください。また、帰宅後にFacebookのメッセージを使って写真を何枚か送ってくれました。オーナーは陽気でとても親切な方です。
料金システムとルール
GT FISHING PARKの営業時間は8:00~16:00。定休日は無いようです。料金は1人につき 1,500バーツ(2018年2月現在の日本円で約5,000円)。
フックはバーブレスのシングルフックを使用しなければなりません。トリプルフックは使用不可。ソフトルアー(ワーム)の使用は可能ですが3インチ以上でないとダメみたいです。魚はオールキャッチ&リリース。
釣り方
GT FISHING PARKはルアーで簡単に釣れる釣り堀ではなさそうです。今回はたまたま朝一の時間帯で1匹釣り上げることができましたが、それ以外の時間帯はほとんどノーバイト。たまたま餌撒きとは関係なく釣れた魚も、今思えば餌撒きが行なわれる場所にミノーをキャストして、着水と同時に水面がモワッと反応。そこで2回ほど優しくトゥイッチを入れたら食ってきました。おそらく餌撒きと勘違いしたのでしょう。
やはりメインの釣り方は、他の釣り堀同様に餌撒きを行い簡単に釣らせるというアトラクション的な釣りといった印象でした。撒く餌は死んだアジ系の魚。生きたティラピアを撒いている時は全く反応しなかったのですが、アジに変えた瞬間に水面がボコボコです。
びっくりしたのがこの釣り堀は餌撒きを行なう時間が非常に長いということです。というか、ずっと撒き続けます。今回は11:00頃から餌巻きを開始し、営業終了の16:00までオーナーが付きっ切りで餌を撒き続けてくれました。
餌を撒けばあとは誰でも簡単に釣れます。オーナーが餌を撒くのと同時にルアーをキャストするだけですから。アクションは必要ありません。着水と同時に食ってきます。爆釣です。普通の人の5年分のGTを釣ることができます。
GTをバラしてもなんとも思わないなんて、普通じゃちょっと考えられません。だって10分に1匹ぐらいのペースで釣れるんですから・・。
ぶっちゃけ本当にどんなルアーでも釣れるのですが、強いて言うなら大きな着水音を立てられるルアーを使うことをお勧めします。例えばこんなギル型のルアーをあえて天高く真上に向かってキャストしてルアーの側面(平らになっている部分)を水面に思いっきり叩きつけるイメージ。着水音が大きいほうが、より食ってきました。使用したのはGEECRACKのブルーギル型のルアー「ギリング125」。
ま、とは言ってもGT FISHING PARKの餌撒き時は本当にどんなルアーでも釣れるので、使いたいルアーを使うのが一番です。こんな大きなポッパーでも釣れましたよ。
ランディング、針外しはオーナー、スタッフが行なってくれます。
正直GTと呼んでいいか迷うサイズではありますが、これだけたくさんのGTを1日で釣らせてもらえる釣り堀は他に無いのではないでしょうか。めちゃくちゃ楽しいです。メーカーさんがロッドやルアーの強度をテストするにはピッタリの釣り堀だと思います。
今回私が使用したタックルは以下。
- ロッド : アブガルシア(Abu Garcia) ワールドモンスター WMCC-654M MGS
- リール : アブガルシア REVO BIGSHOOTER COMPACT-L
- ライン : TORAY ソラローム ルアーPE 75m 5号
- リーダー : モーリス(MORRIS) ライン バリバス ショックリーダー ナイロン 80lb
今回の釣行では最大で5kgぐらいのGTが釣れました。これは胸を張って「GT」と呼んでいいのではないでしょうか。
数で言うと・・分かりません。一人あたり15~20匹ぐらい?それぐらいは釣れたと思います。誰でも簡単にGTの引きを楽しめる釣り堀「GT FISHING PARK」。是非一度訪れてみてはいかがですか?
初心者・観光客に優しい素晴らしい釣り堀
GT FISHING PARKはまだまだ日本人には認知されていませんが、日本人含む観光客の外国人に今後はどんどん人気がでてくるんじゃないかなと思いました。唯一バンコクから遠いという難点はあります。しかしそれにしてもGTをこんなにたくさん釣らせてもらえる釣り堀は他にありません。
そして何より私が素晴らしいなぁと思ったのはオーナーの「人柄」です。私は釣り堀選びでこれを結構重要視しています。お客さんに釣らせるためにいろいろアドバイスをくれたり、周りの様子を見ながら親切に餌を撒いてくれる釣り堀は必ずリピートしています。
GT FISHING PARKでの釣り動画
動画を撮ってきました。釣り場の雰囲気や釣り方など是非参考にしてみてください。
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