タイの運転免許書を取得すればブンサムラン・フィッシングパークがタイ人料金(90%OFF)で遊べる
タイの有名釣り堀ブンサムラン・フィッシングパークの料金が2017年9月頃に大幅値上げされました。釣り料金が2,000THB → 4,000THBへと思い切った値上げでした。それでも私たち日本人を含む外国人観光客の人気は衰えません。だってブンサムランは楽しいですからね!日本では味わえない種類の釣りです。
そりゃ4,000THBでも通う人は通います。が、しかし!ブンサムラン・フィッシングパークの釣り料金は、ある方法で格安に抑えることができるんです。その方法とは・・。
ブンサムランにはタイ人料金と外国人料金がある
タイの様々な施設には外国人料金というものが存在します。様々な飲食店や遊戯施設で徴収されるのですが、例えば水族館の入場料一つとってもタイ人であれば250THBで入場できるのに外国人は2倍の500THBだったり。日本ではあり得ないことですが、まだまだ発展途上のタイではこれが普通です。そしてブンサムラン・フィッシングパークでもタイ人以外の人は外国人料金を請求されます。それが2018年2月現在は4,000THB(約13000円)。「4」のところに修正した跡がありますね。
しかし、実はブンサムランの本当の釣り料金(タイ人料金)はたったの400THBなんです!外国人料金の1/10。ご存知でしたか?これはちょっと悔しい気もしますよね。
日本人なのにタイ人価格にできる方法がある
タイのブンサムランが大好きで毎年何回も通っている方は少なくありません。この記事をご覧のあなたももしかしたらその一人かもしれませんね。それならば尚更続きをご覧下さい。あなたもタイ人価格でブンサムランを遊ぶ方法をお教えいたします。
実は以下のいずれかの方法でブンサムランに外国人料金を請求されることはありません。つまりタイ人価格で遊べるということです。
- タイの運転免許証を提示
- タイの労働許可証を提示
- タイ人に同行してもらう
- ペラペラのタイ語を話す
労働許可証については我々観光客にとって関係がないものですし、タイ人の知り合いがいなければタイ人に同行してもらうのも難しいでしょう。ましてやペラペラのタイ語を話すなんて。
そこで、一番現実的なのはタイの運転免許証を取得するという方法になります。これは書類の申請のみで1~2日あれば誰でも取得可能です。※日本の運転免許証を持っている方に限る
タイの運転免許証を取得する手順
正直、最低限の英会話ができることと、タイでサポートしてくれる人(ホテルのオーナーや大家さん)がいなければ難しいかなぁとも思いましたが、一応記録として残しておきます。
今回私はタイのことに詳しい方のお力をお借りすることができ、パタヤでタイの運転免許証を取得してきました。バンコクよりもパタヤのほうが簡単に取得できるみたいです。
必要書類
まず私が用意したものは以下。
- パスポート
- 国際運転免許証(事前に日本で発行)
- タイの大家さんの国民カードのコピー(大家さんのサイン付き)
- 住居証明書のコピー(大家さんのサイン付き)
- タイで使用できる電話番号(現地のセブンイレブンで購入)
SIMフリーの携帯電話(これは結局使いませんでした)
大家さんのサインが必要な書類については、協力者の方の知り合いに用意してもらうことができましたが、タイでホテルやコンドミニアムのオーナーと知り合いでもなければ入手するのは難しいかもしれません。大家さんの協力が必要不可欠です。
イミグレーションで「運転免許取得許可証」を出してもらう
上記書類を持ってパタヤのイミグレーション(入国管理局)へ向かいました。
Chonburi Immigration(営業時間 月~金8:30~16:30 土日祝休み)
営業開始時間の8:30前に着いたのですが、すでに外国人が順番待ちの列を作っていました。
イミグレーションの隣にある代書屋さんで必要な書類を作成してもらいます。
証明写真が必要と言われ焦りましたが、ここで撮影してもらえました。1枚50THB。
あとは全部代書屋さんにお任せしましょう。サクサクっと必要書類を作成してくれました。代書料金は1人300THB。10倍の3,000THB支払えば順番待ちの列に並ばなくてもいいよ的なことを言われましたが今回はお断りさせていただきました。
代書してもらった書類を持ってイミグレーションの中へ。順番待ちも思ったより時間はかかりませんでした。30人ぐらいの待ちで受付までにかかった時間は10分程度です。
書類を提出してから40分ほど待たされて運転免許取得許可証が発行されました。つまり、タイで運転免許証を持ってもいいですよ!と認められたことになります。嬉しい・・。
最寄のクリニックで健康診断書を入手する
続いて健康診断書を入手するためその足で近くのクリニックに向かいます。クリニックは車で適当に走っていればそこらじゅうにありますので難なく見つかるかとは思いますが、「clinic」と書かれた看板を探すか、タクシーなどで「クリニックに行きたい」と伝えてください。
今回は営業時間外だったり反対車線だったりでクリニックに辿り着くまでに20分ほどかかりました。驚いたのは健康診断のやり方です。日本の場合はお医者さんが聴診器を胸にあてたり口の中を見せて「あー」と言ったりすると思いますが、タイの健康診断書はパスポートと100THBを出すだけでした。健康かどうか診断することなく書類を作成してくれたのです。
まぁこちらとしても別に健康かどうかを診断してもらいたいわけではないのでそのほうが有難いのですが。ものの10分で健康診断書をゲット。
陸運局で免許証を発行してもらう
いよいよ陸運局へ。ここで免許証が発行されます。ちなみにこれまでにかかった時間は3時間程度。まだ11:00です。
チョンブリ 陸運局(営業時間 月~金8:30~16:30 土日祝休み)
陸運局の中に入ってすぐ右側にある階段の横に発券機があります。そこで自分の呼出し番号を発券してもらい、電光掲示板で自分の番号が表示されるのを待ちます。
15分ほどで自分の番号が点滅。階段を上がりすぐ左の受付へ。すると、パスポートと国際運転免許証のコピーを持って出直してこい!的なことを言われました。
一旦陸運局を出て真向かいにあるコピー屋さんへ。「For driver’s license」と言うと全てを察してくれました。必要な箇所のコピーを全てそろえてくれ、料金はたしか20THBほど。覚えていないほど安かったです。
作成してもらったコピー全てにサイン。そして再度提出。ようやくOKをいただきました。その代わり約2時間ほど待てと言われ・・。
しかたなく近くのコーヒーショップで時間を潰し、2時間後に陸運局へ戻るといきなり適性検査。なんの説明もありません。(説明されても分かりませんが)
はじめに検査員が指差した丸の色を答えます。レッド、グリーンのように英語でOK。その次に椅子に座って目の前のランプが青から赤に変わった瞬間にブレーキを踏みます。説明を受けなくても前の人を見ていれば誰にでも分かる簡単な検査です。
適性検査に合格すると名前を呼ばれます。発音が日本語とはちょっと違うので注意して聞いていてください。
その後、免許証発行手数料205THBを支払い、免許証に使用する写真を撮影。
10分ほどで免許証が発行されました。日本の免許証とは違い、車は車、バイクはバイクというようにそれぞれ1枚ずつ独立しています。
ここまでに要した時間は約6時間。たった1日でタイの運転免許証が発行されました。
本当にブンサムランでタイ人料金になるのか検証
無事にタイの運転免許証を手に入れたわけですが、重要なのは本当にブンサムラン・フィッシングパークの料金がタイ人料金になるのかということ。さっそく検証しに行ってみました。
結果、タイの運転免許証を持っていれば日本人であってもタイ人料金が適用されるということが分かりました。通常外国人料金ですと4,000THBのところが、たった400THBになりました。しかし割引になる(というかタイ人料金になる)のはあくまでも釣り料金だけ。バンガローやガイド料金はタイ人も外国人も一律料金のようです。
それにしてもバンガローもガイドも無くせばブンサムラン・フィッシングパークをたったの1,000THB(約3,500円)ほどで遊べるって超魅力的ですよね。もちろんブンサムランだけでなくタイ国内の様々な施設でタイ人料金が適用されます。興味ある方は是非挑戦してみてください。
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