モルディブのGTフィッシングが楽園すぎた
2019年2月6日~2月12日までの日程でモルディブ船中泊GTフィッシングツアーに参加させていただきました。このツアーは宮古島のGTフィッシングガイドであるMorizoさんが毎年主催されているツアー。過去に8回ほど毎年開催されてきたみたいですが、今年は運よくお声掛けいただいたのでウキウキ気分で参加させていただきました。私自身は初めてのモルディブ遠征となります。
GTを求めて、いざ!モルディブへ
初日は移動日。早朝に羽田空港集合ということでしたので、私は前日の夜から羽田入りしました。どんなメンバーで行くんだろうと少しばかり不安だったのですが、メンバーは全員Morizoさんのお客さん。素敵な方ばかりで一安心。皆さん「はじめまして」でした。
羽田 → シンガポール(チャンギ空港) → モルディブ(マレ空港)
トランジットなども含めると移動時間は12時間以上。モルディブに到着したのは22:00をまわっていました。空港を出るとすぐ隣が船着き場になっており、モルディブ到着と同時にそのまま船に乗り込みます。
そのままモルディブの夜景を眺めながら船に揺られること15分。今回のモルディブGTフィッシングの拠点となる母船パールウィン号が停泊している所に到着。そう、今回のGTフィッシングツアーは全日程船中泊になります。パールウィン号でメンバー全員が寝食を共にしながらGTを狙うというスタイル。想像するだけでワクワクしませんか?
モルディブGTフィッシング船パールウィン
船中泊というはじめての経験。念のため初日だけ酔い止め薬を飲んで寝ましたが、寝転がったときに感じる船の揺れが多少気になる程度で、全日程を通して海はそれほど荒れていなかったこともあり船酔いなどは一度もなく毎日ぐっすり眠ることができました。
ツアー中の寝食をする拠点となる母船パールウィン号にはツアー参加者と同等かそれ以上となる7,8人のクルーがいて、私達のためにいろいろとサービスを提供してくれます。釣りのガイドはもちろん、毎日の洗濯や食事まで至れり尽くせり。朝昼晩と3食出る食事は滞在中合計18食ほどご馳走になりましたが、基本的にメニューが被ることはありませんでした。毎日違ったメニューで舌も目も楽しませてくれます。
船の中で美味しい朝食を食べ、そのままスピードボート(少し小さなフィッシングボート)に乗り込んで釣りに行くという毎日。スピードボートではMAX4人までが同時にキャスティングできますが、広々と釣りができるのは3人までかなという感じでした。メンバー全員でローテーションしながら、4人ずつスピードボートで釣りに行きました。
もちろんマザーボートでも釣りができないわけではありませんが、スピードボートのほうが素早くポイントを回れるため圧倒的に釣果は上がります。今回のモルディブGTツアーで釣れたロウニンアジは全部で35キャッチだったのですが、そのほとんどがスピードボートでの釣果です。
ちなみにスピードボートは操縦席の下がトイレになっていますので女性でも安心です。だいたい8:00~17:00ぐらいまでスピードボートで釣りができる感じでした。
そして釣りから帰ると船のデッキで気持ちのよい風にあたりながら夕食とビールを堪能。最高すぎる毎日でした。
モルディブのGTフィッシングは楽園すぎた
全ての釣果を掲載しますと写真だらけになってしまいますので抜粋しますが、モルディブはGTの楽園でした。
バイトのあるポイントでは立て続けに何度もバイトがあったり、ダブルヒットもよくありました。
そしてトリプルヒットという初めての体験。実は4人全員がヒットしたのですが、1人はバレてしまったため3キャッチ。よもや全員同時キャッチというところでした。
モルディブでGTフィッシングをして感じたのは、真っ黒のGT(ブラックGT)がよく釣れるということです。こんなに黒い固体は初めて拝みました。
最大サイズは35kg。たまたまこの時私はスピードボートに乗っていなかったため生で見れなかったのですが、キャッチしたのは飯田さん。ごっついです。
キャッチ数は35匹でしたが、バイト数はその倍以上。アグレッシブなモルディブGTに興奮の毎日でした。まさにテレビの中の世界・・と言った感じでしょうか。
そして私には嬉しいゲストも。突如現れたキハダマグロの群れを追いかけ、幸運にもキャッチすることができました。
モルディブの海は豊富な魚に恵まれているようです。
GTフィッシングだけじゃない!夜釣りのジギングが楽しすぎる
GTフィッシングを終えて母船パールウィン号に戻ると、そこからは好きなときに好きな釣りをすることができます。私たちは40g前後のメタルジグでジギングを楽しみました。これがまためちゃくちゃ面白い。
船が停泊する場所の水深によっても魚探の反応が全然違いましたが、40m前後の場所に停泊した日は魚の反応がえげつなかったです。
一時はジグを落とせば釣れるという時間帯もあり、ギンガメアジ、カマス、メアジなどの魚が楽しませてくれました。
ただ、船の下には獰猛な捕食者も潜んでいます。ジグにかかった魚が何度も襲われ、何度も何度も切られてしまいました。ちょんちょん釣り用のライトタックルだけでなく、このような大物を真剣に狙えるようなタックルとワイヤーリーダーがあればもっと楽しめるかもしれません。
なんとか船まで上がってきたのはこのサメ1匹のみで、あとは全て切られてしまいました。サメの他にイソマグロも釣れるようです。
モルディブGTフィッシングに使用したタックル
GTタックル1
ロッド:スミス オフショアスティック GTK-77BG/S
リール:ダイワ ソルティガ エクスペディション 5500H
ライン:バリバス アバニ スーパーマックスパワー 8号
リーダー:バリバス ショックリーダー ナイロン 170lb
GTタックル2
ロッド:スミス オフショアスティック WRC-88C/40
リール:シマノ 15 ツインパワーSW 14000XG
ライン:バリバス アバニ スーパーマックスパワー 8号
リーダー:バリバス ショックリーダー ナイロン 170lb
ライトキャスティング&ナイトジギングタックル
ロッド:ゼナック エクスペディション EP73S
リール:シマノ ツインパワーSW6000HG
ライン:デュエル ハードコア X4 2.5号 10m×5色マーキングシステム
リーダー:バリバス ショックリーダー ナイロン 80lb
初めてのモルディブGTは最高の思い出となりました
船中泊ということで、モルディブに到着してから日本に帰国するまでずっと海の上で生活をしていました。そのため”モルディブにいる”ということを感じることはほとんどなかったのですが、最終日に少しだけ空港周辺をぶらぶらする時間がありました。モルディブもきれいな所ですね。
海があって暖かい。それだけでハッピーです。
私にとって初めてのモルディブ。そして初めての海外GTフィッシングとなった今回のモルディブGTフィッシングツアー。最高のメンバー、クルーに恵まれてたくさんの魚を釣ることができました。短い間でしたが本当にお世話になりました。
次はどこへ行こうか!
2019年3月追記:ミャンマーのGTフィッシングも最高すぎた!
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