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2020-04-23

スナップオン 3/8sqのソケットは12ポイントで揃えました

本日ご紹介するのはスナップオンの3/8sq ソケット。シャロー、セミディープ、ディープと全部1mm刻みで8mm~19mmまで。12ポイントで揃えました。

ソケットは6角か?12角か?

こういったソケットについてはいつも6ポイントか12ポイントかって話がされると思うんですけど、私が12ポイントを選んだ理由はめちゃくちゃ単純な話。

もともと持っていたKTCのソケットが6ポイントだったんです。車屋に勤めてまず最初に揃えた工具一式の中の1つで、6mm~22mmまでのシャローソケットを購入しました。たぶん当時は6ポイントだか12ポイントだかの違いもいまいち分かっていない状態で先輩にお勧めされるがまま買ったんだと思います。それから工具に興味を持ってスナップオンのソケットが欲しいと思い最初に購入したのがディープソケットなんですけど、「次買うなら12ポイントを使ってみよう」と思っていたので12ポイントを購入しました。12ポイントを選んだ理由は本当にそれだけの理由です。

ボルトがなめるなめにくい、ボルトナットにハマりやすいハマリにくいなど6ポイントと12ポイントのソケットが語られる上で挙げられるそれぞれのメリット・デメリットは確かに多少あるのかもしれませんが、実際に使っていくと12ポイントで特に何の問題もなく使えています。12ポイントの最大のデメリットとされるのが”なめやすい”ということだと思いますが、さすがスナップオンという感じで一度もなめたことはないですし、ボルトナットのホールド感というかカッチリはまってくれる感じはめちゃくちゃ信頼できます。まったくなめる気がしませんね。それもあってか、シャローとセミディープもスナップオンの12ポイントで後々に購入していくんですけど。

ディープソケットってなぜ必要なの?

で、工具のことを全然知らなかった時って「ディープソケットの存在意義がいまいち分からん」って思ってたんですね。例えば同じ12mmのソケットでもシャローソケットとディープソケットの違いはソケット自体の長さ。普通にラチェットに装着すると明らかにソケットの長さが違うので、ボルトナットが目の前に見えてる時はシャローソケットで。ボルトナットが少し奥まった所にある場合はディープソケットで奥にあるボルトに届く。といった使い方の違いがあるのは理解できたんですが、じゃあエクステで長さを自由に延長すればシャローソケットだけでいいやん。なんでソケット自体の長さを伸ばす必要があるの?って不思議だったんですよ。

ところがその疑問は車屋時代の先輩が一発で解決してくれました。例えばこういう時。とても長いボルトに対してナットが締め付けられているケースですね。

このナットにはシャローソケットではアクセスできません。そこで活躍するのがディープソケット。ディープソケットは中は空洞になっているのでボルトに干渉することなくナットに辿り付く事ができるというわけです。

この知識を得た時は工具って本当に奥が深いんだなぁと感心した覚えがあります。メガネでいいやんとかスパナでいいやんという意見もあるかと思いますが、もちろん別の工具で代用することもできます。でも逆にメガネとかスパナだとナットを緩めるのに時間がかかるけどラチェットなら素早く楽に作業できるということで、適材適所って感じですかね。

セミディープソケットが一番使いやすい

次に買ったのはセミディープでした。これこそなんで?って話で・・。正直な話、未だに正しい使い分けが分かっていません。シャローでもダメ、ディープでもダメ、そんなシチュエーションが果たしてどれぐらいあるんだろうと思いますけど、私は個人的に基本はセミディープを使うことが多いです。シャローソケットでも普通に回せるような場所にあるボルトナットを回す時とかも工具箱から真っ先に取り出すのはセミディープです。理由は一番使いやすい気がするとでも言っておきましょうか。でもいまだにセミディープじゃなければいけないというシチュエーションに出合ったことは無かったような気がします。

で、こうなると同じスナップオンの12ポイントでシャローも欲しくなるのがA型の几帳面なところなんですかね。シャローソケットはすでにKTCのものを持ってるし必要ないと言えば無いんですが、以前お話した洋服のセドリを頑張ってたので当時は結構工具にお金を使える余裕がありましたから、結局買ってしまいました。でも先述しましたが私は特に何もなければ基本はセミディープを使うのでシャローソケットだけをラチェットに装着して使うってことは滅多にないかと思います。シャロー使う時はエクステとかラチェットスピンナーで長さを延長して使うことが多いです。ソケットだけだと短くて扱いにくい感じがするんですよね。かなり強いトルクをかける時はシャローソケットのみで回しますけど。

シャロー、セミディープ、ディープでそれぞれソケットの長さが不規則に違う

スナップオンのソケットでシャロー、セミディープ、ディープと揃えてみて始めて気付いたことがありまして、こうやって見比べるとシャローとディープはソケットのサイズが大きくなるにつれて長さも長く変わっていくんですが、セミディープだけは全部同じ長さなんです。

これは一体どういう理由なのか知ってる方みえましたら是非教えてください。めちゃくちゃ気になってるんです。シャローはサイズが大きくなるにつれて徐々に長くなっていく感じで、ディープは8mm~13mmまでが同じ長さになっていて、14mmからちょっと長くなります。そして16mmなで同じ長さですが17mmになったらまたちょっと長くなるんですね。これには何か理由があるんでしょうか?

そして良いソケットと安いソケットの見た目で分かる決定的な違いが真上から見ると分かるんですが、スナップオンのソケットはサイズにごとに全部違います。8mm~19mmまでソケット自体の外径が少しずつ大きくなっていくんですね。つまり、同じ型を使いまわして中の形状だけを変えているんじゃなくて、1個1個作ってるっていうことになります。安いソケットだとある程度のサイズまでは同じ型を使って中の大きさだけが変わってるっていうのが結構ありまして、例えば10mmと14mmのソケットの外径が同じって感じです。そのため10mmのソケットが異様に分厚くなってしまうということがありました。

でも先ほどアストロプロダクツのウェブサイトを見てたんですけど、ソケットの9点セットで1,500円ぐらいの安価なソケットセットを見つけまして。それぞれのサイズによって全部大きさが違ったんですよ。1,500円で9個ってことは1個あたり160円程度の計算です。あのクオリティで150円?と思ってビックリしました。

最近は安価なものでも良いものはたくさんありそうですね。今度またアストロ行っていろいろ物色してこようかなと思います。

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