スナップオンのフレックスショートラチェット FKF80A
本日ご紹介するのはスナップオンのラチェットハンドル FKF80A。工具収集欲が止まりません。また買ってしまいました。正式にはフレックスショートラチェットハンドルというらしいんですけど、首振りでかなり短い設計になっていて、一目惚れに近かった感じです。今日はこのラチェットを観察していこうと思いますが、実用的な話は一切ありませんので予めご了承ください。あくまでスナップオン好きな私が好きな工具をいじくりながら妄想するだけのブログになります。
スナップオン FKF80Aのグリップ
まずはなんと言ってもこのコンパクトな見た目がなんとも可愛くて、全長120mmということになってます。手で握ると完全にグリップがすっぽり隠れてしまうサイズ感ですね。
これぐらいのサイズになってくるとグリップの握りやすさもクソもないやろって思いがちなんですが、意外と考えて設計されてるのかな?って思います。と言うのもヘッドの付け根ぐらいから一旦細くなってグリップエンドにかけて徐々に広がっていくようなグリップ(ハンドル)デザインになってまして、ヘッドを親指と人差し指で軽く掴んで自然に握った時にこの部分にちょうど薬指と小指がしっくり収まるようになってるんですね。
人間の握力って小指と薬指を強く握り込むことによって生まれます。例えば小指を上に上げた状態だと全然力入らないけど、逆に小指と薬指だけで握ろうとするけ結構力入ると思うんですよ。ちょっとやってみてください。こんな感じで短いグリップなんですけど非常に握りやすく、薬指と小指でかなり強く握り込むことができるのである程度のトルクはかけられると思います。
グリップエンドにかけて広がっているのも滑り止めになっていて、強い力をかけた時にも小指がズルっと滑ってしまうことはまずないんじゃないかなという感じ。
あとはこの広がりが重さのバランスも取ってるのかもしれません。ボルトナットがある程度緩んだ時に、軽くヘッドを周辺を掴んでラチェットを振るような形で早回しすることがあると思うんですけど、その時にヘッドの差し込みを支点にして重心が一番後ろにあるので振り子のような感じで違和感なく振れるというか。
スナップオン FKF80Aの首振り角度
角度は上下ともにグリップに対して90°+@。直角よりは少し奥までカクっと曲がる感じです。
首振り機構をロックできる仕組みではないですが、けっこう固いので作業しやすいと思います。一度位置を決めてしまえば多少衝撃を加えてもなかなか動きません。
そしてこれだけ小さなサイズにも関わらず結構ずっしりとした重量感があるんですよ。初めてパッと手に取った時の率直な感想が「重っ」だったので。それぐらい重量感があります。と言ってももちろん作業に支障が出る程わずらわしい重さとかではなく、なんとなくこのサイズに対して重さがどれぐらいかっていうのを頭の中で勝手にイメージしてしまうと思うんですよ。その予想をちょっと上回ってきた感じです。良く言えば高級感のあるずっしり感。逆に言うとちゃっちくないというか。それだけしっかりとした仕組みがヘッドの中や首振りの部分に詰まっているんだと思います。
スナップオンが好きなのでひいき目で全てをプラスに捉えてしまっているだけかもしれませんけど。
スナップオン FKF80Aのギア数
ギアは80ギア。送り角4.5度なのでかなり細かいので少しの振り幅でちょっとずつちょっとずつ回すことができます。このサイズの首振りでしかも80ギアっていうのはエンジンルームの奥まった場所ではかなり使えると思うんですよ。早く何かの作業に使いたいですね。
という感じで今日はスナップオンのフレックスショートラチェット FKF80A をご紹介してみました。興味ありましたら下のリンクからどうぞ。
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