ウミボウズの錆びないフィッシングプライヤーが本当に錆びなかった

今日は最近購入して使ってるプライヤーのご紹介をしてみたいと思います。UMIBOZU（ウミボウズ）のバトルギア フィッシングプライヤーというもので、私はAmazonのセール時に2,400円で買いました。通常は2,800円前後で販売されてるみたいです。

このウミボウズというブランドは主にプライヤーやフィッシュグリップを取り扱っているところのようで、アマゾンの評価もめちゃくちゃ高いし愛用されてる方も多いんじゃないでしょうか。私は初めて購入して使わせてもらってるんですけど、サイズ感もちょうどよくてとても気に入ってます。

アルミ×チタン素材で軽く錆に強い

まずはこの素材に着目してみたいんですが、本体はアルミ製で先端の銀色の部分だけチタン製になってます。

だから自重が80gとめちゃくちゃ軽く作られてるんですが、私にとってこの素材によるメリットは軽さよりも錆びにくさにあります。これまで3ヶ月ぐらい海水で何ども使用してきたし、時には海水に浸かることもあったと思いますけど、今のところ錆びはゼロです。もちろん釣行後の水洗いはしてますけどね。それにしても錆びるプライヤーは何をしてもすぐに錆びますが、ウミボウズのプライヤーは全く錆びてません。

そもそもこのプライヤーを買うことになったきっかけが、以前使っていたDUELのGTプライヤーが錆びで使い物にならなくなってしまったからです。めちゃくちゃ気に入ってて10年ほど使ってきました。でも今では全体的に錆がひどくて固まってしまいました。本当ならもう一回このプライヤーを買いたいところなんですがもう廃盤になっててどこでも買えないので、これの代わりになるようなプライヤーはないかと探してて見つけたのがウミボウズのプライヤーになります。

私がこのサイズ感のプライヤーに求めたのは、とにかく錆びに強くて頑丈なものでした。頑丈というのを具体的に言うと、プライヤーの先端が横に動かないということです。魚の口に掛かった針を外すときに、ある程度大きなフックになってくると先端が弱い（横に動く）プライヤーでは魚が暴れた時にズルっと滑って針から外れてしまうので、そういうことがないように先端でもがっちりと掴めるものを探してました。その点では、このプライヤーは若干横に動きます。

まぁでも私が普段日常的にやる釣りには特に問題ないかなというレベルですけど、GTとかマグロ用の150g前後のルアーを扱うような釣りには弱いと思います。フックを掴んだ時にヒネリの動きが加わるとプライヤーの先端がゆがみます。だから頑丈さでいうと★3～4つという感じだと思います。ただ、さっきも言いましたけどこれはあくまでGTとかマグロのような大型の魚を狙う場合には弱いということで、中型サイズの魚を狙う場合や100gまでのルアーを使用するような釣りには全く問題ないレベルだと思います。逆に言うとこれぐらいのルアーで狙える魚がこのプライヤーのマックスサイズじゃないですかね。

ここからサイズを落としていくとブラックバス用のルアーなんかを外すにはちょうどいいと思います。そしてさらにサイズを落としてトラウト用のミノーなんかの場合は、魚の口からルアーを外す分には使いやすいと思うんですけど、スプリットリングの交換ができなくなります。というのも、このプライヤーの先端ってめちゃくちゃでかくなってるんですよ。

GTプライヤーと比べても1.5～2倍ぐらい太くなってて、カギの部分なんて3倍ぐらいでかいです。

だからルアーのサイズが小さくなってくるとフック交換は正直やりにくいっていうか実質不可能に近い感じなので、小さなルアー専用のスプリットリングオープナーを別で持っておく必要がありますね。

でも私がプライヤーに求める性能は魚の口から針を外すこととラインを結んだりカットしたりっていうのがメインで、現場でフック交換をすることってあんまりないので、サイズに適用したスプリットリングオープナーを別で持っておけば特に問題はないかなと思ってます。

ラインカッターが優秀

ラインカッター。これは超優秀です。実際に以下のラインを切ってみましたが、どれも軽い力でスパっと切れて切れ目もきれいです。

• PE2号
• PE10号
• ナイロン20lb
• ナイロン140lb

このカッターにはタングステン素材が使用されていて切れ味が長持ちするらしいです。

ラインを結ぶ時にラインの切れ端を掴んで引っ張る、そして余った所を切るという作業をこのプライヤー１つで完結できるし、地味に嬉しいのが取っ手に開いた穴で、例えばここにフックを引っ掛けてラインをグ～っと締め込んだりもすることができます。

ロック機構が優秀

このプライヤーは自動で開くタイプなので収納するときには閉じた状態で維持できるようなロックがついてます。握って引っ掛けるというシンプルなロックなんですけど、ロックを解除するときは軽く握るだけでいいということで結構使い勝手がいいんですよ。魚が釣れたらベストのポケットから取り出して軽く握ればすぐに使えるという感じですね。

ウミボウズのフィッシングプライヤーを安く購入する方法

頑丈さとスプリットリングの交換がやりにくいというのが気になる部分ではありますが、小物から中型クラスの魚の口からルアーを外したり、ラインを結んでカットするという用途で使う分には錆びなくて軽くて本当にいいプライヤーだと思います。

ただ、このバトルギアフィッシングプライヤーはウミボウズというブランド以外でも全く同じものが販売されています。この2つのプライヤーを見比べてみてください。

形も素材も全く同じものです。違いといったら色とロゴがあるかないか。そして保証が付いているかどうか。このプライヤーはOEM製品が結構あるみたいで、Amazonやメルカリをよく見てみたら同じプライヤーで色違い、ロゴ違いというのが結構見つかりました。ちなみに写真左のプライヤーはメルカリで2,280円（新品・送料無料）で購入しました。Amazonでも同じプライヤーが安価で販売されています。

まとめると、

• 手になじむちょうどいいサイズ感
• 本当に錆びに強く軽い
• ロック機構が便利
• ラインカッターの切れ味最高
• 扱いやすい対象魚は30cm～70cm程度
• スプリットリングの交換はやりにくい
• OEM製品が結構あるので誰から買うかという視点も大事

でした。私がよくやってる釣りには扱いやすいプライヤーです。最後までご覧いただき有難うございました。

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