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2025-01-02

【2024年版】海外釣行・海外遠征に持っていって良かったモノ6選

今回は「海外釣行に持っていって良かったもの2024」と題して、危険の多い海外の釣りであると便利な道具をいくつかご紹介したいと思います。実際に海外釣行で使った上で本当によかったと思えるものだけをピックアップしてみました。

タフネススパイラルコード

まず最初にご紹介するのはタフネススパイラルコード

魚釣りされてる方であればプライヤーやフィッシュグリップの脱落防止のためにこういった類のスパイラルコードの1つや2つはお持ちかと思いますが、多くの方が数百円程度の安価なものを使用されているのではないでしょうか。中には100円ショップでも似たようなものは購入できるかと思います。以前は私もそういった安価なものを使ってました。

このタフネススパイラルコードはサイズによって2,500円~3,000円ぐらいします。スパイラルコードとしてはかなり高めの価格設定になってると思います。しかし、これが本当にお値段以上。少なくとも私は3,000円以上の価値を感じています。

では安価なスパイラルコードと比べて何が違うのか。タフネススパイラルコードという名前からも想像できるように、ずばり強度が段違いなんです。

メーカーの商品説明には最大70kgの重さまで耐えられると記載されているので、このコードで体重70kg以内の人間であれば吊り上げることができるということになります。さすがに検証はしてないですが、思いっきり引っぱっても一切千切れる気はしないし、ちゃんときれいに元通りコンパクトな状態に戻ってくれます。

これだけの強度があれば魚釣りで使う分には必要十分だし、とにかく安心感が凄い。例えば大事なボガグリップを川に落としてしまわないように船と繋げておいたり。

これまで6回、合計で20名ほどの日本人の方とアマゾンで釣りをしました。その中で魚をキャッチした時とかリリースしようとした時に手が滑ってボガグリップを川に落としてしまうという事故が4回ありました。力が強い魚が暴れた時に簡単にツルっといってしまいます。大切なボガグリップの紛失を防ぐためにもタフネススパイラルコードで船と繋いでおくことをお勧めします。

釣ったピラニアをしばらく生かしておくためにボガグリップに繋いだまま川に垂らしておいたこともあります。ブラックピラニアは引きが強い魚なので安価なスパイラルコードでは怖くてそんなことできたもんじゃないですが、それだけタフネススパイラルコードの強さは信用しています。

ライフジャケットとプライヤーを繋ぐ時とか、手が滑って仮に落としてしまったとしても別に大した事のないような場合は安価なスパイラルコードで十分だと思いますが、ボガグリップの他にもロッドの尻手ベルトやランディングネットなど、そのコードで繋ぐもの自体が比較的高価なもので絶対に失くしたくないもの、脱落した際に強い力で引っぱられる可能性があるものには本当にお勧めです。

素材はサラサラしたゴムのような質感で凄く手触りがいいし、布製のものと違ってフックが刺さる心配もありません。そして付属されているカラビナがめちゃくちゃいいです。

これまで沖縄県宮古島という塩分濃度が高い海で3年ほど使ってますが、全く錆びる気配もないしガタが来ない。いまだに新品みたいな状態です。

サイズはショート、ロング、スーパーロングと3種類あるので用途に応じて使い分けてみてください。ちなみに私が使っているのはスーパーロング(一番長いもの)になります。通常時のサイズが25cm、伸ばすと最大2m30cm伸びるため、船とボガグリップを繋いだり、SUPとランディングネットを繋いで使っています。

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ダイワ タックルバッグ CS45

このタイプのバッカンは36、40、45という感じで3サイズ展開されていますが、その中で一番大きなモデルのタックルバッグCS45というもの。ここ4,5年は海外に釣りに行く時に必ず持って行くようにしていて、現地では釣り具やちょっとした小物なんかを全部このバッカン1つで持ち歩くようにしています。

このように完全に上側を覆いつくしてくれるセミハード素材の蓋

この蓋があることによって突然のスコールとか横殴りの雨が降っても絶対に雨が中に侵入することがないので釣り具だけではなくスマホや財布なんかも雨から守ってくれます。アマゾンや東南アジアなど熱帯気候に属する国ではいきなり大雨が降ってくることが多いですが、その時に瞬時に荷物を守れるというのは意味で本当に助かっています。

そしてなんと言っても携行性。このバッカンは潰してペシャンコにすることができます。だからいつも私は潰した状態でスーツケースに入れて持って行き、現地で釣り具を入れ替えて使っています。こういうことはハードタイプのタックルボックスでは絶対にできないし、バッカン自体も軽いのでなるべく荷物をコンパクトにまとめたい海外釣行では重宝しています。

さらに洗濯できない宿とかキャンプのようなな環境で手洗い洗濯するときに使えたりとなにかと便利。

ただ、現在このバッカンはどこも品切れの状態みたいなので全く同じものを購入するのは難しいかもしれません。しかしバッカンは各メーカーから似たようなものがたくさん出ているので、完全に覆ってくれる蓋があることと折りたためることを気にして探してみてください。

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ペリカンケース

続いてご紹介するのが、ペリカンケースという名前の完全防水ケース。

これは以前詳しくご紹介してるのでここではさらっと。スマホやカメラ機材、その他電子機器や貴重品を水辺に持ち込む全ての人にオススメしたい最強ツールだと思っています。

船、カヤック、SUP、フローターみたいなもので水の上に浮かんで釣りをする場合、転覆したり水没したりするというリスクが常にあります。だからこそ、貴重品はこういった完全防水ケースで完璧に保護しておきたい。持っててよかったと思える日がいつか必ず来るんじゃないかと思っています。

特に海外となるとそのような事故のリスクは日本に比べて倍増します。実際に私は一度ボートの操作ミスでアマゾン川に振り落とされたことがあります。今思えばもしも私が泳げなかったとしたらパニックで死んでてもおかしくなかったし、エンジンのプロペラに服をかすってるのでもう少しペラに巻き込まれてたら死んでもおかしくなかったと思います。

水の上に立って釣りをする私たちにはそんな予期せぬ事故のリスクは常にあると思うので、本当にお勧めします。

ペリカンケースは絶対に水没しないしケース自体が水に浮くので、万が一海や川に落としてしまっても拾うことができます。万が一流されてしまったとしても必ずどこかには流れつくので運が良ければ拾った人が警察に届けてくれるかもしれないし。

先ほど紹介したバッカンも雨から中身を守ってくれるけどさすがにバッカンごと水没したら浸水は防げないので、本当に濡らしてはいけないものはペリカンケースに入れて管理するようにしてます。

サイズも大小いろいろあるので用途に合わせて最適なサイズを選んでみてください。ちなみに私が使っているのは1200というサイズです。

ペリカンケースの詳細については「ボート、カヤック、サップなどで沖に出て釣りをする全てのアングラーにオススメしたい最強ハードケース」でご紹介しています。

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クニペックス ロングリーチニードルノーズプライヤー

KNIPEX(クニペックス)のロングリーチニードルノーズプライヤー

このクニペックスというメーカーは本来釣りとは全く関係なくて、本来の用途としては車の整備や電気工事みたいなプロの仕事現場で使われている工具メーカーです。中でもこういったプライヤーやニッパーのような握って使う工具に特化した世界的に有名な工具メーカー。私は元々工具の収集がちょっとした趣味ということもあってクニペックスの工具は15年以上前からずっと愛用してきました。でもこのプライヤーに関しては、車の整備だけでなく魚釣りにも便利に使えます。

ではどういった用途で使うかと言うと、ずばり針外し。針外し専用で使ってます。

ロングリーチニードルノーズプライヤーという名前の通り、まずはとりあえず長い。グリップ部分は握りやすいように少し広がってますが、グリップから先端までの形状はシュッと細長くなっています。この形状が針外しには最適。たまに魚の喉元あたりまで針を飲み込まれてしまう時がありますが、このシュッとした形状なら口の中に刺さっている針までスムーズにアクセスできるし、グリップを広げても全体のシルエットはほとんど変わらないため魚の口の中に突っ込んでプライヤーの先端を広げても全く魚の口に干渉しない。めちゃくちゃ作業しやすいです。

そしてリーチがある分、自分の手は魚からかなり離れてるので、暴れられても手に針が刺さったり魚のキバで怪我したりという心配もほとんどない。キバがするどい海外の淡水魚には持ってこいだと思います。

もう一点、このプライヤーが針外しに使える理由があります。それがこのひし形や楕円形の穴。

この穴でフックを包み込むことによって、どれだけ魚が暴れても絶対に針が滑ってプライヤーから外れてしまうことがないんです。この穴の中で針を完全にホールドできるイメージ。

プライヤーの平らな部分で針を外そうとした時に魚が暴れて針がズルっと滑ってしまったっていうこと、皆さんも絶対に経験があると思います。それが皆無です。今のところ。

ちなみにこの穴やギザギザの部分は、本来ネジを回したり丸い形のワイヤーなどをがっちりホールドするための機構で、例えば遠征先のホテルでなにかしらのボルトが緩んでしまった、ベイトリールのハンドルを取り付けてる六角ナットが緩んでしまったみたいな時に、応急処置をすることも可能。専用工具ではないのでリールに傷がついてしまったりすると思うのであんまりオススメはしないですが、なにかと使い勝手があるかと思います。

ただ、釣り専用工具ではないので釣りに使う上でのデメリットはあります。まずはスプリットリングオープナーが付いていません。だから別途釣り専用のスプリットリングオープナーが付いてるプライヤーも必要になってきます。私はいつも2つ持って行ってます。

そして、海水での使用を想定されていないので、海水で使うとすぐに錆びます。宮古島の海でも2回使っただけでご覧の通り、外見は結構錆びてしまいました。動きは全然スムーズですが海水での使用はやめたほうがいいと思います。

→KNIPEX ロングリーチニードルノーズプライヤーのご購入はこちらから

TOMOZONE ReduceOil(レデュースオイル)

レデュースオイルと呼べばいいのかな?名称があってるか分かりませんが、文字にするとReduceOilというオイルです。

もともとこのオイルはミニ四駆のギアとかシャフトだったり、スケボーの車輪に付いているベアリングなどに使われてるオイルで、「リールにも絶対にいいと思うよ」と友人に紹介されて半年ほど使ってみてるんですが、確かにリールの調子が良くなった気がしています。

ベイトリールの場合はハンドルノブのベアリングとスプールのベアリング。スピニングリールの場合はハンドルノブのベアリングとラインローラーのベアリングに1滴注油してるだけですが、回転がもの凄く滑らかになりました。回転を終えたノブが最後に左右にゆらゆらと揺れるほど。摩擦がかなり軽減されているんだと思います。

だからと言って魚が釣れるようになるわけではありませんが、やっぱり巻き心地が滑らかだと気分がいいし釣りが快適になるのは間違いないと思います。

特に海外はジャングルや砂の上にタックルを置いたり、スコールに撃たれてタックルがドロドロになったりとタックルを管理する環境が劣悪なことが多く、リールがすぐにシャリシャリ言い出すので、少しでも快適に釣りができるといいかなと思います。

→ReduceOilのご購入はこちらから

Potensic ATOM SE(ドローン)

これは釣りとは直接関係ないですが、最後にドローンについて触れておきたいと思います。

ドローンでの空撮にはずっと興味がありましたが、正直これまでにラジコンの操縦もまともにやったことがなかったので、自分でも上手く操縦できるのか不安でしばらく購入を悩んでいました。でも今年1月にアマゾンに行ったときにせっかくならアマゾンのジャングルを上から見てみたいと思い購入してみました。

ただ、最初からDJIから出ている高額なものは墜落や水没が心配だったので、まずはお試しということでPotensic ATOM SEというものを買ってみたんですが、これがなんとAmazonで28,000円程度で買えるんですよ。

スマホの画面を見ながら操縦するタイプで、操縦自体はめちゃくちゃ簡単。15分ぐらい適当にいじっていれば説明書を見なんてなくてもなんとなく操作できるようになると思います。YouTubeのワンカットとして映像の幅が広がったかなと思っています。

ちょっと設定すれば自動的に自分を追跡して撮影し続けてくれたり、万が一見失ってもバッテリーが切れそうになったらGPSで自動的に出発地点まで戻ってくるし、なんかペットみたいでちょっとかわいいんですよね。20,000円台でこの機能は本当にすごいと思います。

そして釣り場全体を俯瞰で見ることができるので、釣果に繋がるちょっとした気付きがあったりもします。

→Potensic ATOM SE (4Kカメラ付きドローン)のご購入はこちらから

最後に

いかがでしたか?海外遠征・海外釣行で使える便利な小物をご紹介させていただきました。2025年1月現在、円安やガソリン価格の高騰などの影響で、私たち日本人にとって海外渡航をするには不利な状況が続いています。私も次の遠征を計画したいなと思っていますが、どうなることやら…

今回ご紹介したものが一つでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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