マレーシアで100kg超えの巨大怪魚を狙える釣り堀 – LS Fishing Pond
今回ご紹介する釣り場はマレーシアのLS Fishing Pond。なんとここでは100kgを超える巨大魚を気軽に狙うことができるのです。過去のレコードフィッシュは128kg!大人2人分の魚とは一体どんな姿をしているのでしょうか・・。
LS Fishing Pondってどんな釣り場?
まずはLS Fishing Pondがどんなところなのか、どのようなシステムなのかについてご紹介します。
- 名称 : LS Fishing Pond
- WEBサイト : https://www.facebook.com/LS-Fishing-Pond-123049311075997/
- 営業時間 : 年中無休 10:00~24:00
- 対象魚 : ジャイアント・グルーパー、ゴリアテ・グルーパー
- 料金 : 人数ではなく竿1本につき1時間 100リンギット
マレーシアの首都クアラルンプール中心部から高速を走らせること1時間。LS Fishing Pondは周りをヤシの木やバナナに囲まれた田舎に位置します。
ここで釣れる魚はジャイアント・グルーパーとゴリアテ・グルーパー。超特大サイズのハタです。施設内にはたくさんの写真が飾られており、それらを見る限りバカみたいに巨大なハタが釣れるらしい・・。オーナー曰く過去最高サイズは128kg。自分よりも体重の重い魚とファイトできる可能性があるなんて、釣り人にとっては夢のような場所ですね。
ただし釣り場は2つありスモールサイズ専用池とビッグサイズ専用池に分かれていますので、オーナーに「ビッグサイズ、オンリー」と伝えてください。オーナーのラフィークさんの第一印象はムスッとしてて怖そうでしたが、少し話すと終始笑顔。いい意味でテキトー(大らか)でとても気さくな人でした。※右の方
入り口の門をくぐって少し奥のほうへ歩いていくと正面に受付が見えてきます。こちらで説明を受けて料金を支払います。
釣り場自体はそこそこ広いです。ただ、実際に釣りをするスペースは下の写真に写っている青い部分のみです。
釣れる魚は本当にバカでかい(笑)何度か見ているうちに感覚が麻痺して慣れてしまいますが、初めて見たときは思わず笑ってしまうほど大きく見えました。
そして、なんと80㎝級のバラマンディまで釣れてしまいます。
ランディングはネットではなく大きなバケットで行います。すべてオーナーとスタッフの方がやってくれるのは有難いのですが、ランディングする場所が決まっているのでどれだけ走らされたとしても最終的には所定の位置に戻ってこなければなりません。
ジャイアント・グルーパー、ゴリアテ・グルーパーはフッキングした瞬間にめちゃくちゃ走るので、ラインは最低でも100m以上巻いておいたほうがいいかも。私は80mしか巻いていなかったため結構走らされました。
今回私達は平日と日曜日の2回訪れました。平日は私達意外にお客さんはいなかったのですが日曜日はすごく混雑しており、釣り場での隣の人との距離がほとんど無い状態でした。釣果にも圧倒的な差が出ました(平日のほうが簡単に釣れた)ので、できれば平日に行かれることをお勧めします。
釣り場のすぐ後ろには真っ赤なソファがあります。釣り料金は人数に関係なく竿1本につき1時間100リンギット(2017年2月現在のレートで約3,000円)なので、大人数でビールでも飲みながら順番に釣りをすれば丸一日でも楽しめそうですね。(ちなみにマレーシアはお酒が高いです。アサヒの缶ビールが約400円します)トイレもこのソファの隣にありますが、マレーシアには大便をした後にトイレットペーパーでお尻を拭くという文化がありませんので、トイレットペーパーがありません。ご注意ください。
料金システムとルール
LS Fishing Pondの営業時間は10:00~24:00。年中無休とのことです。料金は竿1本につき1時間単位で100リンギット(2017年2月現在のレートで約3,000円)がかかります。英語力がある方は交渉すれば多少サービスしてくれるかも。今回私達は2時間分の料金(200リンギット)で2時間半釣りをさせてもらえました。マレーシアの釣り場ではかなり高めの料金設定となっており、主な顧客層は外国人観光客や現地の富裕層。
別途餌用の魚が1匹2リンギット。釣り終了時に使った分だけ支払います。私達が持ち込んだクーラーボックスの中身をチェックされましたので、餌の持込はおそらく禁止。ちなみにここではデポジットは不要です。
仕掛けは無料でレンタルできます。なので用意するのは竿とリールとメインラインのみでOK。しかも仕掛けのセットから餌付けまで全てスタッフがやってくれます。仕掛けのラインは見た感じ170LBぐらいですかね。かなり太めです。
ジャイアント・グルーパー、ゴリアテ・グルーパーの釣り方
釣り方はいたって簡単で、スタッフが用意してくれた仕掛けに魚の頭をつけて足元に落とすだけ。それほど多くにキャストする必要はありません。と言うか、オーナーは足元に落とせと言います。おそらく餌付けを足元でしているので魚が足元(岸際)に溜まっているんだと思います。餌を落とすとすぐに食ってきます。
この釣り場は魚を掛けるまでのプロセスを楽しむような釣りではなく、巨大魚とのファイトを楽しむところだと思ってください。「大物とのやりとりを練習できる」と言い換えることもできるかもしれません。お金さえ払えば誰でも絶対に釣れます。あとは運がよければ超特大の魚がかかるかもしれませんので、そういったドキドキ感があります。
毎日30度以上の気候のマレーシア。使用するタックルにもよりますが、約10分ほどファイトしますので1匹釣るだけで体力的にも結構疲れます。こまめな水分補給をお忘れなく。
かけた魚は足元まで寄せるとスタッフがランディングしてくれます。
今回の最高記録は60kgでした。これで60kgですよ。100kg超えはどんな怪物なんでしょうか・・。是非一度お目にかかりたいものです。
バラマンディの釣り方
このLS Fishing Pondですが、実は釣れるのは巨大ハタだけではなくバラマンディも釣ることができます。しかも80㎝を超えるサイズ。マレーシアのその他の釣り堀ではなかなか見ることができないサイズです。
釣り方は基本的にはハタと一緒で仕掛けに魚を付けて待つだけなのですが、狙う場所にポイントがあります。ハタを釣るときは基本的に足元を狙います。しかしバラマンディを釣りたいときはできるだけ遠投して池の真ん中あたりを狙ってみてください。ハタに比べてバイト数は減りますが遠投して釣れた魚は全てバラマンディでした。このように狙うポイントによって釣り分けることができるのは面白いですね。
今回私たちが使用したタックルは以下。
- ロッド : ゼナック EP76B
- リール : アブガルシア REVO BIGSHOOTER
- ライン : モーリス(MORRIS) ライン アバニ キャスティングPE マックスパワー 200m 8号
- リーダー : モーリス(MORRIS) ライン バリバス ショックリーダー ナイロン 80lb
この釣り場はマグロのキャスティングタックルのような強めのタックルが必要です。もう少し弱いタックルでも捕れないことはないと思いますが、混雑時は他のお客さんにかなり迷惑をかけるかと。
バラマンディやグルーパーが釣れる釣り堀Kolam siakap jugra RM3から程近い場所にあります。LS fishing pondは特大のハタとのファイトですので非常に疲れますし2時間ほどで満足してしまうと思いますので、Kolam siakap jugra RM3と合わせて楽しむことをお勧めします。1日の日程で2箇所回っても十分に時間があるかと思いますよ。
LS Fishing Pondでの釣り動画
動画を撮ってきました。釣り場の雰囲気や釣り方など是非参考にしてみてください。
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