パームツリーラグーンでタイの巨大ナマズを釣る
巨大魚が釣れることで知られているタイの釣り堀パームツリーラグーン。その存在は知っていながら、なぜか私は一度も行ったことがありませんでした。実際にパームツリーラグーンで釣りをした今思うことは、どうしてもっと早く行かなかったんだろう・・ということです。凄く楽しかったのでご紹介させていただきます。
パームツリーラグーンってどんな釣り場?
まずはパームツリーラグーンがどんなところなのか、どのようなシステムなのかについてご紹介します。
- 名称 : PALM TREE LAGOON FISHERY & RESTAURANT / パームツリーラグーン
- WEBサイト : http://www.palmtreelagoon.co.uk/
- 営業時間 : 8:00~20:00(年中無休)
- 対象魚 : メコンオオナマズ、パーカーホ、レッドテールキャットフィッシュ、ピラルクなど
- 料金 : 4,500バーツ(今回は2人でこの値段でしたが人数で料金が変わるかは不明)
釣り場(池)自体はそれほど大きくないのですが、噂では200kgを超える超巨大な魚まで放流されているらしく、とても雰囲気のいい釣り場です。オーナーはタイ人ではなく欧米人。そのためかオフィシャルFcaebookの投稿を見ているとお客さんもほとんど欧米人のようです。
エントランスを抜け建物の中に入るとたくさんの写真が飾られていました。おそらく過去にココで釣り上げられた魚たちだと思います。メコンオオナマズ、パーカーホ、ピラルクなどなど、全部で10種類以上の魚を狙うことができるようです。これはワクワクせざるを得ません。
釣り場には屋根付きの小さな休憩所が設置されています。タイは年中気温が高い国なのでこれがあるとないとでは大違い。
電源あります。日本のコンセント(Aタイプ)も差さるようになっているのでスマホやカメラなどの充電はできそうです。尚、タイの電圧は日本と違って220Vですので、コンセントに差し込む前には必ず220Vに対応しているかどうか確認してください。
男女別のきれいなトイレもあります。対岸側のポイントで釣りをする場合は少し距離がありますが。
釣り場にはスタッフさんの子供たちがたくさん遊んでいました。なんかアットホームな感じがいい。なんとか仲良くなろうと話しかけてもなかなか心を開いてくれなかったのが残念・・。
釣れる魚は10種類以上。何が釣れるか分からないってのも楽しいですね。今回私たちは4種類しか釣ることができませんでした。まずはパーカーホ。
サワーイというナマズ。
レッドテールキャットフィッシュ。
そして超特大のメコンオオナマズです。
パームツリーラグーンでは魚をとても大切に扱っており、釣り上げた魚の傷口には紫色の液体(おそらく消毒液)をかけてからリリースしたり、魚によってはサイズが小さくても陸に上げないで池の中で写真撮影したり。陸上に魚を落としてしまうなどのリスクを回避しているんだと思います。そのためいつでも入水できるように水着などで釣りをすることをお勧めします。水温は30℃近いので全然冷たくありません。かなりぬるいです。
料金システムとルール
パームツリーラグーンの営業時間は8:00~20:00まで。年中無休で営業しています。料金についてはいまいち仕組みが分かりませんでしたが、今回私たちは2人で4,500バーツ(2017年4月現在のレートで約15,000円)でした。この料金にはレンタルタックルや餌、ガイドなど釣りに必要な全てのオプションが含まれています。
ルアーの使用は禁止。100%餌オンリーの釣り場のようです。出せる竿の数は1人につき3本まで。そして魚とのファイト時にもルールがあるようで、ドラグをガチガチに締めこんでのパワー勝負はNGみたいです。ドラグを緩めてじっくりじんわり寄せてこなければいけません。
釣り方
パームツリーラグーンで釣りをされる場合、何も心配する必要はありません。タックルも全て用意してくれますし、餌をつけてキャストして魚がかかったらフッキングまで全部スタッフさんが1日付きっきりでやってくれます。
つまり手ぶらで行って、ビールでも飲んでいればいいのです。
仕掛けは中層を狙うものやボトムを狙うものなどいろいろあって、効率よくいろんな魚が釣れるように工夫してくれます。
ロッドスタンドがラインの動きに反応してアラームが鳴るようになっているので、アラームが鳴るまでビールでも飲みながら話をしましょう。魚がかかってからロッドを手渡されるので、あとはファイトを楽しんで記念撮影をするだけ。全て自分の力で釣りをしたいという方には向きませんが、海外の怪魚のファイトを味わってみたい!という方や観光ついでに来られるような方、家族連れの方には凄く快適だと思います。ファイト中のサポートやランディングまで全てスタッフさんにお任せください。
少なくとも私にとってはもの凄く快適で楽しい釣り場でした。
先述したとおり、大物とのファイトはかなり時間をかけて行ないます。スタッフさんがラインを手繰り寄せては送って手繰り寄せては送ってを繰り返しながらじっくり時間をかけて魚を寄せてきます。これがとてもじれったく感じました。もう少しドラグを締めて強引にやりたい!と。
魚を釣るとオーナーが写真を撮りにきてくれます。そして撮影したはすぐにFacebookにアップされていてびっくりしました。海外の釣り場でSNSでの情報発信を積極的にしている釣り場は少ないです。また、写真が後日メールで送られてきたことにもびっくり。オーナーはカメラ好きのようで、とてもきれいな写真をたくさん送ってくださいました。
池は広くないので他のグループが大物をかけた際はオマツリを避けるために釣りを中断しなければなりません。そんな時はファイトの様子を見に行きます。なんせ200kg超の巨大魚もいるというのですから、どんな魚が顔を出すのかドキドキしますね。
日が沈む様子はめちゃくちゃきれいでした。これぐらいの時間帯になるとそこらじゅうにヤモリが大量発生します。苦手な方には辛いかもしれません。冗談抜きでどこを見てもヤモリが視界に入るぐらい出ます。
20:00までであれば夜釣りも可能です。個人的に夜釣りは苦手ですが・・。
今回私たちが90kgのメコンオオナマズを釣り上げたタックルは以下。
- ロッド : スミス GTK-77BG KEYOLHU
- リール : ダイワ(Daiwa) ソルティガ 6000GT
- ライン : モーリス(MORRIS) バリバス アバニ GTマックスパワー600m 10号
いわゆるGTタックルです。ただし、本来は手ぶらで行くべき釣り場だと思います。料金には1人3本までのレンタルタックルが含まれています。仕掛けや餌なども全て含まれていますのでタックルについては何も心配される必要はありません。
今回はじめてのパームツリーラグーンでしたが、とても居心地がよかったです。なかなか見ることができない大きな魚が釣れましたし、何が釣れるか分からないというドキドキ感がまたたまりませんでした。次からタイに行った際は必ず寄る釣り場の一つとなりました。あなたもタイに行かれる際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
パームツリーラグーンでの釣り動画
動画を撮ってきました。釣り場の雰囲気や釣り方など是非参考にしてみてください。
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