2017-05-01

タイのローカル釣り堀で見事に撃沈 – BOO NUM / ボーヌム

いつもタイでの釣りは観光客相手の超人気釣り堀ばかりでしたが、今回は地元のタイ人アングラーに人気のローカル釣り堀BOO NUM（ボーヌム）に挑戦してみました。結論から言いますと、非常に厳しかったです。

ボーヌムってどんな釣り場？

まずはボーヌムがどんなところなのか、どのようなシステムなのかについてご紹介します。

名称： BOO NUM / ボーヌム
WEBサイト : https://www.facebook.com/BornoomPage
営業時間： 8:00～20:00（年中無休）
対象魚：バラマンディ、グルーパー
料金： 1人 200バーツ

バンコク中心部から車で1時間ほど走った田舎に位置しており、日本人にも比較的知られているパイロット111フィッシングのすぐ近くにあります。しかしパイロット111とはターゲットとしている顧客が全く違うようで、ボーヌムはどちらかと言うと現地のタイ人アングラーをターゲットとしており、観光客商売ではありません。そのため釣り場には英語が話せるスタッフがいませんでした。（私は会いませんでした）受付のときは釣り料金を電卓で打って見せてくれたほどです。

釣り場全体が独特な雰囲気を持っています。

釣り掘だけでなくレストランとしても地元民に人気が高いようで、釣りをするのではなくレストランで食事をとるために訪れるお客さんも多くみられました。

私たちもチャーハンを頂きましたがとても美味しかったです。ソフトドリンクや軽食も購入できるので事前にコンビニなどに寄る必要はありません。

敷地内にはちょっとした釣具屋さんも。タイの釣り掘では定番ルアーとされるシャッドテール系のワームが安く購入できます。

池は結構大きいです。これまで私が訪れた数々のバラマンディ釣り掘の中では最も広いと言っても過言ではありません。これだけ広いとどこを目がけてキャストしていいか分かりませんでした。

釣れる魚はバラマンディとグルーパーがメインのようです。

料金システムとルール

ボーヌムの営業時間は8:00～20:00まで。年中無休で営業しています。料金は1人200バーツ（2017年4月現在のレートで約700円）と破格の安さ。さすがは地元アングラーに人気が高いわけです。というか、これぐらいがタイの物価を考えると普通なのかもしれません。そう考えると1回の釣りで5,000バーツ近くするパームツリーラグーンなどはタイの釣り掘としては非常に高めな料金設定なんですね。まぁ、ターゲットとしている顧客が違いますから当然なのですが。

ルアーも餌も使用可能ですが、見た感じルアーフィッシングのほうが圧倒的に多かったです。ルアー20人に対し餌釣りが1人程度でした。釣った魚は重さによって持ち帰ることができ、ほとんどのお客さんが数匹持ち帰っていました。

釣り方

釣り方と言っても私は1引きも釣れませんでしたので偉そうなことは言えません。一つだけ言えるのはボーヌムのバラマンディは非常に難しいということです。これまでたくさんのバラマンディ釣り掘りで釣りをしてきましたが、群を抜いて厳しかったです。というのも、他の釣り掘で比較的簡単に釣れてしまうメタルジグのリフト＆フォールやシャッドテールのただ巻きに全く反応が無いのです。そのかわり現地のアングラーは皆スピニングタックルで小さなシャッドテールをボトムでチョンチョン動かしていました。ほぼ全員がこの釣り方をしていたので、ちょっと変わった釣り掘だなぁと思います。

今回私たちが使用したタックルは以下。

ロッド　：　テイルウォークナマゾン C66M/G
リール　：　アブガルシア REVO BIGSHOOTER COMPACT-L
ライン　：　TORAY ソラロームルアーPE 75m 5号
リーダー　：　モーリス(MORRIS) ラインバリバスショックリーダーナイロン 80lb

上記タックルだと少し強すぎるかもしれません。釣れているバラマンディを見ているとそこまで特大なサイズは釣れていませんでした。釣れている魚は大体2～3kgぐらいだったと思います。

今回はじめてローカル釣り掘に挑戦してみましたが、観光客に認知されていないのにはそれなりのわけがあるのかもしれません。せっかくのタイ滞在期間中にあえてこの釣り場をお勧めできるかといえば答えはNoです。絶対に隣のPilot11 Fishing Pondにいったほうが楽しめると思います。滞在日数がある程度余裕がある場合は挑戦してみてください。