最近オープンしたタイの釣り堀「Banyine Fishing Park」が楽しすぎた
2017年9月30日にこの釣り堀は営業終了・閉鎖されました。大変残念です。
世界的に有名な釣り堀がたくさんあるタイにまた新たな釣り堀がオープンしました。その名もBanyine Fishing Park。めちゃくちゃ楽しかったのでご紹介させていただきます。
Banyine Fishing Parkってどんな釣り場?
まずはBanyine Fishing Parkがどんなところなのか、どのようなシステムなのかについてご紹介します。
- 名称 : Banyine Fishing Park (บ่อบ้านยาย Fishing Park)
- WEBサイト : https://www.facebook.com/banyinefishingpark/
- 営業時間 : 7:30~19:30(月曜休み)※2017年9月30日に営業終了・閉鎖されました。
- 対象魚 : バラマンディ、グルーパー、GT、マングローブジャック
- 料金 : 1人につき 300バーツ
観光客を意識していないのか、公式Facebookページの表示はบ่อบ้านยาย Fishing Parkというタイ語表記になっていますが、英語名はBanyine Fishing Park(バニーニフィッシングパーク)で間違いないと思います。オーナー含むスタッフ皆さんはほとんど英語が通じません。単語が少し通じる程度です。
オープンして間もないようで、私はたまたまタイの他の釣り堀で出会ったタイ人アングラーに教えてもらい知ることができましたが、2017年9月現在はインターネット上にほとんど情報がなく日本人には全く認知されていない釣り堀だと思います。
池は比較的大きめで広々と釣りができます。計9個のバンガローも雰囲気があっていいですよね。バンガローは無料で利用できます。
20台は余裕で停めれそうな無料の駐車場があるのでレンタカーで自走しても安心。バンコク市内から車で1時間ほど離れていますしタクシーがほとんど走っていないような田舎にあるため、タクシーで来られる際は帰りのことを考えるとチャーターするのが無難かもしれません。
ちなみに「UBER」というアプリを使えば付近のタクシーをスマホで呼べるみたいです。一緒に釣りをした方がこのアプリを使ってタクシーを手配しスワンナプーム国際空港まで帰られましたが、料金は430バーツ(約1,500円)だったようです。タイのタクシーは安い!
タイの釣り堀にはよくある大きなパラソルも数箇所設置されていて、バンガローからではなくこちらのパラソルを陣取って釣りをされることをお勧めします。後で詳しく書きますがこのパラソル付近で餌撒きが行なわれるからです。
雨が降った際はバンガローに非難しましょう。しっかりとした作りで雨漏りは一切ありませんでした。
釣り場にはきれいなトイレがあります。ただしトイレットペーパーの変わりに水槽とオケがあるタイプですので、トイレットペーパーやティッシュは持参されるとなにかと便利。私はタイで釣りをする際は常にレンタカーの中にトイレットペーパーのロールを入れています。
施設内でジュースや水、ビールも良心的な価格で販売されていますし、受付で料理を注文することもできます。なので飲食物に関しては手ぶらでOK。昼食や水分補給は安心です。今回私はチャーハンを作ってもらいましたが、たったの50バーツ(約160円)。めちゃくちゃ美味しかったです。
釣れる魚は主にバラマンディ。中には7kg前後の大物も放流されています。
その他、グルーパーやGT、マングローブジャックなんかもたまに釣れるようです。魚を釣るとスタッフが写真を撮りにきてFacebookにアップしています。Facebookページで最近の釣果を確認できますよ。
料金システムとルール
Banyine Fishing Parkの営業時間は7:30~19:30。夕マズメ含め日が沈んでも釣りができるのがいいですね。月曜日はお休みですのでご注意ください。料金は1人につき 300バーツ(2017年9月現在の日本円で約1,000円)。
バーブレスフックの使用はルールで定められていませんでした。しかしキャッチ&リリースを前提として釣りをされる場合はバーブレスフックの使用をお勧めします。魚がルアーを飲んでしまったり、ルアーが網などにひっかかったときにもすぐに取れますので。
釣り方
Banyine Fishing Parkでは魚に生き餌(おそらくティラピアの稚魚)を与えています。そのため与えられている餌に似せたルアーを使用するのが良いと思います。ブルーギル型のルアーやワーム、もしくはシャッドテールなんかがいいのではないでしょうか。ただし、結構渋いです。なかなか釣れません。
ただ、びっくりしたのがこの釣り堀は1日に何度も餌撒きを行なって魚にスイッチを入れてくれるのです。しかも誰かが魚をファイトしている時やルアーの付け替えをしているときなどは餌を撒くのを待ってくれます。こんな釣り堀は本当にはじめて。オーナーの「釣らせてあげたい」という気持ちと優しさがバシバシ伝わってきます。
この時は基本的に誰でも簡単に釣れるのですが、オーナーが餌を撒いたのと同時にできるだけ餌の魚に似せたルアーをキャストすることをお勧めします。すると着水と同時に食わせることが出来ます。餌撒きタイム中はGEECRACKのブルーギル型のルアー「ギリング125」が効きました。
ランディング、針外しはスタッフが行なってくれます。
正直、たった300バーツでこんなにも釣らせてくれる釣り堀を他に知りません。もしかしたらオープンしたばかりなのでFacebookで宣伝するために一時的に餌撒きの回数を多くしているだけなのかもしれませんが、毎日このペースで餌を撒いているのだとすれば本当に初心者向けの良い釣り堀だと思います。
今回私が使用したタックルは以下。
- ロッド : アブガルシア(Abu Garcia) ワールドモンスター WMCC-654M MGS
- リール : アブガルシア REVO BIGSHOOTER COMPACT-L
- ライン : TORAY ソラローム ルアーPE 75m 5号
- リーダー : モーリス(MORRIS) ライン バリバス ショックリーダー ナイロン 80lb
今回の釣行では最大で6kgぐらいのバラマンディが釣れました。餌撒きが行なわれる場所の近くには水車もありますのである程度強引に魚の動きを止められるような強めのタックルをお勧めします。
あ、そうそう。これは言っておかなければならないと思います。この釣り堀では19:30まで釣りができます。日が沈んで真っ暗になっても釣りがしたいという方は絶対に虫除けスプレーを持って行ってください。日中は暑くて隠れている蚊が行動を開始します。かなり出てきますのでご注意を!
初心者・観光客に優しい素晴らしい釣り堀
Banyine Fishing Parkはまだまだ認知されていませんが、日本人含む観光客の外国人に今後はどんどん人気がでてくるんじゃないかなと思いました。タイの釣り堀といえば、ブンサムラン、パイロット、アマゾンBKKなどが挙げられますよね。しかし数年後にはバニーニ!という時代が来るんじゃないか、そんな可能性を秘めた素晴らしい釣り堀だと思います。
Banyine Fishing Parkでの釣り動画
動画を撮ってきました。釣り場の雰囲気や釣り方など是非参考にしてみてください。
追記:この釣り堀は営業終了・閉鎖されました
大変残念なお知らせです。Banyine Fishing Parkは2017年9月30日に閉鎖されました。以下、オーナーとのLINEのやりとりです。
オーナーもスタッフも素晴らしい人でしたし、釣り場自体もすごく楽しかったので非常に残念でなりません。
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