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2016-08-07

ピラルクを釣り人の目線で見てみる

1億年もの間、その姿をほとんど変えることなく進化を続けてきたとされる古代魚「ピラルク」。生息地であるアマゾン川流域の市場では食用としてピラルクの肉が売買されていますが、一方でスポーツフィッシングのターゲットとして非常に人気の高い魚でもあります。今回はそんな釣り好きの目線でピラルクについて考えてみたいと思います。

ピラルク

なぜ釣り人はピラルクに憧れるのか

全長2mをゆうに超す巨体。過去には5mを超える個体も確認されています。ゴツゴツした岩のような厳つい顔面に、大きくて硬い鱗。魚というよりはまるで恐竜のような貫禄ですね。ピラルクを釣り上げてみたいと夢見て世界各国の釣り好きがアマゾン川に集まるのも頷けます。

ピラルク

ピラルクの鱗

中でも特に魅力的なのは、体全体を斜めに流れるように走る鱗の赤い模様。上の画像のように、鱗1枚1枚の先端の上部だけが赤くなっています。それが規則正しくきれいに並んでいるため、まるで赤いラインのように見えるというわけ。本当にかっこいい魚です。

そもそもピラルクなんて釣れるの?

これほど大きな魚を釣るなんて日本の淡水ではなかなか考えられません。元々食用として漁で捕獲されていた魚です。しかし海外では普通に釣りのターゲットとしてポピュラーで、ルアーやフライなどの疑似餌を使ったゲームフィッシングの分野においては特に日本人からも憧れの的になっています。

そしてアマゾンまで行かなくても比較的気軽にピラルクを釣ることができる釣り場がタイにあり、毎年多くの日本人アングラーが訪れています。私がタイでピラルクを釣ったときの記事はこちら。

ピラルクを釣るともなると、使用するタックルはそれなりのものが必要です。

全体のタックルバランスも重要ですが、ラインは最低でもPE5~6号は必要だと思います。リーダーは100lb程度で十分ですが、念のため170lbを使用。PE8号を巻いたレボシューターのドラグをほとんどフルロックした状態でもどんどん出されました。ピラルクはめちゃくちゃ引きます。最悪ラインブレイクしてしまったとしたら、夢の魚をあと一歩のところで逃した精神的辛さ以上に、魚の口にごっついルアーと針を残したままにしてしまい最悪の場合死んでしまうかもしれないという可能性が非常に辛いです。絶対に避けるためにも私は8号を巻けるようなガチガチのタックルで挑んでいます。そしてフックは絶対に太軸で強度のあるものに交換してください。使用するルアーの大きさに対して針が大きすぎるぐらいで問題ありません。ルアーに元々ついているフックなんて、2秒で伸ばされるのがオチです。

私がはじめてピラルクを釣り上げた時は、「抱きたい」という一心で何の恥じらいも無くパンツ一丁になり、黄土色で生臭くドロドロの池の中にジョボジョボと入っていきました。それぐらい嬉しかったのです。ピラルクにしてはそれほど大きなサイズではなかったのですが、最高の気分でした。

ピラルク釣り

日本からでも現実的になってきたピラルクフィッシング

元々ピラルクはアマゾン川にしか生息していませんでした。しかし釣りの人気ターゲットであることから、近年タイやマレーシアの河川に移入されています。そのため昔に比べて日本人がピラルクを釣りたいと思った際のハードルがかなり下がっています。

例えばアマゾン川での釣りということになると、危険なジャングルの中を進むわけですから現地ガイドの存在が必須です。飛行機1本で釣り場に行けるわけではありませんので何度も飛行機や車、時にはボロボロの船を乗り継いでようやく釣り場に辿り着けます。もちろんインターネット環境なんてありません。2016年8月現在のアマゾン川の釣りツアーの相場は、10日の日程(内4日は移動のみ)で1人600,000円~700,000円ほどです。お金のほうはなんとかなっても、10日間の連休をとれる人はかなり限定されてしまいます。

しかしタイやマレーシアでピラルクを釣ることができるようになった今、比較的気軽に狙えるようになりました。タイを例にお話しますと、まず交通の便が非常によく、日本から1本の飛行機で首都バンコクへ行く事が出来ます。セントレア(中部国際空港)からのフライト時間は約6時間程度。丸1日釣りにあてるとしても最低3日の連休があれば実現可能です。旅費も200,000円あればお釣りがきます。

そんな背景から、タイでピラルクが釣れるポイントで有名な Amazon BKK (アマゾンビーケーケー)という釣り場では日本人客が半数を占めており、タイで釣りをしているのに半分以上が日本人という不思議な光景を目の当たりにするでしょう(笑)その他アメリカや韓国のお客さんもよく見ますが、やはり圧倒的に日本人が多いような気がします。

Amazon BKK

釣り好き専用 ピラルクのネックレス

釣り人にとっては魅力的すぎるピラルク。先述しました通り、今ではそれほど遠い存在ではありません。人生一度はピラルクをこの腕に抱いてみたい!そんな人も多いのではないでしょうか。最後にそんなピラルクと釣りが大好きなあなたのためのシルバーネックレスをご紹介させていただきます。

ピラルク(アラパイマ)のネックレス

顔のシワや大きな鱗など、ピラルクを象徴する部分に拘ってデザインされたシルバー925のネックレス。目玉にはダイヤモンドが入っており、これはお好きな宝石にカスタマイズすることができます。

実際の着用例はこんな感じ。これからピラルクを釣りに行く予定であれば、釣り上げた際の記念撮影時に首にはピラルクのネックレスなんていかがですか?

アラパイマのネックレス

商品詳細ページはこちらをご覧下さい。

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