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2020-04-29

緊急事態宣言の延長で日本の治安が悪くなる

5月6日までとされていた緊急事態宣言が延長される方向で調整されているようです。そんな中やばいモノを見ました。さらに気を引き締めなければいけないと思いましたので皆さんにもシェアしたいと思います。

真昼間の大喧嘩

さきほど車で少し外出してきました。いつも通り、それこそもう何年も何百回も通ったことがある道路です。昼間ですよ。真昼間。いつも通り車を運転してたら歩道で明らかに言い争いをしている大人の男性2人が見えたんです。運転しながら素通りしただけなので何を言っていたのかとかは全くわかりませんでしたが、今にも殴り合いしそうな雰囲気でした。まぁ言ったらただの喧嘩です。が、こんな光景は滅多に見たことありません。東京や大阪のような人が大勢いるところならそれほど珍しくない光景かもしれませんが、岐阜県の田舎に住んでますから真昼間から大人の男がおもいっきり言い争ってる光景なんて初めてかもしれません。覚えてないですけど。それぐらいのレベルで珍しいことです。時間も時間なのでたぶん酒が原因でもなさそうです。

別にそこにいたわけでもないし、どういう経緯でそうなったかも分からないのでほんとたまたま喧嘩してただけなのかもしれないですけど、私は考えすぎてしまう性格で。ここからはあくまで私の推測ですが、これも現在のコロナショックがもたらした人災の一つなんじゃないかなと思ってしまったんです。

緊急事態宣言で仕事を失う人が続出

緊急事態宣言が発令された2020年4月7日以降、多くの会社・個人事業主が苦しい状況に追い込まれています。さらにそこで働く従業員の失業もすでに始まっています。

終わりの見えない不安によるストレスで多くの人の精神状態が普通ではなくなってると思うんです。だって普通怒鳴らないですよ、大人って。そういう職業の人は別として、あんな剣幕で怒鳴ることって人生で何回あるかって感じではないでしょうか。実は私もこの35年の人生で何回かは腹のそこから怒鳴ってしまったことがあったと思いますけど、思い返してみるとやっぱりそういう時って自分の精神状態が普通じゃないときですもんね。なにかしらのストレスで理性を抑えられなくて爆発してるんだと思うんですよ。

コップ1杯の水

真昼間に大人が大声で怒鳴りあっている光景を見たときにこんな話を思い出しました。人間の感情をコップに注いだ水に例えるという話なんですけど。

どういうことかというと、まずは自分のコップが十分に水で満たされていないと人間は不安になるっていう話です。よく人に何か(モノ・カネ・情報)を与えている人っていうのは自分のコップがすでに十分な水で満たされているから、それ以上溢れてこぼれてしまう分を他人に分けてあげることができるけど、コップに水が2割ぐらいしか入っていない人はとてもじゃないけど他人に分けてあげるなんてことは難しいし、最悪の場合、コップの水が空になってしまったら他人のコップから奪うような人も出てくるでしょう。

コップの大きさや形は人によって様々違うにしろ、とにかく他人に水を与えるも他人から奪うのも、まずは自分のコップに今どれだけの水が入っているかというのが重要で、今精神的に穏やかでいられる人はたまたま今コップに水がたっぷり入っているだけであって、何かの拍子でコップの水がこぼれたり徐々に減っていくような状況が続いたとしたら、その時には他人のコップから水を奪うことを考えるかもしれないということです。言うまでもないですが、ここで言う「水」とはカネのことではありません。カネ、モノ、感情、命など様々なものを指しています。

今は精神的にも金銭的にもコップの水が減り続けている人がたくさんいます。たぶんさっき喧嘩してた人たちもそうだと思うんです。そうでもないとあんなに怒鳴ることないですもん。少なくとも普通ではないです。倒産・廃業、一時的な休業もそうですけど、収入がストップして入ってくるものがない中でほとんどの人は何もしてなくても毎日お金が出ていきます。しかも先行きが見えません。あとどれだけ踏ん張っていればいいのかが分からないんです。そんな状況でコップの水は確実に少しずつ減り続けます。

緊急事態宣言の延長で自殺者・犯罪者が爆増の予感

何が言いたいかというと、今までいわゆる“普通の人”だった人たちが今後数ヶ月で犯罪者になってしまう可能性が高いということです。

よく善人と悪人というように人間を区別して話されることがありますが、それはその人が元々持ってる本質・性格・気性などによっても決まる部分も確かにあって、そもそもがそういった犯罪を仕事だと思っている人も一定数います。例えば最初から逮捕されて刑務所に行くことを覚悟の上でその刑期に見合った金額の仕事をするって人というが確実に存在します。懲役5年がマックスの犯罪に対して自分への報酬が5,000万円みたいな話があれば、単純計算で年収1,000万円かみたいな感じであくまでビジネスとして犯罪を犯す人は根っからの悪人だとは思うんですが、犯罪を犯す人の中には「物心でつい・・・」という人もいるし、生活に困窮して自分や家族の命を守るためにしかたなく・・・という人もいると思います。

自分のコップから水が無くなれば誰だって人から奪うという選択をする可能性があると思うんですよ。このままでは多くの人が究極の二択に迫られます。自分のコップを自ら割るか、人の水を奪うか。

これまでそんな事考えたことも無い人がほとんどだと思いますが、それは今現在自分のコップにある程度水が残っているからそう言っていられるだけであって、いざ自分のコップから水がなくなったら?その時にも今と同じ気持ちでいられるかどうかは分かりません。いつも感じてる普通の状態とは違う精神状態になった瞬間に自分の常識では考えられないような、普通ではない行動をとってしまう人は少なくないんじゃないでしょうか。

もう割とリアルに自分の財産とか家族の命を守るために警戒っていうか注意しなければならない日本になってしまうのかなと思っています。さっき見た喧嘩はそれの序章のような気がしてなりません。皆さんも人から奪ってしまわないよう、逆に奪われないよう、細心の注意を払ってください。

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