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2020-09-17

車中泊仕様のハイエースワイドは寝心地最高なんだけど、意外なデメリットがあった

こんにちはEldoradoです。突然ですが私は釣りをするついでに車中泊をすることが多いです。例えば自宅から2時間程度かかる渓流に3日間ぐらい篭るときとかは、3日間毎日自宅と釣り場を往復するのはきついので、釣りが終わったら近くの銭湯や温泉に入ってそのまま現地で車中泊する。という感じで車中泊はちょくちょくすることがあるため、少しでも車で快適に寝るためハイエースバンのワイドボディを購入しました。

この車に乗ってかれこれ2年ちょっとになるのですが、今回はハイエースワイドに2年間乗って感じた良い点、悪い点についてご紹介てみたいと思いますので、これからハイエースの購入を考えている方の参考になりましたら幸いです。ただし、私は車に関する知識も興味もあんまりないですし専門家ではありません。あくまで車中泊を目的とした1ユーザーとしての感想となりますので予めご了承ください。

ハイエースワイドの概観について

まずは概観なんですが、とにかくデカイです。サイズだけでいうとおそらく今日本にある国産車の中では最も大きいレベルだと思います。

ちょっとでかすぎて、

  • 信号と交通量の多い都会を走るとき
  • 渓流釣りなどで山奥の林道を走るとき
  • 狭い駐車スペースに停めなければならないとき

などに不便に感じることが多々あります。

ハイエースワイドの内装について

外見がでかいので当然内装もめちゃくちゃ広いです。運転席と助手席の間のスペースが非常に広くて、おそらく普通のハイエース(ナローボディ)に比べるとナビ1個分ぐらいのスペースが広いんだと思います。それに合わせてコンソールボックスもでかいですね。

全面に貼られたウッドパネルはあんまり好きじゃないのですが強力にくっついていて剥がれないのでこのまま使っています汗

そして後ろには3人掛けのベンチシートが一つだけあって、定員は5名となっています。

ハイエースワイドで車中泊する上での圧倒的メリット

ハイエースワイドで車中泊する上で他の車に比べて圧倒的に優れている点は広いベッドスペース。いつも車中泊するスペースは後ろの荷室に設置されたベッドなんですが、とにかくこれがめちゃくちゃ広い。リアシートを倒すとフラットになるのですが、一人で車中泊する時はリアシートを倒さなくても足を伸ばして寝ることができるぐらいです。

2人以上が寝る時はリアシートを倒すことによってフラットなベッドになるため、大の字になって寝ることもできますし、寝返りも打てます。これはもう家のベッドで寝ているのと全く同じぐらいの寝心地と言っても過言ではありません。

運転席や助手席のシートを倒して寝るパターンの車中泊をするとなると寝返りがうてなかったり寝心地が悪かったりと熟睡することが難しく、夜中に何度も起きてしまったりするかと思います。しかしハイエースであれば翌日までぐっすり眠れます。私は釣りの遠征で使用することが多いため、丸一日釣りをしても疲れがしっかりと取れるのは非常に大きなメリットになります。

あとはベッドの下にも広い荷物用のスペースがあるので釣り具やらキャンプ用品やらを突っ込んでおくことができます。

必要に応じてベッドは取り外すこともできますが、日常生活でそんなに大量の荷物を載せることはないので滅多に外すことはありません。

ハイエースバン ワイドボディの意外な盲点

車中泊をするうえでは最高に快適なハイエースワイドなんですが、購入するにあたって検討するべきことがあります。

車には車両区分っていうのがあるらしく、普通のハイエースは「小型貨物車」なのに対しワイドボディになると「普通貨物車」という扱いになります。そのためナンバーが1ナンバーになって重量税が若干割高になるということです。さらに普通車の場合車検は2年に1回じゃないですか。それが1ナンバーの場合1年に1回車検を受けなければなりません。まぁ特に不具合がなければ車検にかかる金額は1回70,000円ぐらいなので金額的には普通車で2年に1回受けるのとそこまで大きな違いはないですけど、毎年あのめんどくさい車検を受けなければならないのは少しデメリット要素かなと。

そして最も「しまった」と思ったことがありまして、購入する前にもし私が知っていたらワイドではなく普通のハイエースにしてたかなっていうぐらい大きなデメリットが、このワイドボディにはあることに気づきました。それは高速料金がめっちゃ高いということです。1ナンバーは普通車ではなく中型車という扱いになるため、高速道路の料金がめちゃくちゃ高いんです。

どれぐらい高いかと言うと、普通車に比べて約1.2倍程度。※道路や区間によっても違います。

【引用】NEXCO 中日本 E20 中央道(八王子~高井戸)の料金について

「なんだそれぐらいか」と思われるかもしれませんが、中型車は深夜割引は適用されるのですが休日割引が適用されないので土日に高速を走っても通常料金がかかってきます。

例えば土曜日の昼間に普通車で通常料金7,000円ぐらい、休日割引が適用されて5,000円ぐらいの料金がかかったとします。まったく同じ道路をこのハイエースワイドで走ると、通常料金が大体8,000円ぐらいなんですが、休日割引がないためこの8,000円がまるまるかかってくるわけです。休日ともなると普通車に比べて高速料金が約1.5倍ぐらい高くつくんです。ほんとこれは盲点でした。

つい先日も土日を利用して横浜の友人に会いに行ってきたんですけど、岐阜県のインターから神奈川県のインターまで片道9,000円でしたし、燃費も非常に悪いので往復の交通費だけで30,000円以上かかっています。釣りで遠出をすることが多い私にとって高速料金が約1.5倍かかってくるのは本当に「やってしまった」という部分です。

私の場合は一人もしくは二人で車中泊することが多く、三人以上で寝ることはまずないので最善の選択はワイドではなくナロー(普通のハイエース)だったかもしれません。現在ハイエースの購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。

※車検の時に構造変更の手続きすれば3ナンバーや8ナンバーに変更することができるようです。詳しくは車屋さんにお問い合わせください。

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