ビッグシューターコンパクトのスプールベアリング交換で異音解消
昨年壊れてしまいずっと放置してきたビッグシューターコンパクトをDIYで修理してみようかなと思います。どんな壊れ方をしたかと言いますと、アマゾンでピーコックバスを釣っていた時に突然、キャストすると「キュイーン」っていうもの凄い異音がするようになったんです。とりあえず自分でできる範囲で修理してみようということでスプールベアリングを交換してみることにしました。
ビッグシューターコンパクトのスプールベアリング交換に必要なもの一覧
ビッグシューターコンパクトのスプールベアリングを交換するにあたって用意したのはこちら。
これから同じようにビッグシューターコンパクトのスプールベアリングを交換するという方がワンクリックで同じものを購入できるようにAmazonのリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。
- リール本体
- 新品のベアリング(内径3mm×外径10mm×厚さ4mm)
- 新品のベアリング(内径5mm×外径11mm×厚さ4mm)
- スプールベアリングリムーバー
- ピックツール
- マイナスドライバー
- リールオイルスプレー
ベアリングは公式サイトのパーツリストでいうと88番と92番ですが、メーカーから取り寄せると少しお高いのでAmazonで同サイズのベアリングを購入しました。純正品の1/3ほどと安価ですが性能はほとんど変わらないので十分だと思います。かっ飛びチューニングキットというベアリングなどを導入してカスタムしてみても面白いかもしれませんね。
ビッグシューターコンパクトのスプールベアリングを交換する手順
それではさっそくやっていきましょう。まずはマイナスドライバーでカムロックスクリューを外します。
緩み切ったらピコっと引っ張ってプレートをスライドさせるとプレートごとスプールがボコッと外れます。スプールが外れたらスプールベアリングが見えるのですが、これを外すには専用工具が必要。Amazonで2,000円程度で購入することができます。スプールベアリングリムーバー。
スプールベアリングが外れないようにシャフトにピンが刺さっているのですが、このピンを抜くための工具です。よく見るとピンは細い側と太い側があるので、細い側から太い側に押し出すようにリムーバーを装着する感じですね。ペンチなどで無理やり引き抜こうとするとピンが曲がってしまうので絶対に専用工具を使ってください。
スプールベアリングリムーバーにはネジがきってあってハンドルをくるくる回すと簡単にピンを押し出してくれるというものです。真っ直ぐ押し出すように注意してください。ピンが曲がってしまわないように慎重にやりましょう。
ピンを外すとベアリングがスポッと抜けました。これを新品のベアリングに交換します。ビッグシューターコンパクトのスプールベアリングのサイズは内径5mm×外径11mm×厚さ4mmです。
あとはピンを刺してさっきと逆の方向(太い側から細い側)にゆっくり締め付ける。リムーバーのシャフトが曲がらないようにじんわりといきます。めちゃくちゃ簡単ですね。スプールベアリングリムーバーさえあれば誰でもできると思います。
サイドプレートのベアリングを交換する手順
次はサイドプレート側についてるベアリングを交換していきます。こっちはピンではなくてリングでとまってるのでピックツールを使ってリングを外していきます。外れた瞬間に飛んでいってしまわないように指でガードしながら慎重にやります。こういうものは一度吹っ飛んでいくと一生見つからないので。万が一失くしてしまった場合はパーツリストの89番を購入してください。
リングが外れるとベアリングがとれるので新しいベアリングに交換します。こちらのサイズが内径3mm×外径10mm×厚さ4mmです。
あとはちょっとだけオイルをさして。スプレータイプはちょっとだけ注油するのが難しいですよね。1滴だけ注油したいだけなのにドバっとかけてしまうことが多々あります。注油は1滴で十分です。
あとはスプールを元に戻して、プレートもカチッとスライドさせて、最後にカムロックを締め付けて完了です。さぁ、これで異音は解消されたのか。さっそくライン巻いて試し投げ。
なんということでしょう!無事に異音がなくなりました。やはりキャスト時の異音はスプールベアリングが原因でした。直ってよかった…私はビッグシューターコンパクトが好きです。これからも相棒としてガンガン使っていきたいと思います。
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