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2019-05-18

タイのパイロット111は早起きしてチャドーを狙おう

言わずと知れたタイの超有名釣り堀パイロット111フィッシングプール。せっかくパイロット111に行かれるのであれば、絶対に朝一の営業開始時間から行ったほうがいいですよ、というお話をしてみます。

パイロット111の朝マズメはトップで爆釣するんです

なぜ私がパイロット111の朝マズメをオススメするかというと、トップでチャドー(ジャイアントスネークヘッド)がボコボコに爆釣するという体験ができるからです。パイロット111の営業開始時間は6:00からとなっているのですが、私はいつもレンタカーで自走しているため5:40ぐらいには釣り場に着くように行き、営業開始と同時に釣りを開始できるようにしています。

この薄暗い時間帯はペンシルベイトやポッパー、バズベイトのようなトップウォーター系のルアーでチャドーを数釣りすることができます。チャドー池は以下の3箇所。特に大きなチャドーが釣れる確率が高いのは一番奥の左側。マップ上で言うと右上の池です。

いい日に当たれば朝マズメのわずか1時間に10匹以上のチャドーがトップで釣れることもあります。トップウォータープラグで短時間に爆釣するという体験は日本ではまずできませんよね。サイズは選べませんが時には4kgオーバーの大物が釣れることだってあります。

しかしただ闇雲に池に向かってトップウォータールアーを投げればいいかと言うとそうでもない場合も多いので、パイロット111の朝マズメをトップで狙う時のワンポイントアドバイスを3つほどご紹介します。

朝マズメのパイロット111はボコボコ捕食している所に投げるべし

朝マズメの池は全体的に表層に魚っ気があるのですが、ある場所でボコボコと捕食を始めることがあります。スタッフが餌を撒いたわけでもなく突然始まります。この時は何を投げても簡単に食ってくるので、池全体の様子を注意しながら捕食活動を発見したらそこに投げてみてください。1キャスト1バイトを体験することができます。

この捕食活動は岸際で起こることが多く、大体5分もしないうちに終わってしまうか、捕食しながら池を移動していきますので追いかけながら釣っていくとキャッチ数が増えると思います。

朝マズメのパイロット111は水車周辺を狙うべし

パイロット111では各池の2,3箇所に水車が設置されています。この水車は夜中の間は稼動していますがAM7:00頃になると止まってしまうので、営業開始時間の6:00から釣りを始めたとして約1時間ほど水車が回っていることになります。水車が回っていれば水車周辺を狙ってみてください。水が動く場所には必ずチャドーがついています。ペンシルでもバズベイトでも食ってきます。

注意点としては大物がかかった際に水車にまかれないようにやりとりしなければならないということ。

表層に魚っ気がない時はトップは諦めるべし

パイロット111では朝マズメにトップで釣れる日と釣れない日があります。私の経験上その違いを早い段階で見極めることができるポイントがあって、それが池全体の表層の雰囲気です。トップで釣れない日は池全体がシーンとしているんです。呼吸もほとんどありません。逆にトップでボコボコ釣れる日は池全体の表層がザワザワしてるんです。

私もせっかくタイに来たんだからトップで釣りたいという気持ちがあるので「今日はトップで出なさそうだな」とトップで粘ってしまいますが、そんな時は大体釣れないか釣れても1匹とかで終わってしまいます。表層がシーンとしている日に当たってしまったら、いさぎよくトップには見切りをつけてスローな釣りに切り替えたほうが良いでしょう。

パイロット111の朝マズメに投げると面白いルアー

風もなく穏やかで、まるで鏡のように真っ赤な朝日を映す池。大好きなオニカッコウの鳴き声が心地いい。しっかりと手入れされた芝生の上を歩きながら複数の池から好きな池を選んで釣りをすることができる・・。やっぱり朝マズメのパイロット111は最高なんです。

せっかく早起きしたのであればトップウォータープラグで派手にバイトしてほしいですよね。ここでは朝マズメのパイロット111でオススメのルアーをご紹介します。

ペンシルベイト

最近はルアーズファクトリーというタイのルアーメーカーから出ているSushiというペンシルがお気に入り。

ペンシルのいい所は、速く動かすこともゆっくり動かすこともできるし、さらには止めることもできるためいろんなアクションをつけやすいということです。魚の居場所は分かっていて、あとはアクションにメリハリを付けて反応があるアクションを探したいという時などにオススメ。私は朝一のパイロットではまずペンシルから使うようにしています。

チャドーの捕食活動が見られるようなポイントではペンシルが効率的。ボコボコと捕食している所にキャストし、速く動かしてみたり止めてみたりといろいろ試してみてください。必ずいずれかのアクションで食ってきます。捕食活動が見られてもバズベイトの速い動きにだけ反応しないということは多々ありますから。

バズベイト

最近はルアーズファクトリーのZelepBaitFireRepがお気に入り。

バズベイトのいい所は、投げて巻くだけでいいため手返しがいいということです。そこに居るであろうと予想してピンポイントに投げるという感じよりも、魚の居場所を見つけるために広範囲を手返し良く狙いたいという時にとても有効。私はいつもペンシルで反応がない時の次の手段としてバズベイトを使うようにしています。

パイロット111では日中でもバズベイトが効くこともありますので、必ずタックルボックスに忍ばせておきたいルアーです。

フロッグ & フロッグ系ソフトベイト

日本ではジャッカルのゼノバズなんかがいいですね。

オープンウォーターで反応がない時は岸際の草の中にいるチャドーを誘い出すという手もあります。そのためには引っかかることなく草の上をスムーズに巻いてこれるルアーが必要。そんな時に使用するのがフロッグやフロッグ系ソフトベイトで、オープンウォーターをただ巻きで狙うこともできますし、反応が無ければ岸際の草の上をそのまま巻いたり、チョンチョンと誘ったりとオールマイティーなルアー。個人的に最近ハマッています。

パイロット111に行かれる際はあると便利なルアーだと思いますよ。

パイロット111での使用タックル

日本でブラックバス釣りをメインでされている方であれば、基本的には普段お使いのバスタックルをそのまま使用することができます。しかし日本にお住まいの方がタイで釣りをするにはどうしても飛行機に乗る必要があります。そこで問題になってくるのがロッドの持ち運び。普段日本でワンピースロッドをお使いの方はパックロッドの購入を検討されたほうがいいかもしれません。

飛行機に預けることができる荷物のサイズには制限があり、それを超えた場合は超過料金が発生してしまうからです。詳しくは国際線の飛行機で竿を預けて超過料金がかかった話をご覧下さい。

タイの釣り堀で釣りをするために設計された面白いパックロッドがあります。

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