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2020-05-12

パックロッドユーザーの必需品!あると便利な2つのアイテム

3ピース、4ピースのパックロッドへの需要が高まる昨今。今回はそんなパックロッドユーザーにお勧めの、あると便利な2つのアイテムをご紹介したいと思います。

ロッドの抜け、固着を防ぐロッドフェルールワックス

まずはこちら、ロッドフェルールワックス

私が使っているのはスミスから出てるやつですが、他社からも出てるみたいです。これは何かと言うと、ロッドの継ぎ目に塗っておくことでロッドのすっぽ抜けや固着を防止してくれるというもの。2ピース以上のロッドの場合、キャストした時にロッドが半分すっぽ抜けてびっくりしたという経験をしたことがあるかもしれません。私も過去に2,3回あったと思います。そういった継ぎ目のすっぽ抜けを防いでくれます。

すっぽ抜けることはそれほど多くないにしても、何度も何度もキャストとかアクションを繰り返していくと、ロッドの継ぎ目で徐々にズレていくことは多いかと思います。私も定期的に確認しながら釣りをするようにはしていますが、気づいたらガイドの位置がちょっとずれてるみたいなことはあります。そういったことも完全に無くなったとは言えませんが軽減されたような気がします。

抜けやズレはパックロッドが折れる原因になる

ズレたりすっぽ抜けるだけならまだしも、継ぎ目で少しずつ緩んでいって知らない間にかなり浅く刺さっているだけの状態になってしまうこともあります。本当はもっと奥までぐっと刺さっていなければならないのに、キャスト・アクションを繰り返していくうちに徐々に緩んでいって半分ぐらい刺さってるだけの状態になってしまったと。そのときにたまたま魚がかかってフッキングした瞬間とか、おもいっきりキャストしてぐっと力がかかった瞬間に、継ぎ目で折れてしまう可能性もあります。そういったことを防いでくれます。

そしてさらには継ぎ目の固着を防ぐ効果もあって、釣りが終わっていざ帰ろうというときにロッドの継ぎ目で抜けなくなってしまったという経験がパックロッドユーザーであれば何度かあるのではないでしょうか。そういった継ぎ目の固着も防いでくれるので、このロッドフェルールワックスは非常に便利というか、今の私には必需品になっています。

ロッドフェルールワックスの使い方

使い方なんですが、フェルールワックスをリップクリームのようにくるくると回して中身を出します。そしてロッドの継ぎ目のオスのほうに4,5回ササッと塗ります。あとは指で全体になじませて。そして一度継いでみてください。すると余分なワックスがはみ出てくるので、それを拭き取ってもう一度なじませて、継いで、はみ出たら拭き取ってということを2,3回するだけでOKです。4ピースぐらいのパックロッドの場合はあと2箇所やらないといけないのでちょっと面倒ですが、これをやっておくだけで全然違うので是非使ってみてください。

ただし、ロッドによっては継ぎ方が特殊なものがあってフェルールワックスの使用を禁止しているロッドもあるみたいなので念のためメーカーに確認する必要があります。

固着したロッドを簡単に抜けるロッドセパレーター

続いてこちら。ロッドセパレーターというものです。

これは何かといいますと、固着して抜けなくなってしまったロッドを少しの力で簡単に抜くことができる便利グッズになります。さきほどのフェルールワックスは固着を防いでくれますが、フェルールワックスを塗っていても、継ぎ目に潮がかんでしまったり、熱で膨張してどうしても抜けなくなってしまうことがあります。特に暖かいというかむしろめちゃくちゃ暑い南国でそういった状況に立ち会うことが多いです。

例えば私の経験でいうと沖縄でGTフィッシングした時に、一日釣りをした帰りに「ロッドが抜けない」とか言って大人二人で両端を持って思いっきり引っ張っているような光景を見ることがあります。おそらくオフショアキャスティングされている方であれば何度か見たことあるかと思うのですが、そういう時はロッドベルトとか滑り止めシートなどをロッドに巻いて、なるべく手が滑らないような状態にしてから思いっきり回すという感じで抜いてる方が多いかと思います。ちなみに私も以前は100円ショップの滑り止めシートを使っていましたが、ロッドセパレーターに出会ってからはずっとこれを使っています。

強固な固着も少ない力でカチッと外せる

まぁ熱で膨張してしまった場合は氷などを継ぎ目にあてて冷やすと抜けるんですけど、氷のような冷やせるものがその場にないという状況も多々あって。例えばタイでバラマンディを釣った時にも熱で膨張して抜けなくなってしまったことがありました。冷やせるものもありません。そんな時でもこれさえあれば少しの力でカチッと抜けるんです。実際に現場で使用した時の映像をご覧ください。

 

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ロッドセパレーターでロッドを挟んで回した瞬間にカチっという音が聞こえたでしょうか。こんな感じで完全に固着してしまったロッドも簡単に外すことができます。

これのいいところは、握りやすさなんですよね。ロッドベルトとか滑り止めシートでも抜けないことはないとは思うんですけど、ロッドが細ければ細いほど握ったときの力がかかり辛いんです。細い先端部分よりも太いグリップのほうが強く握れるじゃないですか。どんなに細い竿でもロッドセパレーターを装着すればちょうど握りやすい太さになり、とにかく握りやすくてまったく滑らないのがこのロッドセパレーターのいいところです。

ロッドのサイズに合わせた3種類展開

サイズは3種類あって、まずはGTロッドのような太いロッドに使えるサイズ。

ブラックバスとかバラマンディ、シーバスなどに使用するロッドに使えるサイズ。

そして延べ竿の一番細い部分にも使用できる小さなサイズ。この3種類あります。

普段どんな釣りをするかによって使うサイズは変わってきますが、釣りによって持っていくロッドセパレーターも変えてます。自分だけじゃなくて、周りの人、友達とか乗り合いで一緒の人とかで抜けなくて困っている人がいたときにも貸してあげれば一発解決です。

ロッドフェルールワックスにロッドセパレーター。どちらもとても小さくて重量も無いものですのでタックルボックスやカバンの中に忍ばせておいても邪魔になりません。いざというときのために備えておくと助けてくれると思います。

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