ラチェットアダプター × Tハンドル が最高すぎる
本日ご紹介するのはスナップオンのラチェットアダプター(F67B)とスライディングTハンドル(F5L)。この組み合わせはめちゃくちゃ便利で状況によっては普通のラチェットハンドルよりも使い勝手がいいものだと思いますのでご紹介してみたいと思います。
それぞれの特徴
それぞれ分けてみますと、こっちがスライディングTハンドル F5L です。
スライディングTハンドルという名前はここからきてるんだと思いますが、実はL型ハンドルにもなるんですね。このままエクステやソケットを装着してボルトナットを回すのに使うことができます。例えば固く締まったボルトを緩めたいという場合に、まずはL型にしてぐっとトルクをかえて一発緩めます。スピンナーハンドルに比べると長さがないのでめちゃくちゃ強い力をかけることはできませんが、スピンナーハンドルのような使い方もできるというわけですね。私は小さなスピンナーハンドルという感覚で使うことも多いです。
そしてちょっと緩んだらあとはT型にさっと変えて指先でくるくる回せるので作業スピードが上がりますね。シンプルですがとても便利な工具です。
そしてこちらがラチェットアダプター。
名前の通りラチェット機構になってるんですけど、これ単体で使うことはほぼなくて基本的にはTハンドルなどと組み合わせて使うもので、差込口はどちらも3/8、9.5mm sqになってます。Tハンドルを装着しますとラチェットハンドルのような使い方が可能になります。ラチェット機構が付いたTハンドルと言いますか。
ソケットやエクステンションバーを装着すれば…早回しもできるというものですね。空転トルクがかなり軽いので早回しには適してると思います。ラチェットのギア数は調べたんですが詳細は分からずで、自分で測ってみたところたぶん30ぐらいだと思います。ON OFFの切替スイッチも付いていますのでON OFF切替が簡単にできます。
ラチェットアダプター × Tハンドル はラチェットハンドルよりも速く作業できる
これの何が便利かって、周りに障害物がなくて思いっきり作業できる場合であれば普通のラチェットハンドルよりも断然使いやすいという状況があるんです。例えばエンジンルームの中に手を突っ込んで作業するような場合にはあまり向かないですが、エンジンカバーとかプラグを外す時などのようなエンジンの上から作業する場合ならラチェットハンドルよりも断然こっちのほうがいいと思います。
というのも、ラチェットハンドルってグリップ部分をしっかりと握りこんで使うことってあんまりなくて、最初と最後にトルクかける時はグリップを握りこむかもしれないですけど、どちらかというとヘッドに近い部分を持って使うことが多いと思うんですよ。これ私がマイノリティーなんですかね?とにかく私はこうやって使うんですね。だから結局ハンドルを握ってることって実際少ないんですよね。それであれば、こういったT型ハンドルのほうがヘッドを包み込む感じで持てるので回しやい。
指先でくるくるすることもできますし。そして最後はL型にしてしっかりとトルクをかけるという感じです。私の知り合いではあんまり持ってる人少ないんですが、個人的にはなにかと出番が多いのがラチェットアダプターとTハンドルの組み合わせなんです。
Tハンドルにはいろんなものがあるけれど・・
実はラチェットアダプターは好きすぎて全く同じものをもう1個持ってます。スナップオンのものではない某格安メーカーのTハンドルを組み合わせて2つを比べると、見た目もほぼ変わらないシンプルな構造のTハンドルにもメーカーによって大きな違いがあることに気付きます。
同じようにラチェットアダプターに装着した状態で左右に振る、スナップオンのほうはあまりガタつきがないんですが、格安のほうはかなりカタカタと動くんです。L型にするとよく分かりますが、グラグラするのでかなり厄介。エクステをつけて作業する時も手元に伝わる違いがよく分かります。手元が安定しません。
まぁボルトナットを回すことだけを考えたらそれほど致命的な問題ではないんですけど、やっぱり良いもの(スナップオン)は良いなと思います。これは感覚的なことなので文章では伝わらないと思いますが・・。
というわけで今日はスナップオンのラチェットアダプターとスライディングTハンドルをご紹介してみました。一般的なラチェットハンドルでも十分ですが、一度使うと便利すぎて病みつきになるこの組み合わせ。是非試してみてください。
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