MACTOOLS 2017年限定ドライバー【ZERO Slip – BLACK edition -】
本日ご紹介するのはMAC TOOLS(マックツールズ)の2017年限定ドライバー ZERO Slip – BLACK edition –。先日工具好きの友人と飲んでいた時にいろいろとコレクションを見せてもらったのですが、このドライバーがかっこいいなぁと思い無理を言って借りてきました。
マックツール ゼロスリップ ブラックエディション
こんなこれかっこよすぎませんか?ブラックエディションということでオールブラック仕様になってるんですが、グリップだけじゃなくてブレードも全部黒くなっています。なかなかこういうデザインってないですよね。
ゼロスリップっていう名前の通り、グリップは滑り止め加工されていてどちらかというとザラザラしています。比較するために普通のドライバーも用意しました。同じくマックのドライバーでサイズも同じ2番ですね。シルエットは全く同じ感じだと思います。
これと比べますとグリップに艶がないのが分かるかと思います。光に反射しないですね。触った感じも全然違って、通常の樹脂グリップのほうはツルツルしてますが、ゼロスリップは誰が触っても分かるぐらい明確にザラザラしてまして、かと言ってヤスリのような粗い感じではありません。例えるなら…きれいに仕上げられたコンクリートの表面を触ってるような感じですかね。あとは木。握った感じは「これ木製かな?」って思うぐらいの感じです。重さに関しては特に違いはなさそうですね。感覚的にはほとんど一緒な気がします。正確に測ったわけではないんですけど、別にどちらかがずば抜けて軽いとか重いとかではないですね。
セット内容なんですけど、プラスマイナスどちらも1番~3番とスタッビ。計8本セットです。一般的な自動車整備用ってことでセット売りされてるドライバーは全部揃ってる感じです。そしてブレードの根本には六角がついてるので、ここにメガネレンチをはめこんで使えば手の握りだけでは出せない強いトルクをかけることができますね。まぁこれは特に珍しいものではないですけど。あとはブレードに一部滑り止め加工があって早回しができますよと。
マックツールといえば五角形ペンタグリップ
マックと言えばペンタグリップ。この五角形のグリップは人間工学に基づいて設計されたっていうのは有名な話です。
例えばプラスネジを締め込む際に、親指を置いて自然に握った場合、手首(親指)の動きの角度が72°になります。もしくはさらに親指を深く回転させる場合は倍の144°になりますが、その手首の回転角にマッチして必ず親指の位置にグリップが来ますよっていうことですね。これ以上回すと手首とか腕が不自然に曲がってしまって負担がかかるので、手首とか腕が自然に回る角度に必ずグリップの一番握りやすい形が常に来てくれるっていう仕組みになってます。
これは話だけを聞いてもいまいちピンとこないと思うんですけど、実際にこのペンタグリップを握って72°と144°の角度を体験すると、なるほどーって結構感動すると思います。ただ、実際の作業中にいちいち親指を乗せる位置を確認しながら作業することってなくて、実際にはちょっとずれた位置を握ってるってことが多々あると思いますけどね。
ブレードの黒色は剥がれない?
これは友人のコレクションなので実際の作業には一度も使用してません。鑑賞用です笑。そのためどうなのか分からないんですけど、実際の作業に使用する場合にブレードの黒色はすぐに剥がれて下地が出てきてしまうんじゃないかっていう懸念はありますね。
もしこれがただ黒い色を塗っただけなのであれば、ちょっと固いネジを緩めただけで先っぽはすぐに傷つくし、ドライバーなんてしょっちゅうそこらじゅうにコツコツ当たったりひっかかったりするのですぐに塗装が剥がれそうですよね。もしかしたら塗装じゃなくて素材そのものが黒色でできているのかもしれませんが、観賞用のため無傷なのでその点不明です。
マックとスナップオンのグリップは群を抜いてかっこいい
いやしかしかっこいい!個人的にはスナップオンとマックツールの樹脂グリップが使われてる工具は見た目のかっこよさだけで言うと他と比べて群を抜いてると思います。
メガネとかスパナみたいなものは、ロゴが違うだけで見た目ほとんど一緒ですけど、ドライバーとかグリップ付きのラチェットとかはブランドによって見た目の印象が全然違うので見た目のかっこよさっていうのもかなり重要だと思うんですよ。例えばドライバーなんて各社からいろいろと出てて、機能性でいうと他社のもののほうがいいって事もあると思うんですけど、他社のドライバーってなんか見た目がかっこ悪いものが多くて。
まぁかっこいいかっこ悪いっていうのはほんとに主観的なことなので、中にはスナップオンやマックのほうがかっこ悪いと感じる人もいるでしょうし、絶対的な基準なんてないですけど。やっぱり自分がかっこ悪いものは使う気になれないし、使っていてテンションがあがる工具をできれば使いたいと思うんですよ。私のように趣味でやる場合は特に。こういう工具で作業すればそれだけでヤル気が出るってもんです。ま、これは借り物なので明日返しますけどね。
あ~、ビール何杯でもいける。
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