ナマゾンモバイリー C584MH 開封レビュー!2万円以下で買える最高のパックロッド
今日は久しぶりにロッドを購入したので開封レビューしていきたいと思います。購入したロッドは、ナマゾンモバイリー C584MH。
ナマゾンモバイリー C584MHのスペック
- 品番:C584MH
- 全長:5ft8inch
- 自重:150g
- 継数:4本
- 仕舞寸法:48cm
- ルアー重量:5-42g
- 本体価格:21,000円
私も数年前から愛用してるナマゾンモバイルがモデルチェンジして新しくなったのがこのナマゾンモバイリーということなんですが、私が購入したのはC584MH、5ft8inchの4ピースパックロッドです。メーカー希望小売価格が21,000円なんですが、今はだいたい18,000円前後で購入することができる非常にリーズナブルで費用対効果、コストパフォーマンスの高いパックロッドだと思います。
付属されてるセミハードケースは以前の丸形から変わって、若干強度は落ちるかと思いますが、他の竿もあと1本ぐらいは入れられるっていうのはメリットかなと思います。竿自体の仕舞寸法は48cm、ケースの長さが55cmということでスーツケースにも余裕で入りますね。
どういった状況で使うことを想定しているか
モデルチェンジ前のナマゾンモバイルC594MHに比べると1inch短くなっているのでさらに取り回しがよくなってるんじゃないかなと思います。今回購入した目的は次に予定しているアマゾン遠征用。アマゾンで小さなボートに乗ってピーコックバスを狙うためで、1つのボートに2,3人乗ってひたすらピンキャストと細かなアクションを繰り返していくような釣りになるんですけど、これまで3回(日数でいうと約20日間ぐらい)アマゾンで小さなボートから釣りをしてみて、竿の長さはできるだけ短いほうがいいなと思うようになってきました。
人それぞれ身長とか体格によって使用感は違うと思いますが、身長175cmの私にとってはだいたい6ftまでがいろんなことをやりやすい長さかなって感じてます。でかいバスボートみたいなので釣りするなら話は別ですよ。あくまで小さなアルミボートでの釣りをするならって話です。
プロの映像は素人にとって参考にならない側面もある
プロが釣りしてる映像などを見てると平気で7ftクラスの竿を使ってますが、あれは結構特殊な状況ですよっていうことをお伝えしておきたいのが、プロが釣りしてる映像っていうのは基本的に商品のプロモーションを目的として「撮影」してますので、船に乗ってるアングラーは1人だけになります。あとは後ろで邪魔にならないようにカメラマンが1人。だからアングラーは常に一番投げやすい船首に立って360度竿をぶん回すことができるので7ftでもなんでもいいんです。
しかし私たちのような素人がお金を出し合ってあくまで遊びで釣りをする場合、1つのボートに2人以上乗って釣りをすることが多いです。そうなると立ち位置をローテーションしていく感じになるかと思うんですが、小さなボートの真ん中に立って釣りをする時って竿が長いと本当にいろんなことができなくなります。
まず圧倒的にサイドキャストがやりにくい。船首に立ってる人にルアーをひっかけないように気を遣って投げるので、普段通りのキャストができないんですね。そしてアクションもやり難いです。特にロッドの先を真下に向けてペンシルをちょんちょん動かしたり、ジャークベイトを操作したくても竿先が水を叩いてしまったりでかなり制限がかかってきます。
だから私は小さなアルミボートに2人以上乗ってピンキャストと細かいアクションを繰り返すような釣りには6ft以下の竿がストレスなく一番いいんじゃないかなと思うようになって、ネットで探してた時に見つけたのがこのC584MHでした。
ナマゾンモバイリーはガイド径がでかくて最高
もともとナマゾンモバイルが好きだったっていうこともあるし、前のモデルに比べると1inch短くなってさらに扱いやすそうだなっていうのと、ナマゾンモバイルってもともと他の竿に比べてガイド径がでかいんですよね。しかも今回のモデルチェンジでさらにガイド径がでかくなってるんですよ。ダブルフットガイドが10個付いてるんですけど、トップガイドの内径が結構でかいのが分かりますでしょうか。
2年ぐらい前にオーダーメイドで作ってもらったラテスキャプターという竿があるんですけど、そのラテスキャプターよりもトップガイドの内径が若干でかくなってます。
私はメインラインにPEの5号を使いますしリーダーは80lb前後を使うことが多いので、やっぱりガイド径がある程度ないと結び目の抜けも悪いし飛距離も落ちてしまうっていうのがあって、多少ロッドの自重が重くなってもいいからガイドがでかい竿のほうが好きです。逆に言うとあくまで私の釣りスタイルという超限定的な話にはなりますが、ガイド径が小さいということにメリットを感じることは1つもないし、もっというとガイド径が小さいということは私にとっては害でしかありません。
自重は150gということで、以前のC594MHに比べると2g重くなってますが、正直そんなことはどうでもよくてガイドがさらにでかくなったっていうのが嬉しいポイントでした。
グリップのデザインが大幅にリニューアル
前のモデルに比べるとデザイン・見た目も変わってかっこよくなったなぁっていうのもあります。以前のC594MHはもう売ってしまったので手元にないので、スペックは違ってしまいますがC594XHと見た目を比較してみたいと思います。
並べてみるとガイドのスレッドがオレンジからシルバーに変わったっていうので若干ぱっと見の印象も違いますけど、明らかに印象が違ってるのがグリップ部分。リールシートは前モデルのナマゾンモバイルと全く一緒の物が使われてると思います。リールを固定する部分はちょっと派手になってますが、大きな変更としてはグリップがコルクになったという点と、途中から素材が変わって凸凹してます。これはグリップが効きそうな感じですね。
そしてグリップで「これいいな」と思ったのがグリップエンド。グリップエンドが鋭角に広がってるんですよ。これは大物とのファイトで脇に挟んだ時にもすっぽ抜けにくいんじゃないかなと思います。
以前私はタイでかいチャドーとファイトした時に船の真下に突っ込まれてグリップエンドが脇からすっぽ抜けて竿が船べりにコツンとあたって折れてしまったというトラウマがあるので、グリップの長さとかこういった部分には特に目がいってしまいます。
私がオーダーしたわけじゃないのに、たまたま私の希望を全て叶えてくれてるっていうドンピシャの竿ですね。しかもこれが2万円以下で買える。めちゃくちゃいい竿なんじゃないかなと思いました。さっそく次回のアマゾンに持って行こうと思いますので、また実釣インプレもしていきたいと思います。なにかしら参考になりましたら幸いです。
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