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2017-03-24

台湾バラマンディ釣り遠征にかかる予算って実際どうなの?

これまで台湾の釣り場をいくつかご紹介させていただきましたが、本日は台湾でのバラマンディ釣り遠征にかかる費用(おおよその予算)についてお話してみたいと思います。

週末を有効活用する2泊3日の台湾バラマンディ釣り遠征

仕事の関係で長い連休がなかなか取れない方も多いでしょう。ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休はどこも混みますし飛行機やホテルの値段も倍以上に跳ね上がります。しかし実は台湾はもの凄く近いので、普通の週末にだって行けちゃうんですよ。地図を見ていただければ沖縄の石垣島から目と鼻の先の距離にあることがお分かりいただけるかと思います。

飛行機のフライト時間は約3時間。金曜日だけなんとかお休みを取ったり早退することができれば約2日間は釣りをすることができます。そこで今回は、台湾で5kg以上のバラマンディを釣る2泊3日の週末遠征にかかる大人1人あたりの金額を考えてみたいと思います。

釣って頂くのは林邊大金池のバラマンディ。>>林邊大金池の詳細記事はこちら

そしてより正確な金額が出せるように以下の条件を付け加えます。

  • 渡航日はなんでもない普通の週末2017年6月9日~11日の3日間(移動日を除き釣りができるのは約2日)
  • 基本的には釣りオンリー(観光やショッピングは一切しない)
  • 行く釣り場は林邊大金池のみ
  • フィッシングガイドやツアーは利用しない
  • 大阪関西国際空港から出発
  • 空港までの移動手段は車
  • 飛行機はLCCのPeachを利用
  • タックルは自前のものを日本から持ち込む
  • 現地での移動手段はレンタカー

以上の条件で2泊3日の台湾釣り旅にかかる金額を算出させていただきます。

空港までの移動にいくらかかる?

大阪関西国際空港までは車か電車で移動することになりますが、今回は車を利用。2泊3日程度の荷物でしたらそれほど多くありませんので電車で行かれても苦にならないかもしれません。その辺はお住まいの地域などを考慮して臨機応変にお願いいたします。車で行かれる場合、空港には有料駐車場がありますので出国から帰国までずっと停めておけます。>>駐車料金シミュレーションはこちら。

2泊3日の旅ですので空港の駐車料金は最大でも6,000円程度じゃないでしょうか。あとはガソリン代や高速料金がかかりますね。

飛行機にいくらかかる?

台湾には国際空港が2つあり、台北に桃園国際空港。高雄に高雄国際空港があります。台北は主に観光で行かれる旅行者が多くバラマンディ釣りはそれほど盛んではありませんので、バラマンディ釣りを目的として台湾に行く場合は高雄国際空港へ飛ぶのが正解です。

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台湾釣り遠征の中で最も予算が必要なのが飛行機代。とは言ってもLCCを使えばめちゃくちゃ安いです。例えば今回はPeachを利用してみるとしましょう。2017年6月9日(金)11:00発 → 13:15着(時差が1時間ありますので実際のフライト時間 3時間15分)の便ならたったの12,880円。帰国便は2017年6月11日(日)14:00発 → 17:55着(フライト時間 2時間55分)の便で11,980円です。諸税・空港使用料等を含めた合計金額は大人1人あたり往復で28,290円。「えっ?こんな金額で海外行けちゃうの?」ってびっくりするほど安いでしょ?

ちなみに上の画像のハッピーピーチプラスというのは受託手荷物を1つまで無料で預けられたり事前に座席指定ができるプランです。釣り道具や釣り竿は機内に持ち込めないので必ず受託手荷物として預ける必要があります。必ずハッピーピーチプラスで取ってください。

飛行機に竿を預けることになります。特に海外では荷物をぶん投げられるなど雑に扱われることがあったりしますので、専用のロッドケース(バズーカ等)などでしっかり守りましょう。ブラックバス用のワンピースロッドなどは何かと面倒なので、できれば2ピース以上のロッドやパックロッドなどがあると便利ですね。

ホテルにいくらかかる?

台湾のホテルは日本に比べると若干安いですが、市内のホテルは日本と同等程度の料金設定になっています。例えば釣り場に近い以下のホテル。2泊3日で約15,000円です。Booking.comというサイトでホテルはたくさん見つかりますよ。こちらのリンクから予約されますと宿泊料金が2,000円OFFになります。→Booking.com

今回の遠征の目的はバラマンディを釣ることであり観光ではありません。なのでホテル選びでは部屋の高級感よりも立地を優先したほうがいいと思います。ホテルはただ寝るためだけにあると割り切ることで予算を抑えられます。2泊3日の日程を最大限に釣りつくすためにも極力移動時間は少なくしたいところです。そのため釣り場である林邊大金池の周辺(塀東という地域)にホテルをとってください。

現地での移動(レンタカー・ガソリン代・高速代)にいくらかかる?

台湾のレンタカーは日本のレンタカー料金に比べると割高です。保険(フル・プロテクション)をつけなくても2泊3日で約17,000円。これに保険(フル・プロテクション 9,000円程度)を付けるかどうかは任意です。

フル・プロテクションというのは、普通の事故以外の事故(例えば窓ガラスが割られた、タイヤがパンクした、盗難にあったなど)のときに保険がきくというものです。フル・プロテクションをつけるかどうかは任意で選択可能。私は海外での運転に慣れているということもありますが、いつも付けません。日額3,000円の保険料は高すぎます・・。ただ、台湾での運転が初めてであれば念のために付けておくと安心感はあるかもしれませんね。もちろん通常の交通事故の際の保険はレンタル料に含まれていますのでご安心を。

台湾で車を運転するとなると国際免許証は不要ですが、日本の免許証と中国語翻訳文が必要になります。>>中国語翻訳文について詳しくはこちら

そしてスマホをカーナビとして使用できるように海外用のポケットWi-Fiレンタルサービスを利用されることをオススメ致します。現地のカーナビは当然現地の言語で操作しなければなりませんので使い物になりません。ポケットWi-Fiのレンタルが2泊3日で約3,000円程度。

台湾のはガソリンの値段は日本とそれほど変わりません。しかし高速道路の料金は激安。2泊3日釣り場までの道のり、空港までの道のりなどフルに乗りまくっても500円程度でしょう。ということで、レンタカー代を含め現地での移動にかかる金額は全部で20,000円ぐらいですかね。

釣りにいくらかかる?

林邊大金池の釣り料金は3時間ごとに300台湾ドル(2017年3月現在 約1,100円)。営業時間は6:30~18:30となっています。金曜日から日曜日までの2泊3日の日程ですと金曜と日曜は飛行機での移動で半日潰れます。金曜は台湾に到着したらそのまま釣り場へ向かえば3時間だけ釣りができます。そして土曜日は終日フィッシング。最終日の日曜は帰国の飛行機までの3時間は釣りができますね。

  • 6月9日(金)フライト11:00発 → 13:15着 15:00~18:00フィッシング
  • 6月10日(土)6:30~18:30 終日フィッシング
  • 6月11日(日)6:30~11:30フィッシング フライト14:00発 → 17:55着

合計21時間の釣りとなりますので、釣りにかかる合計金額は2,100台湾ドル(2017年3月現在 約7,600円)

食費にいくらかかる?

こればっかりは個人差がありますが、現地の安いレストランであれば1食300円程度で食べることもできますが、観光客の多い台北のレストランに比べると美味しくないというか日本人の舌には合わない料理が多いです。コンビニやスーパーのパンや弁当は意外と高く、あまり美味しくないうえに日本とほぼ変わらない値段です。3日間だけ我慢するか、毎日少し高くついてでも美味しいレストランに通うか。ちなみに下の写真はホテルの朝食として出されたタマゴサンド。見た目は普通なのに食べるとなぜかバニラの芳香剤のような味がして気持ち悪かったです・・。

というわけで、余裕をもって2泊3日で5,000円もあれば十分に足りるんじゃないですか?っていうのが私の答えになります。

で、結局台湾のバラマンディ釣り遠征にかかる総額は?

台湾のバラマンディ釣り堀「林邊大金池」でバラマンディを釣る2泊3日の週末遠征にかかる大人1人あたりの金額は、

  • 空港までの車での移動(ガソリン代・高速料金) 5,000円
  • 空港の駐車料金 6,000円
  • 飛行機の往復チケット 28,290円
  • ホテル 15,000円
  • レンタカー 17,000円
  • ポケットWi-Fiレンタル 3,000円
  • 現地での移動(ガソリン代・高速料金) 3,000円
  • 釣り料金合計 7,600円
  • 食費 5,000円

総額89,890円となりました。2人以上で行かれればレンタカーや交通費、ホテルなど割り勘にできる部分もたくさんありますので70,000円程度に抑えれるのではないでしょうか。台湾のバラマンディ釣り遠征でかかる料金の大半が飛行機などの移動にかかるもので、現地での滞在や釣りにはそれほどお金がかからないことがお分かりいただけたかと思います。

台湾のバラマンディ養殖池では日本だとなかなか釣れない大きなルアーでも比較的簡単に釣れ、アグレッシブで暴力的な引きを一度経験すると本当にやみつきになります。また、台湾の人々は本当に親切で優しい人が多く、たくさんたくさん助けられました。台湾最高です。是非是非お金と時間を作って挑戦してみてください^^

フィッシングガイドを付けるメリット

ここまではフィッシングガイドサービスやツアーを利用せずに自力で台湾のバラマンディ釣りをすることを前提にお話させていただきましたが、フィッシングガイドを利用するメリットはかなり大きいということも忘れないでください。と言うのも、この記事は2017年3月に書いています。

  • 釣り場が廃業になっているかもしれない
  • 営業時間や定休日が変わっているかもしれない
  • たまたま臨時休業・水抜き等しているかもしれない
  • レンタカーで自走すれば当然事故や盗難のリスクがある
  • インターネットが不得意で飛行機やホテルの予約が難しい

など、自力での海外釣り遠征には様々なリスクが伴います。フィッシングガイドサービスを利用することによって少なくとも上記のような不安は全て解消してくれるでしょう。また、養殖池は年に何回か放流を行っているらしいのですが、やはり放流したばかりの池のほうが釣れますし、ガイドさんはそういった様々な情報や状況を考慮して、いろんな釣り場の選択肢の中からその日に最高だと思われる釣り場へ連れて行ってくれます。

せっかくお金と時間を作り満を持して台湾の林邊大金池にやって来たはいいけど、上記のような理由で釣りができなかった、釣りはできたけど全然釣れなかったともなればそのショックは計り知れません。料金は割高にはなってしまいますが、フィッシングガイドサービスを利用することで安心を買うという選択肢も一つだと思います。

台湾のバラマンディフィッシングガイドならAQUAさんがお勧めです。私も以前一度お世話になったことがあり、その時は台南にある違う釣り場へ案内していただきましたがめちゃくちゃ釣れました。

何度も言いますがこの記事は2017年3月現在の私の経験談をもとに作成しています。時代の変化によっていろいろと現地の様子も変わっているかもしれませんのであくまで参考程度にお考えください。自力での海外遠征は自己責任にてお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事があなたのお役に立てましたらSNSでシェアすることができます。

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