ニューブンサムランで100kgオーバーの怪魚を釣った時の話
やらかしました。タイの人気釣り堀ニューブンサムラン・フィッシングパークで、夢の100kgオーバーを釣り上げてしまったのです・・。
ニューブンサムランは大混雑
それは日曜の混雑時に起こりました。久しぶりにニューブンサムランにやってきた私たちは、2,000バーツのバンガローとガイド(案内人)をつけて、ビールを飲みながらまったりと釣りをするつもりでした。ガイドの名はティア。仕掛けを作って餌を練り、魚がいる場所にキャストしてくれます。
日曜ということもあり10:00を過ぎたあたりからどんどんお客さんが増えてきました。桟橋は混雑し、バンガローもほとんど埋まっているようです。
そんな中でもガイドのティアはコンスタントに釣らせてくれました。久しぶりのメコンオオナマズとのファイトに興奮。60kgの大物まで・・。やっぱりブンサムランは楽しいです。
2人で1本の竿を出し交互に釣りましたが、それでも体力的に厳しい釣り。アベレージサイズ(約30kg)のメコンオオナマズでもめちゃくちゃ引きます。次の魚がかかるまでの時間がつかの間の休憩タイム。
現る怪物!ブンサムランの100kgオーバー巨大ナマズ
餌もほとんどなくなり、残り2キャストぐらいで終了かな?というタイミングで事件は起こりました。ラインを引っ掛けたビンがコテっと倒れ、いつものようにフッキングを決めたその瞬間に感じた重量感。そして一気に持っていかれるパワフルな引き。あきらかにこれまでとは違うと確信しました。止まりません・・。PE5号を300m巻いたスプールの残量が100mぐらいになるまで一気に出されました。どうすることもできずただただ耐えるだけの時間。
ようやく魚の動きが止まってからは出された200mのラインを少しずつ巻き取る作業。ハンドルを1回巻くことがこんなにも大変か・・そんなレベルの戦いでした。最悪なのは魚が左のほうへ走ってしまったこと。隣のバンガローに擦れてラインブレイクしたり、オマツリの可能性もあります。腕だけの力ではハンドルを巻けないので、足を使って少しずつカニ歩きしてからラインを巻きとる。そんな風にしてなんとか寄せることに成功しました。
ファイト開始から20分経っても全然弱った感じがありません。30分経過。まだ姿は一度も見えていないのですが、このあたりでガイドのティアから「About 80,90kg」と言われました。私たちのブンサムランでの過去最高記録は70kgなので、記録更新は確実のようです。
さらに10分。計40分のファイトの末ようやく姿を見せたソレは今まで見たこともないほどの巨大なメコンオオナマズでした。ランディングネットに体が半分も入っていません。
さすがにバンガローに上げることができないということで、急いでスタッフを呼び専用のカゴに入れて水中で撮影することになりました。
夢の100kgオーバー!噂には聞いたことがありましたが、この目で見たのは初めて。本当に居ました。スタッフ曰く「About 120,130kg」!信じられません・・。移転前のブンサムランから数えると20回ほど通ってきましたが、これほど嬉しい日はありませんでした。
釣らせてくれたティアに感謝です。
100kgオーバーのメコンオオナマズを釣ったタックルや餌
この日使用したタックルは以下。持参したパックロッドEP73Sが折れてしまったため、竿のみレンタルしました。
- ロッド : OKUMA ANDAMAN JIGGING AD-S-602MH 6’0″
- リール : DAIWA ソルティガ エクスペディション 5500H
- ライン : KUROSAWA PEライン エックス・コア 5号(グレー)300m
- リーダー : モーリス(MORRIS) ライン バリバス ショックリーダー ナイロン 100lb
餌はガイドのティアが用意してくれました。これまでとはちょっと違ってパンの粉が粗い(大きな塊が混ざっている)ような気がしました。使用する餌や配合する臭い、仕掛けはガイドによって全然違います。
釣り上げた直後は遠分ニューブンサムランはいいかなぁと思いましたが、10日ほど経った今、またもう一度行きたくなっております。最高の思い出をありがとう!ブンサムラン・フィッシングパークは本当にアメイジング。
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