タイの大物バラマンディ養殖池では破壊されないルアー選びが重要
タイには大物バラマンディが簡単に釣れる養殖池がたくさんあります。普通の釣り堀に比べて10倍ほどの料金設定になっていますが、その料金さえ支払えば誰でも絶対に大物バラマンディがルアーで爆釣しますので、釣り人であれば一度は行ってみたいのではないでしょうか。
代表的なタイの大物バラマンディ養殖池はブンマーポンドとニューボーヌム。本日はこれらの養殖池で釣りをする際に使用するルアーについて私が気をつけていることなどをシェアしてみたいと思います。ルアー選びの参考にしてみてください。
バラマンディ強し!バス用のルアーは強度が足りないかも?
タイでバラマンディを釣る際にみなさんが使用するルアーは、普段日本で使用しているブラックバスやシーバス用のルアーがメインになると思います。私も同じで、日本でブラックバスを釣る際に使用しているルアーをタイのバラマンディにも使うのですが、7kgを超えるバラマンディは本当に強い!ブラックバス用のルアーでは太刀打ちできないことがあって・・。
私はみなさんに比べて太いラインを使うのであまり参考にならないかもしれませんが、ビッグシューターコンパクトにPE5号でファイトするとフックアイごとフックを引きちぎられるということが多々あるんです。
基本的にタイの特別なバラマンディ養殖池ではどんなルアーを投げても簡単に釣れます。ルアーのカラーもアクションもそれほど関係なく簡単に食ってきますので、とにかく強度があるルアーを使うことをオススメします。上の写真のようなミノー、ジャークベイトを使用する際はワイヤーが貫通しているタイプを選んだほうがいいでしょう。
大物バラマンディにも破壊されない強いルアー
私がタイの養殖池で大物バラマンディを釣るときに多様するルアーをご紹介します。これまでたくさんのバラマンディを実際に釣ってきましたが、それでも全然壊れない強度・信頼・実績のあるものばかりです。
GEECRACK ギリング 125/165
まず一番多様するのはGEECRACKのギリング125/165。
このルアーでこれまで7kg前後のバラマンディを20~30匹は釣ったと思います。それはもう全身傷だらけ。粗いヤスリをかけたかのような歯型がボディー全体にあります。
これだけ釣っても過去にバラマンディにフックアイが引きちぎられたということは一度もありません。もちろんフックは強いものに変えています。PE5号で強引に引っ張り合いをしてもジョイントタイプのボディーの強度はまったく問題ありません。使用フック:シャウト! 231-CS カーブポイント トレブル31 1/0
ギリングは強度について強い信頼を寄せているルアーの一つです。
さらにギリング一つで養殖池の全てのレンジを狙えるというのも強みになります。ギリングはハイフロートとサスペンドの2種類あるのですが、基本的に私が使用するのはハイフロートタイプがメイン。まずはそのまま表層を引いてみて反応が無ければフロントフックにオモリを付けて沈めてボトムを探ります。それでも反応が無ければオモリを軽く調整しながら中層を狙うこともできるのです。
Ja-do LV GP500
バイブレーションはタダ巻き、早巻き、リフト&フォールなど様々な使い方ができ、タイの養殖池においても非常に実績があるルアーですが、このLV GP500は非常に強い強度を持っています。
ギリング同様これまでたくさんのバラマンディを釣ってきましたが、フックアイは引きちぎられるどころか少しも曲げられていません。アクションがどう、ラトルの音がどう、ということは置いておいてとにかく強いという所が大変気に入っています。
調べてみると、このルアーはラッキークラフトの名作バイブレーション”LVシリーズ”に邪道(Ja-do)がコラボ?したバイブレーションみたいです。現在店頭には並んでいないようですので中古釣具屋さんで探してみてください~。
ACME カストマスター
先日のタイ遠征で実際に使用して非常に面白かったのがこのカストマスター。こちらも入手困難なようですが・・。
メタルジグとスプーンの中間のような形をしていて、タダ巻きすると不規則にヒラを打ってくれます。日本の管理釣り場でトラウトを狙うような感覚で大物バラマンディを釣ることが出来ます。遠投も可能ですしどんなレンジも狙えるのも魅力的。しかもフックアイごとフックを引きちぎられるといった心配はありません。
ただ、シルエットが小さいため奥まで飲み込まれてしまう可能性があります。そういった時に極力エラを傷つけないようにするためにもシングルフックでの使用をオススメ致します。
RAPALA SALTWATER X-RAP SXR12
ジャークベイトはバラマンディがよく釣れるルアーの一つですが、私がこれまでに使ってきたジャークベイトのほとんどがフックアイの強度が弱く、フックアイを引きちぎられるというトラブルがありました。しかしこのソルトウォーターX-Rapはアイのワイヤーが非常に太く作られていて今のところ強度に不安を感じたことはありません。
他社のブラックバス用ジャークベイトに比べると、見た感じでも太く強そうなワイヤーだということが分かります。タイの養殖池と言ってもずっとタダ巻きで釣れるかといえばそうではなく、さすがに何匹か釣ってると慣れてくるのか食わなくなってくることがあります。そんな時はジャークベイトで左右にダートさせるようなアクションが効いたりするので、是非ともジャークベイトもいくつかタックルボックスに入れておくことをオススメします。
強いルアーで、よい釣りを!
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