マレーシアでリゾート気分のお手軽フィッシング – HULU LANGAT FISHING RESORT
今回ご紹介する釣り場はHULU LANGAT FISHING RESORTという釣り堀で、練り餌を使用してメコンオオナマズやパーカーホといった怪魚を釣ることができます。
HULU LANGAT FISHING RESORTってどんな釣り場?
まずはHULU LANGAT FISHING RESORTがどんなところなのか、どのようなシステムなのかについてご紹介します。
- 名称 : HULU LANGAT FISHING RESORT
- WEBサイト : http://hululangatfishingresort.com/
- 営業時間 : 24時間営業(年中無休)
- 対象魚 : メコンオオナマズ、レッドテールキャットフィッシュ、パーカーホ他
- 料金 : 人数ではなく竿1本につき 4時間 80リンギット~
HULU LANGAT FISHING RESORTはマレーシアの首都クアラルンプールから車で1時間の山の中にあります。私達はレンタカーで自走しましたが、釣り場周辺の山道は車がすれ違えないぐらい狭いですし、角度の急な凸凹道をになっています。自走される場合はくれぐれもお気をつけください。また、マレーシアではよく見かける体長1mほどのオオトカゲもうじゃうじゃ生息しています。
山道を抜けるとHULU LANGAT FISHING RESORTが見えてきます。その名の通り「リゾート」といった雰囲気。パッと見は釣り場というよりゴルフ場か何かだと思わせるような外観をしています。
ロビーも広くて清潔感があります。
ロビーを抜けると目の前に釣り場(池)が広がり、フィッシングライセンスのみで利用できる無料の釣り場と、対岸にはコテージのような個室(おそらく有料)があります。釣り場自体はかなり広め。無料の釣り場でもしっかりと屋根がありますし、テーブルと椅子はきれいに掃除されています。さらに釣り場のいたるところに手を洗える水道が設置されているのも嬉しいですね。
釣り場の雰囲気や釣り方がタイの世界的に有名な釣り堀「ブンサムラン・フィッシングパーク」に似ています。釣れる魚のサイズはブンサムランに比べるとかなり小さめですが・・。釣れる魚のほとんどはメコンオオナマズ。
私達はその他にレッドテールキャットフィッシュやビッグヘッドカープという鯉が釣れました。Facebookをチェックしてみると、中にはパーカーホを釣っている人もいるようです。個人的にはパーカーホを釣ってみたい・・。
ちなみにこのビッグヘッドカープという魚はクセモノで、触るとヌルヌルした粘膜のようなものが手にこべりつき、めちゃくちゃ臭いです。
ランディングや写真撮影はスタッフさんが丁寧にやってくれます。
釣り場の隣にあるレストランは2017年1月現在は営業していませんでした。近くにコンビニなどもありませんので、HULU LANGAT FISHING RESORTに行かれる際は事前に昼食を準備して行かれることをお勧めします。
料金システムとルール
HULU LANGAT FISHING RESORTは年中無休で24時間営業です。料金は竿1本につき4時間で80リンギット(2017年2月現在のレートで約2,400円)~。2時間ごとに20リンギットごと上がっていきます。
そして小麦粉のような餌を別途1パック(5kg)で20リンギット(2017年2月現在のレートで約600円)と、仕掛けのスプリングが5リンギットで購入できます。4~6時間ほど釣りされるのであれば餌は1パックで十分かと思います。竿とリールとメインラインのみ用意していけば問題ありません。
ルアーフィッシングは禁止です。100%餌釣りオンリーの釣り場ですのでご注意ください。
釣り方
今回私達が訪れたのが平日だったということもあり、お客さんは私達だけでした。そのためか最初の1時間ほどはスタッフさんが付きっ切りでタックルの準備から練り餌作りまで全てやってくれました。これが毎日全ての人に行われているサービスなのか、たまたま暇だった時に初心者の日本人が来たから手伝ってくれたのかは分かりません。
餌と水との分量はとても大事だと思います。硬すぎると水の中でうまくバラケませんし、柔らかすぎるとキャストのときに餌だけ吹っ飛んでしまいます。最初にスタッフさんに教えてもらえたことはかなりラッキーでした。
スタッフさんが撒き餌をふんだんにしてくれますので、購入したスプリングの仕掛けにコブシほどの大きさの団子を作って池にキャスト。スタッフさんの釣り方を観察していたところ、着水と同時にラインにテンションをかけながら餌の団子をカーブフォールさせ、アタリがあったと同時に即アワセしていました。私としてはテンションをかけずにフリーフォールさせてボトムでしばらく待ったほうがいいのでは?と思うのですが、どうやらフォールで気付かせて着底とほぼ同時に食わせるような感じでした。
2匹立て続けに釣れた後は長い沈黙の時間。3時間ほどノーバイトでした。今日がたまたま厳しかったのか毎日こんな感じなのかは分かりませんが、思ったより難しい印象。どうしてもタイのブンサムラン・フィッシングパークと比べてしまうからいけないのでしょうね。
屋根で直射日光は避けられるにしても、風が無いとめちゃくちゃ暑いです。さすがに竿を持ってずっと待つというのは精神的にも体力的にも厳しい・・。ベンチに座ってビールでも飲みながら気長に待ちましょう。
アタリがあったら基本的にはやっぱり即アワセがいいようです。おそらく食ってくる魚のサイズが比較的小さいからだと思いますが、アタリがあってもそのまま放置しておくとすぐに餌を放してしまいます。いつも十分に持っていかせてからフッキングするような釣りばかりしているので、即アワセは本当に難しかった・・。
今回私たちが使用したタックルは以下。
- ロッド : ゼナック EP76B
- リール : アブガルシア REVO BIGSHOOTER
- ライン : モーリス(MORRIS) ライン アバニ キャスティングPE マックスパワー 200m 8号
釣れる魚が予想よりもかなり小さかったため、ちょっと強すぎました。もう少しライトなスピニングタックルだったらもう少し楽しめたかなと思います。
HULU LANGAT FISHING RESORTはきれいな釣り場ですので女性とのデートや家族での釣行にお勧め。まさにリゾート気分を味わえます。がっつり釣りをするという感じではなく、4,5人で竿を2本ほど持ち込んでビールでも飲みながら気長に待つというスタイルがいいと思います。マレーシアに釣りに行かれる際は是非訪れてみてください。
HULU LANGAT FISHING RESORTでの釣り動画
動画を撮ってきました。釣り場の雰囲気や釣り方など是非参考にしてみてください。
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