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2017-02-19

マレーシア釣り遠征にかかる予算って実際どうなの?

これまでマレーシアの釣り場をいくつかご紹介させていただきましたが、こんなご質問をいただきました。

動画を使った釣り場紹介、とても分かりやすくマレーシアの釣りに非常に興味を持ちました。ありがとうございます。そこで教えて頂きたいのですが、仮にこれからマレーシアに釣りに行くとして、予算はだいたいどの程度必要でしょうか。私はサラリーマンですので休みは大型連休などを利用しても最大で5日程度が限界です。飛行機やホテルのことなども含めて、行って釣って帰ってくるのにかかる大よその総額を教えていただけないでしょうか。

ご質問いただき有難うございます!お答えいたします。

マレーシア釣り遠征にかかる金額を出す前に、まずはいろいろと定義します

マレーシアでの釣り遠征にかかる総額を出すと言っても、

  • 何を優先するか(釣りだけでいいのか、観光もしたいのか)
  • どんな魚を釣るか
  • 何泊滞在するか

などによって総額は変わってくると思いますので、ここでは1つのプランを決めてしまいます。今回ご紹介する金額は、マレーシアでレッドテールキャットフィッシュとゴリアテグルーパーとバラマンディを釣る3泊4日の旅にかかる大人1人あたりの金額としたいと思います。

釣って頂くのはNATURAL EXOTIC FISHING PONDのレッドテールキャットフィッシュ。>>釣り場の詳細記事はこちら

LS Fishing Pondのゴリアテグルーパー。>>釣り場の詳細記事はこちら

Kolam siakap jugra RM3のバラマンディ。>>釣り場の詳細記事はこちら

そして以下の条件を付け加えます。より正確な金額が出せるように私の遠征とほとんど同じ条件とさせていただきます。

  • 渡航日はゴールデンウィークの5月2日~5日の4日間(移動日を除き釣りができるのは2日間)
  • 基本的には釣りオンリー(観光やショッピングは一切しない)
  • フィッシングガイドやツアーは利用しない
  • 中部国際空港(セントレア)から出発
  • 空港までの移動手段は車
  • 飛行機はJALのエコノミークラス
  • タックルは自前のものを日本から持ち込む
  • 現地での移動手段はレンタカー

以上の条件で3泊4日の釣り旅にかかる金額を算出させていただきます。

空港までの移動にいくらかかる?

中部国際空港(セントレア)までは車か電車で移動しますが、今回は車を利用。スーツケースや釣り竿などの荷物を持って電車で移動するのは結構きついです。(経験あり)空港には1日最大1,500円の有料駐車場がありますので出国から帰国までずっと停めておけます。>>駐車料金表はこちら。

3泊4日の旅ですので空港の駐車料金は最大でも6,000円。あとはガソリン代や高速料金がかかりますね。

飛行機にいくらかかる?

マレーシア釣り遠征の中で最もお金がかかるのが飛行機代。とは言っても昔に比べるとかなり安くなっています。最近はエアアジアなどのLCCでもう少し安く抑えることもできますが、LCCの運賃には受託手荷物(飛行機に預ける荷物)が含まれません。釣り竿や釣り道具で何かと荷物が多くなりますので、結局はオプション料金を支払って荷物を預けることとなり、JALなどの航空会社で行くのとそれほど変わらない金額になってしまいます。

と言うわけで利用する航空会社はJALとさせていただきます。JALは23kgまでの荷物を無料で2つまで(合計46kgまで)預けることができますし、エコノミークラスでも割と座席の足元はゆったりしていますので6時間以上のフライトでもそこまで苦になりません。ビールやワインも飲み放題ですし・・(笑)

調べてみたところ、ゴールデンウィークの5月2日~5日の日程で予約をすると大人1人あたり往復で85,700円(運賃76,000円 + 税金・サーチャージ9,700円)でした。これはゴールデンウィークの金額なので普段より少し割高になっています。ちなみに普通の平日だと大人1人あたり往復68,000円ぐらいですかね。

飛行機に竿を預けることができるのか不安な方も多いと思います。特に海外では荷物をぶん投げられるなど雑に扱われることがあったりしますので、専用のロッドケース(バズーカ等)などでしっかり守りましょう。ちなみに最近私は海外遠征に便利なパックロッドしか買わなくなりました・・。

ホテルにいくらかかる?

マレーシアのホテルはめちゃくちゃ安いです。日本で1泊6,000円ぐらいするようなごく普通のビジネスホテルの部屋でも、マレーシアでは2,000円程度で同等の部屋を借りることができます。例えば以下のホテル。3泊4日でたったの7,500円です。Booking.comというサイトでホテルはたくさん見つかりますよ。こちらのリンクから予約されますと宿泊料金が2,000円OFFになります。Booking.com

ただしサービスもそれなり。朝食は付きません。きれいなベッドで寝れればいいという考え方であれば宿泊費は10,000円で十分。普通クラスのホテルに3泊4日泊まっておつりが来ます。朝食を付けたり、それなりのサービスを望むのであれば20,000円程度みておいてください。もちろん上を見れば1泊100,000万円以上するホテルもたくさんあります。

今回の遠征プランで重要になってくるのがホテルの場所です。3泊4日とは言え2日は移動でほとんど潰れてしまうので実質釣りができるのは2日間しかありません。そのため釣り場は3つに絞りました。どちらにもアクセスのいいクアラルンプール周辺にホテルをとってください。

現地での移動(レンタカー・ガソリン代・高速代)にいくらかかる?

日本に比べてホテルは割安なマレーシアですが、レンタカーは日本の料金とほとんど変わりません。むしろ保険(フル・プロテクション)をつけると日本のレンタカーよりも高いぐらいです。調べてみたところ、5月2日~5日の3泊4日で約10,000円

これに保険(フル・プロテクション)をつけると15,000円程度になります。フル・プロテクションというのは、普通の事故以外の事故(例えば窓ガラスが割られた、タイヤがパンクした、盗難にあったなど)のときに保険がきくというものです。フル・プロテクションをつけるかどうかは任意で選択可能。交通事故の際の保険はレンタル料に付いています。

マレーシアで車を運転するとなると国際免許証が当然必要になってきますので事前に用意しておく必要があります。>>取得方法はこちら

そしてスマホをカーナビとして使用できるように海外用のポケットWi-Fiレンタルサービスを利用されることをオススメ致します。これが大体5,000円程度。

マレーシアはガソリンが非常に安く、日本の約半額程度。おそらく3泊4日の釣り遠征で使うガソリン代は2,000円程度だと思います。そして高速道路の料金も激安。フルに活用しても1,000円程度でしょう。ということで、レンタカー代を含め現地での移動にかかる金額は全部で20,000円あればおつりが来る感じですね。

釣りにいくらかかる?

3泊4日の日程ですと実質釣りができる日程が2日間しかありません。そこで私なりに2日でマレーシアの釣り堀を満喫していただくために考えたプランが、1日目はNATURAL EXOTIC FISHING PONDで終日レッドテールキャットフィッシュを、2日目は午前中にLS Fishing Pondで1時間だけゴリアテグルーパー釣りし、午後からはKolam siakap jugra RM3で5時間程バラマンディ釣りをする。というものです。このプランで釣りにかかる金額は、

  • 1日目 NATURAL EXOTIC FISHING POND :8時間 200RM(日本円で約6,000円)
  • 2日目午前 LS Fishing Pond :1時間 100RM(日本円で約3,000円)
  • 2日目午後 Kolam siakap jugra RM3 :5時間 70RM(日本円で約2,100円)

これで十分にマレーシアの釣りを楽しめるかと思います。

食費にいくらかかる?

こればっかりは個人差があると思います(笑)マレーシアのローカル料理は日本人の舌には合いませんので、観光客向けのレストランで毎日外食をすれば合計10,000円以上かかりますし、現地の安いレストランであれば1食500円もしません。コンビニやスーパーなどで済ませるともっと安くもなります。

というわけで、余裕をもって3泊4日で10,000円もあれば十分に足りるんじゃないですか?っていうのが私の答えになります。

で、結局マレーシア釣り遠征にかかる総額は?

マレーシアでレッドテールキャットフィッシュとゴリアテグルーパーとバラマンディを釣る3泊4日の旅にかかる大人1人あたりの金額は、

  • 空港までの車での移動(ガソリン代・高速料金) 5,000円
  • 空港の駐車料金 6,000円
  • 飛行機の往復チケット 85,700円
  • ホテル 10,000円
  • レンタカー 15,000円
  • ポケットWi-Fiレンタル 5,000円
  • 現地での移動(ガソリン代・高速料金) 3,000円
  • 釣り料金合計 11,100円
  • 食費 10,000円

総額150,800円となりました。2人以上で行かれれば割り勘にできる部分もたくさんありますので120,000円程度に抑えれるのではないでしょうか。マレーシア釣り遠征でかかる料金の大半が飛行機代で、現地での滞在や釣りにはそれほどお金がかからないことがお分かりいただけたかと思います。

フィッシングガイドを付けると300,000円以上するマレーシアの釣り遠征も、自力で行けば意外と安く行けるんです。そして自力で行くのなんて何も難しいことはありません。海外での釣りは見たことのない魚が釣れる興奮もありますが、それ以上に全く異なる文化に触れたり、現地の人と接することで受ける刺激は素晴らしい体験になります。是非是非お金と時間を作って挑戦してみてください^^

フィッシングガイドを付けるメリット

ここまではフィッシングガイドサービスやツアーを利用せずに自力でマレーシアの釣りをすることを前提にお話させていただきましたが、フィッシングガイドを利用するメリットはかなり大きいです。と言うのも、この記事は2017年2月に書いています。

  • 年月が経って釣り場が廃業になっているかもしれない
  • 営業時間や定休日が変わっているかもしれない
  • たまたま臨時休業しているかもしれない
  • レンタカーで自走すれば当然事故や盗難のリスクがある
  • インターネットが不得意で飛行機やホテルの予約が難しい

など、自力での海外釣り遠征には様々な不安があります。フィッシングガイドサービスを利用することによって少なくとも上記のような不安は全て解消してくれるでしょう。せっかくお金と時間を作り満を持してマレーシアにやって来たはいいけど、上記のような理由で釣りができなかったともなればそのショックは計り知れません。料金は割高にはなってしまいますが、フィッシングガイドサービスを利用することで安心を買うという選択肢も一つだと思います。

何度も言いますがこの記事は2017年2月現在の事実をもとに作成しています。時代の変化によっていろいろと現地の様子も変わっているかもしれませんのであくまで参考程度にお考えください。自力での海外遠征は自己責任にてお願いいたします。

>>マレーシア旅行であると便利な持ち物(コンセント・充電器・Wi-Fi・鍵類)

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