台湾のバラマンディを釣ってみたくて飛行機とか宿とかガイドとか考えた

台湾でバラマンディを釣ってみたい！でも台湾へは一度も行ったことがないから要領が分からない・・。安心してください。私も一緒ですから（笑）この度、初めての台湾バラマンディ釣りに挑戦しようと思います。そのためにいろいろと調べながら試行錯誤してみましたので記録しておきます。

バラマンディ釣り掘はタイだけじゃなかった

先日、Facebookで友達になっている方の投稿で、台湾でのバラマンディ釣りのことが紹介されていました。最近タイでのバラマンディ釣りにハマってしまった私にとっては非常に興味がそそられ、ついついクリックして最後まで読んでしまったわけです。そのブログにはフィッシングガイドさんに秘密の養殖場（釣り掘）に連れて行ってもらったら釣れ釣れ釣れまくりの3桁釣果！という夢のような1日が綴られていました。

なんでも最近は台湾のバラマンディ釣りが人気のよう。タイと同じくバラマンディの養殖場がたくさんあるんだとか。

俺も行くしかない！釣りバカは当然こうなりますよね。アベレージサイズは40～50㎝。中には80㎝近い怪物も釣り上げられており、こんなパラダイスを放っておくわけにはいきません。私は釣り人は結局のところ大物を求める生き物だと思っています。どんな魚種を狙うにも共通して言えるのではないでしょうか。しかし今回は少し違って、ルアーフィッシングで100桁も釣ってみたいというのが強く、どちらかというと数釣りしてみたいという目的です。その中でサイズも混ざればいいなと。人生の中でルアーで100匹以上の爆釣なんて味わったことがありませんから・・。「飽きた」と言ってみたい。

台湾の釣り掘は詳細情報が出てこない

タイの釣り掘は世界的にも有名で、インターネットで検索すれば詳細情報が書かれた日本語のWEBサイトがたくさんで出てきます。釣り場の名前、住所、地図、電話番号、営業時間に至るまで簡単に知ることが可能ですので、比較的簡単に釣り場へ辿り着くことができます。しかし台湾の釣り掘に関しては詳細情報が書かれた日本語のWEBサイトがほとんど見つかりませんでした。出てくる記事には釣りの様子が綴られているだけで、釣り掘の名前や場所などは一切公開されていません。また「台湾 バラマンディ」と検索してヒットするWEBサイトの数も非常に少ないことから、まだまだ認知されていない釣りだということが伺えます。

それならなおさら行ってみたくなりました。台湾のバラマンディという初体験に今からワクワクしています。

現地フィッシングガイドに依頼するか否か

まず考えたのは現地のフィッシングガイドサービスを利用するかどうか。できれば自力で釣り場を探して釣りがしたいけど、インターネットで事前情報が出てこないとなると、向こうで釣り掘を直接探さなければならなくなる。ところがGoogle Mapの衛星写真で台湾を見てみると、いたる所に養殖場なのか野池なのか水溜りなのか分からないような池が・・。この中で釣りをしていい場所を探すとなると現地で会話ができなければ難しいと思います。よかれと思ってルアーをキャストしたら実は他人の養殖場だったなんてことは絶対に許されません。さらに私が台湾のバラマンディ釣りを知るきっかけとなったブログ記事には下記のようなことが書かれていましたし。

ガイドさんが連れて行ってくれる場所は普通の釣り掘りではなくバラマンディの養殖場なので、魚が全くスレていない。また頻繁に放流をおこなっているため、数・サイズ共に満足の釣果が得られる。ハードルアーをキャストすれば餌だと思って激しく食いついてくる。

そのような養殖場を自力でどうにか探すにはかなりの時間を要すると判断。今回はフィッシングガイドを利用することにします。

季節は？台風は大丈夫？

台湾は沖縄与那国島のすぐ近く。四季はなく年中温暖な気候です。雨季や乾季のようなものもありません。冬が嫌いな私にとっては嬉しい限りですが、沖縄と同じく毎年のように台風被害が大きな国です。

日本と同じで大体7月～9月は雨量も多めで台風が上陸しやすい時期とされているようです。そして10月～11月が暑すぎず一番過ごしやすいとのこと。というわけで今回の釣り遠征は、雨の多い7月～9月を避け、10月18日～28日の11日間の日程で台湾へ行く事に決めました。まぁ当然イレギュラーはあると思いますがその時はしかたがない。

飛行機選び

日程が決まればさっそく飛行機をおさえちゃいましょう。そんな時にたまたま目に飛び込んできたのはLCCジェットスターのタイムセールキャンペーンの広告。な、なんと国際線アジア路線が片道2,990円!? しかも燃油サーチャージ不要だと!? そんでもって桐谷美玲ちゃん可愛い！

半信半疑でWEBサイトへアクセスしてみると、名古屋（セントレア）- 台湾（台北）間の航空券が本当に2,990円で購入できました。ただ、釣り人の旅は荷物が多いのが常。＋4,000円で「ちゃっかりPlus」というオプションを付けました。これにより20kgまでの受託手荷物を預けることができます。ちなみに機内持ち込みの手荷物は7kgまで。それにしても大人2人で片道17,300円で台湾に行けてしまうとは・・往復たったの34,600円。1人の料金じゃないですからね。2人ですよ、2人。2人で台湾往復34,600円。破格です。

台湾までのフライトは3時間程度なのでLCCの狭い座席でもなんとか耐えられますし、機内食などのサービスは不要。そんな方はジェットスターお勧めです。ちなみに同じ日のJALの運賃を調べてみたところ、大人2人で往復93,540円でした。まぁ、こちらが適正価格だと思うのですが・・。ジェットスター安すぎやしませんかね？

ホテル選び

最初に言っておかなければなりません。飛行機選びミスりました。と言うのは、台湾の国際空港は台北（桃園）と高雄の2つあり、利用する予定のフィッシングガイドが指定する集合場所は高雄国際空港に近い台南付近だったのです・・。ジェットスターでは台北のみの運航となっているため、てっきり国際空港が台北しか無いんだと思っていました。ただ単に高雄空港への便がないだけだったんですね・・。JALではどちらの便もありました。

というわけで、私はフィッシングガイド指定の集合場所から一番離れた場所にある空港に降ろされることになりました。

この際なので台北観光もしていきますか。映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなったとされる「九份」が近くにあるようですし。

ということでイレギュラーなミスもありましたが、プランがざっくりと決まりました。11日間の旅を8日と3日に分け、最初の8日を台南でのバラマンディー釣りに、残りの3日は台北観光にあてたいと思います。なので現地での活動拠点とするホテルを2つ探さなければなりません。台南周辺のホテルで7泊、台北周辺のホテルで3泊。

海外遠征の宿探しはいつもBooking.comで予約しています。このサイト、地図からホテルを検索できるのが本当に便利。こちらのリンクから予約されますと宿泊料金が2,000円OFFになります。→Booking.com

台湾のホテルの相場観が全く分かりませんが、日本のホテルに比べると料金はかなり安めな感じです。台南での7泊は、台南市中心部にあるWehome Motel（ウィーホーム モーテル）に宿泊することにしました。大人2人で一部屋1泊10,000円という料金設定でなかなかゴージャスな感じです。まぁでもちょっとラブホっぽい雰囲気があるな・・。

そして勘違いで台北の空港着の飛行機を予約してしまったばっかりに、残りの3泊は台北にホテルを取るはめに。有名な九份あたりをぶらぶらとしてみます。台北のホテルは一風変わってロッジのような雰囲気の可愛らしいホテル、Sunny Room（サニールーム）。九份まで歩いていける立地なのにも関わらず、レンタカーを停めておける無料駐車場があるところがポイント。部屋からの眺めも絶景です。

レンタカー選び

着々と計画が整ってきました。続いて台湾での足となるレンタカー。できることなら適当に車を走らせて野池や川を見つけては釣りをしたいため、今回の旅では必須。もしかしたらバラマンディ以外の怪魚なんかも釣れたりして。※台湾で運転するには国際免許は不要ですが中国語翻訳文を携帯する必要があります。詳しくはこちら。

レンタカーはRentalcars.comというサイトで手配します。基本的に台湾では軽自動車は無いらしい。ということでセダンタイプを選択。これより小さな車種が選べませんでした。料金は11日で69,156円と日本より高めです。ホテルは安いのにレンタカーが高いですね。

フル・プロテクションというのは、

• レンタカーの外装、メカニカル部品の損傷に対する請求。以下を含む： ボディーワーク、屋根、車体下部, ウィンドウスクリーン、窓、ミラー、鍵, ホイール、タイヤ、ハブキャップ、エンジン、クラッチ、バッテリー
• 営業保証料（車両修理中に貸出ができない為、それを補償する費用）
• 故障や事故によるタクシー代や牽引費用車内に鍵を入れたままロックした場合や鍵の紛失に伴う費用
• 車両の盗難保険ポリシーに基づいてレンタカー会社に請求する費用
• これらに関係するレンタカー会社の事務手数料

が無料になるというもので、言わば保険ですね。日本国内でレンタカーを借りる際は付けませんが、海外では必ず付けるようにしています。話が通じない国で何かあったら怖いですから。

海外用のレンタルポケットWi-Fi

これも忘れてはいけません。海外用のポケットWi-Fiレンタルサービス。ホームページから予約をしておくと、出発当日の空港で手渡されます。これがあるだけで異国での車の運転が難なくなりますからね。スマホのGoogle Mapをカーナビにすることができます。また、何かに困ったときにもいつもネットに繋がる環境があるだけでかなりの安心感がありますし。

とりあえずこれだけ用意しておけばOKでしょうか。あとは当日を待つのみ！というわけで台湾のバラマンディに初挑戦してみますので、また釣果など報告しますね。

追記：台湾でのバラマンディ釣りに使用するタックルについて考えてみました。

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