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2020-02-16

ピーコックバスに憧れてアマゾン川で釣りキャンプしたけど、なにこれ最高

私はこれまでアジア諸国での釣りは頻繁にしてきましたが、アマゾン川ともなるとアジアへ行くほど気軽なものではありません。地球の反対側まで行かなければならないので、お金と時間(連休)が必要となります。ちょっと敷居が高いな・・と思っていました。しかし、YouTubeを通して知り合ったブラジル人YouTuberのオジマさんとの出会いをきっかけにとんとん拍子で話は進み、2019年12月に夢のアマゾン釣行が実現してしまいました。

憧れのアマゾンは本当に素晴らしいものでした。まさに釣り人の楽園。

今回は「初めてのアマゾン釣り遠征を終えて」と題して、あの最高の1週間を振り返ってみようと思います。これから初めてアマゾンで釣りをするという方にとって少しでも参考になることがあれば幸いです。

大アマゾンのために入念に準備した

アマゾンってどんなイメージがありますか?私にとってのアマゾンはナショナルジオグラフィックなどの番組でしか観たことがなかったので、孤立部族やするどい牙・猛毒を持った危険生物がうようよいるような危険な場所というイメージしかありませんでした。さらに今回のアマゾン遠征はジャングルの奥地で8日間キャンプするという内容です。キャンプ地では何があるか分かりませんし、何か忘れ物をしても購入することができないので入念な準備が必要です。

病気や万が一の事故から身を守るために

部族や大きな動物はまだしも、蚊や虫などの小さな危険生物に襲われる可能性は非常に高そうです。特に怖いのは蚊による感染症。

黄熱病や破傷風など最悪の場合死に至る病気にかかる可能性があるという話を聞き、先生と相談しながらアマゾンで釣りをするにあたって最低限必要な予防接種を受けることにしました。

そしてマラリアの予防薬(12,000円)も購入し、さらに海外旅行保険にも加入しました。予防接種やマラリアの薬に関してはそれぞれ保険が適用されませんので、これだけでも合計70,000円近くかかりました。海外旅行保険も合わせると90,000円近いです・・。少し痛い出費でしたがこれらは自分の命を守るため、そして家族や同行者に迷惑をかけないためにも必ず必要だと思います。

ピーコックの強烈な引きに対応できるタックルが必要

ピーコックバスという最高のターゲットを狙ったルアーフィッシングを楽しむためにも、強いタックルは必須です。

まずは竿ですが、旅をより身軽で快適にするためにも今回は全ての竿をパックロッドで揃えることにしました。スーツケースに加えて長いロッドケースを持っていくとなると様々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。飛行機での預け入れの際に超過料金を請求されたり、そもそも預かってもらえない航空会社もあったり。さらに海外は荷物の扱い方が雑なこともあるので長いロッドケースでの運搬はロッドを破損してしまう恐れも少なからずあります。そして飛行機の預け荷物をスーツケース1つにまとめることでロストバゲージの可能性を少しでも減らせ、現地での移動も楽になります。いろいろと考えるとパックロッドというのは絶対条件でした。

今回私が用意したロッドです。

リールはこちら。

ピーコックバスにPE5号は太すぎでは?と言われることがありますし、確かに普通に釣る分には太すぎかもしれません。実際にPE3号でキャッチする方もいます。しかしピーコックバスの釣りを実際に経験してから「5号でよかった」と思いました。その理由は、大物がかかった時はかなりの確率でブッシュの中に一旦は突っ込まれてしまうからです。もちろん水位の状態によっての話ですが、増水時はかなりの確率でまかれてしまうと思って間違いないです。

ピーコックバスの初速はもの凄く、全く止まらず一気に突っ込まれます。そんな時でも5号もあれば強引に手で引っ張ろうがラインが切れることはまずありません。現に3号を使っていた同船者は同じような状況で何度か切られています。ただ、時には60mm程度の小さなルアーにしか反応しないような日もあるため、そういったルアーを扱うとなると5号ではちょっと厳しいのですが・・。

ルアーは好きなものを使えばいいと思う

せっかくアマゾンで釣りをするんだからブラジルルアーで釣りたい!私はそう思っていたので、現地に到着した初日にブラジルのルアーショップに行きたくさんのルアーを買い込みました。その時の様子は ブラジルのルアーショップに行ったら現地のトレンドが分かった をご覧下さい。

現地のトレンドなのか、陳列されたルアーのカラーはほとんどが白・黄色・赤のベタ塗り。日本人はよりリアルなカラーやデザインのルアーを好むのか、日本の釣り具屋に陳列されたルアーのほとんどが顔や鱗の模様の細部まで拘ったデザインのものが多く、ベイトフィッシュに限りなく近づけようとする傾向にあると思います。

しかしブラジルで見たルアーのほとんどがベイとフィッシュの見た目に寄せる気は全くないと言った感じ。オモチャみたいなルアーを使ってアクションや音でバイトを誘発するという発想はそれこそルアーフィッシングの醍醐味なのかもしれません。

私は現地で調達したブラジルルアーを主に使用しましたが、正直なんでも釣れると思います。日本のルアーでも普通に釣れます。現に日本人6名で行った2度目のアマゾン遠征ではほとんどの方が日本のルアーを使っていましたし、カラーもリアルカラーやグリーン、ブルーと様々でしたが、普通に釣れていました。さらにビッグベイトやアラバマリグなど様々なルアーで釣れています。そこまでルアーの種類やカラーに拘る必要はないのかな?というのが正直な感想ですが、フックだけは強いものに交換したほうがいいと思います。今回私が使用したのは以下2種類。全く伸ばされることもありませんでした。

それよりもなによりも、アマゾン川でピーコックバスを釣ってみて痛感したのですが、キャスト精度だけは絶対に必要です。重要なことなのでもう一回言っておきます。キャスト精度マジで必要です。「ここに決めたい」を決められれば釣果が上がるのは間違いないと思います。日本の場合って、ナイスキャストが決まってもそこに魚が居ないじゃないですか汗 アマゾンは居ますよ。サイドキャストでオーバーハングの下に入れたい。オーバーヘッドキャストで対岸ギリギリのココに決めたい。これは練習しておいたほうがいいと思います。

その他、アマゾンへ私が持っていった持ち物リストが参考になれば幸いです。

80時間?の大移動

入念な準備を行なった私は夢のアマゾン釣行に向けて家を出ました。そこからがとにかく長い長い。

  • 自宅 → 中部NGO(1時間30分)
  • 中部NGO → 成田NRT(1時間)
  • 成田NRT → ドーハDIA(12時間30分)
  • ドーハDIA → サンパウロGRU(16時間)
  • サンパウロGRU → マナウスMAO(4時間)
  • マナウスで1泊(12時間)
  • マナウス → 車で港へ(5時間)
  • 港 → 船で田舎町へ(1時間)
  • 田舎町で1泊(15時間)
  • 田舎町 → ボートでキャンプ地へ(5時間)

飛行機のトランジットを含めると最終目的地であるキャンプに辿り着いたのは私が家を出てから実に4日後でした。時差があるので実際にはもう少し早く着いていると思いますが、どっちにしても本当に長かったです。エコノミークラスの飛行機に30時間以上座っていなければなりませんし、車での移動も道が悪い・・。アマゾンでの釣りは最高ですが、この移動だけは最悪です。帰りも全く同じ時間がかかると思うとゾッとします・・。

圧倒的秘境!アマゾンの奥地で8日間のキャンプ

なにはともあれ大きな事故や怪我もなく無事にキャンプ地に辿り着きました。見たことも無い大自然の中にこれから私達の釣りの拠点となるキャンプがポツンと。最高!インターネットは繋がらないので基本的に釣りをしている時意外は毎日やることがありませんが、目の前のアマゾン川で小物釣りを楽しむなど、大自然を満喫できました。

キャンプ地はもっと草がボーボーの所にテントを張るだけの簡易的なものだと思っていましたが、足場はしっかりと土で固められていて雑草もなく、大きな屋根や棚、そして水洗トイレにシャワー(アマゾン川の水を汲み上げるだけのもの)まで設置されていて、想像より数倍快適。

毎日19:00~22:00までの3時間だけは発電機をまわしてくれるのでカメラ等の充電もできます。

そしてご飯は毎日3食ガイドが作ってくれます。これがまた美味しいんです。朝は簡単なハムサンドとコーヒー。昼と夜はほぼ毎日ステーキでした。カップラーメンなどを持って行けばお湯は沸かしてくれます。

こんな大自然の中でのんびりとした時間を過ごしながら毎日釣りができて本当に言うことありません。ただ問題は寝るときでした。固い地面の上にペラッペラのテントを張っているだけ。そこに寝袋を敷いて寝るのですが、地面が固くて寝心地は最悪・・。発電機が止まると真っ暗で、聞いたこともないような動物の鳴き声が聞こえてきます。さらに虫の侵入は当たり前。虫と共に一夜を明かす毎日でした。でもそんな状況も時には楽しいもので、今となってはとても素晴らしい体験をさせてもらったと思っています。

アマゾンのピーコックバスは至高のゲームフィッシング

初めてアマゾン川にルアーをキャストした時のあのワクワク感は今でも覚えています。テレビの中でしか見たことがなかったあの景色が目の前に広がっていて、いつでも好きな所にルアーをキャストすることができる幸せ。毎キャスト釣れる気しかしません。そして本当に何かしら釣れてくれます。小さなピーコックバスは元気にルアーを追いかけてくれるし、タライーラやピラニアといった外道もそれはそれで嬉しい。そして時に混じるビッグワン。楽しすぎ・・。

ハードルアーを投げてこんなにも釣れる気しかしないのはタイの養殖池ブンマーポンド以来でしょうか。ここは養殖池でも釣り堀でもありませんが、アマゾン川の魚影の濃さは釣り堀以上なんじゃないの?と思ってしまうほど。「あっ、アマゾンってルアーフィッシングを純粋に楽しめる場所なんだ」って思いました。

ピーコックバスの何が凄いかって、なんと言ってもド派手なバイト。ジャークベイトに食ってきた時はロッドごと持っていかれそうになるぐらいガツンときますし、トップに出てくるときはドキッとするぐらい本気で食ってきます。

そしてパワフルな初速。船縁に寄ってきてからは何度も何度も突っ込みます。それがたまらんのです。

今回の釣行ではMAX74cmと、80cmオーバーの超大物を見ることができませんでしたが、私はピーコックバスに魅了されてしまいました。いや、むしろアマゾン川での釣りに魅了されてしまっただけなのかもしれません。このような素晴らしい経験ができたのは全てオジマさん、同行してくれたメンバー、そして2週間の留守中も家のことを全てやっていてくれた奥さんのおかげです。本当にありがとう。

初めてのアマゾン遠征の様子はYouTubeで公開しています。#1~#19までありますので、是非YouTubeでご視聴ください。→アマゾンでの釣り動画一覧はこちら

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